2014
Jun
16
2
自分で作ってないから、どうでもよくなる。
左官の仕事をしている友達とバーに行った。
左官って壁塗りです。
友達は土方の格好です。
ダボダボのぶっといニッカズボンにねじりハチマキ。
BARですぜ。
BARに入るのにそれで行くのかよ。
実は私が誘ったわけではない。
ニッカズボンから「おしゃれなBARを見つけた」と誘われたのだ・・・・・
左官って壁塗りです。
友達は土方の格好です。
ダボダボのぶっといニッカズボンにねじりハチマキ。
BARですぜ。
BARに入るのにそれで行くのかよ。
実は私が誘ったわけではない。
ニッカズボンから「おしゃれなBARを見つけた」と誘われたのだ・・・・・
入ったら、それはそれはおしゃれなBARだった。
はっきり場違いな格好で、バナナフィズを頼む。
生中と焼き鳥、ありませんか?って格好でさらにチョコレート。
「おいおい、またなんで、お前がこんなおしゃれなBARを知ってるんだよ?」
「いや、ここの壁、俺が塗ったんだよ、しかもタイルも貼ったんだ。どうだ見ろ、すごいだろ?ここだ、ここ!この部分は狭くて角度があってむずかしいんだ」
「お、おう、きれいだな・・・」
「だろ?この薄暗いBARでも、目立たせない白!いやぁ、いい仕事した。満足の仕事でお前に自慢したかった」
このなにげない壁。
言ったらBARの1部。
だけど自分で作るとこんなにも詳細に生き生きと話す。
これは俺がやったと。
友達の笑顔も最高で、まさに生きてるぜって顔をしてる。
さて、ここで火の玉の気づきとあなたへの問い・・・
自分の人生、自分で作ってますか?
自分で作ってないから、つまらないんだよ。
どうせ俺なんか、このままやってもレギュラーになれないじゃん。
なにげなく、会社に行ってなにげなく仕事して、上司に少し怒られて、ごますっって「おっ時間だ」ってことで帰る。
学生さんなら、適当に先生の話を聞いてるふりをして、チャイムが鳴ったら「おし」。
友達とくだらない話をしてチャイムが鳴ったら「はあ」席に座る。
この先もとりあえず、決まったレールを歩いておけばいい。
こんな誰かに任せた人生。
見て!俺の人生。ここでこうなって、このときはこうやって切り抜けた。
イヤッハ、楽しいよ。
そんで病気になって、もう治らねえって。
がんけん痙攣なんてかっこいい名前までつけやがった。
だけど見てろよ。俺はこいつを美談にする。
こんなもんで俺の視点が下がるかー。
なめんな神様!
俺の不幸は俺が決めるんだぜ。
そうやって自分で作り上げていれば、何があっても楽しい。
だけどぼ~~~っとしてても1日が終わるから、誰かに任せておくとすごく楽。
私事ですが、最近、病気が治ってきたんです。
顔がぐちゃっと固まってしまうのが、自由になってきた。
少し自信がついてきて、左官の友達のように少しだけ自慢したくなったんです。
私は何かのために、がんけん痙攣を引き受けた。
目的があってそうなった。
全部、自分で決めたことです。
そして少しづつ離れていく。
これが離れたら、次は何が来るのやらと思ってしまいます。
宇宙はバランス。
何かを押し出せば、必ず跳ね返ってくるらしい。
何でも来い。
全部、引き受けて自分で切り開き、自分で作り上げる自信がある。
BARの壁は自分で作らなかったら、きっと目にも入らない壁なんです。
だけどそれは自分で作ったものだから、あなたの中できらきらと輝いている。
今日、この瞬間から、あなたは何をやるの?
あなたは今日この人生で何を作る人なの?
これが見えたら、それが何であれ、あなたは自分の支配のもと人生を輝かせることが出来る。
俺がこの仕事をしたくてしてるんだ。
俺がレギュラーになる男だ。笑いたい奴は笑ってればいい。でも俺はレギュラーになってしまう男だ。
俺がそう決めたから、間違いない。
先生が授業をしに来てるんじゃない。俺が呼んだんだ。
聞きたくて聞いている。
自分で作り上げるには言葉が必要。
言葉はエネルギーです。
あなたがどんな状況でも出す言葉が前向きな言葉ならば、あなたはエネルギッシュな人になる。
言葉が変われば人生が変わる。
お後がよろしいようで。
ありがとうございました。