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走り込みの意味とは?

kage

2015/11/19 (Thu)

素振りと走り込み・・・

素振りをやると打てるのはわかります


ただ走り込み、走り込みをしまくると何が強くなるのか教えてください。

細い腕で、とんでもない球を投げている彼らは、やはり走り込んだからでしょうか?







火の玉至極のメッセージ・・・





疑問に思い、その意味を知りたいときに簡単な方法があります。


自分で試し、経験してみるのがひとつ。

だけど、それじゃあ80年あっても足りないから、もう一つの方法をお勧めします。


それをやった人を見る。



例えば、酒をたくさん飲んで、「俺は太く短く、今を楽しむんだー!」って遊んでいた人を見る。

50歳の今でもお酒が大好きで、飲みまくるわけです。

健診で引っかかり、糖尿病。

これでも良ければ、これをやればいい。





もっと具体的な例を書きましょう。




仕事、仕事、仕事で生き抜いて定年を迎えた。

家族のために頑張った。

老後は二人でのんびりとなんて考えていたら、最愛の妻はガンで先に行ってしまい一人。

息子夫婦が一緒に住むが、息子の嫁と合わずに別居。

それから7年、ひとりで暮らし、最後を迎える。

人生なんて思い通りには行かないよ。



あなたは幸せでしたか?



ここに笑って「はい」と言える人生にしたいですよね。




そういう一人一人の物語を真剣に自分と置き換えることで、今何をするべきかが、わかったりします。




走り込みをしたら、どうなりますか?って質問でしたね。



工藤公康、山本昌、桑田真澄に近づく。


私たちは、凡人です。

あそこまで行けないにしても、あなたが投げたくて仕方ない120キロぐらいは出せます。









まずは土台、基礎から・・・





家は基礎がしっかりしてないと倒壊します。

土方のおじさんが言ってました。


「パナホームの基礎は、ほかの会社の倍、下に掘るんだよ。だからパナホームから仕事が来ると大変だよ」


基礎が違う。

だから高い。

それでも頑丈だから、顧客は減らない。




スポーツも同じです。

あれやりたい、これやりたい、もっと動けるようにとたくさんを求めるけど、何一つ出来るようにならないのは、基本が足らないからです。


気の遠くなるような積み重ねを毎日した人だけが、その技を自由に使える権利を獲得するんです。



走り込みは、投げるため、打つため、守るための土台であると考えてもらっていいです。


そこから技術が加わるのですが、基礎がしっかりしてないとそれは、やりたくても出来ない。

出来る体に鍛え上げておく。


これ別に野球だけじゃないでしょう。

どの球技でも、走ってない人が上手いという事例はない。


基本、どこまでも軽々走れる人ですよね。









さてここからが本題だ!私は結末を知っているから教えよう・・・







ここからは失敗談なので、堂々と先生目線で語らせてもらいますので、ご理解の上、お読みください。



走り込みをしてない人間を私はひとり知ってるので紹介しよう。



それは・・・・・私だっ!


高校まで部活をやった。

知っての通り「野球部って、なんであんなに走ってるの?」の群衆の中に私はいた。

走らされた。

タイヤも引いた。

こんなことに意味はあるのだろうか?


そう思いながら、日々、走らされた。


高校を卒業して社会人。


草野球デビューだ。

走り込み?


やるわけないじゃん。


つらいし、だるいし、汗かくし。

そんなことしなくても、俺はうまいのよ。


そうやって毎日、繁華街を飲み歩いた。

夜勤明け、そのまま野球のときは、すき屋で注文するものは牛丼と瓶ビール。


「飲んで行った方が調子がいいや」


そうやって半年が過ぎた。



投球練習が終わりプレーボール。

3球目だ。

ぴきーん。

右ふくらはぎがつる。



うそだろ?

まだ3球だぞ。



そこから2アウト。

だましだまだしのピッチング。

またしてもピキーーーン。


左ももがつる。

そして右もも。

左のケツ。


1回の表で私のマックス102キロ。

終了のブザーが鳴った。



その後、バットは振れるぜって打席に立つ。


一振りだ。

右ふくらはぎ、左ももがつり、振れなくなった。



仕方ないので「風格」のみで四球を取った。

風格とは、いかにも、こいつはやべーという構えだ。

一つ間違えれば、打たれる。

そんな恐怖を与える目つきと構え。

これで投手がびびって四球を出すパターンはよくある。


もはや私のコマンドで発動できるのは「風格」のみ。


風格そのままに1塁へ。


初球、効果音が鳴ったのではないだろうか?

スパンっ!完璧なスタートだ。

煙を立ててその場から消えるロケットスタート!



もう、おわかりだろう。


交代を告げられて、ベンチで足のマッサージを受ける私がいた。

1回の裏である。




まだあるぞ。

飲み屋での値段交渉が完璧になればなるほど、私のスタミナは日々なくなっている。


2時間しか寝てねーよ。

粋なセリフを言ったあと、私は打席でかっ飛ばした。


外野を抜ける。


外野がもたつく。


ごーごーごーーー!


2塁をまわり、3塁を蹴った。


韋駄天、火の玉は誰にも止められないっ!



3塁途中で、もつれて転ぶ。


気持ちだけが前へ行き、足から崩れる。


リレーで転ぶおっさんの気持ちがわかった。


アッパーを喰らい、腰から砕ける感覚に似ている。


何とか立つ。



相手キャッチャーが追いかけてくる。


逃げる私。



暴投!


またホームへ。


そしてホームまで行けずに倒れる。



笑い声が絶えない。



しっかりと聞こえた爆笑の連打。


私の時間である。


だがわかってほしい。


私は笑わせたいのだ。


決して笑われたいのではない!


カバーのレフトが間に合った。



再びボールはホームへ。



キャッチャーが来た。


何とか立ち上がり逃げる。




暴投・・・




わざとか?この人、ここで天丼を使ってくるとは、やり手すぎるだろ!



私は再びホームを目指す。


今度は行ける!


ホームまであと5歩。



転んだ。
天丼ではない。

私は本気だ。



「もういいよ!腹がよじれるっ、許してくれ、わぎゃはははは」

「コントかよ」

「ダメだ、笑いすぎた、限界だ」



あと5歩だ。

ほふく前進でホームへタッチ。


泥まみれのホームラン。



この経験から、教えておこう。







走らないとこうなるぞ!






気を付けよう。



土台が完璧で技術がつくと、それはそれは素晴らしい打球、送球、ベースランニングが出来る。


だがそれをやるためには、それを自在に使いこなす筋肉が必要なのだ。


土台が出来ずに、先の技術を求めるなら、私のようになる。


2,3回その力を発動させて終わりなのだ。


もう使えない。


倒れて、あとはひたすら笑われる。



どっちかがあってもダメ。


両方必要だ。



とりあえずは素振りと走り込み、壁当てなのだ。


走り込みをしないと、それをやりたくても出来ない。


走り込みまで行かなくてもジョギング程度で十分だ。


私のようにならないように、あなたの幸運を祈っている。


さようなら。


ありがとうございました。
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