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声の出るチームにしたい

kage

2017/05/08 (Mon)

ノックを受けているときに事件は起こった。

落球をしたのだ。

「ドンマイ」

・・・

・・・

・・・


しばらく時間が経過して状況を飲み込んだ私は言った。



うるせえんだよ、てめえ!




なぜ、うるせえが出てしまったかを教えよう。



ドンマイを言った人間だ。

草野球を始めて5年間ヒットなし。ポジション仕方なくライト。人数がいればベンチという落球王子からのドンマイ。


ドンマイ・・・意味はドントマイン(気にするな)。


落球を最も気にして練習をしなければならない男からのドンマイは、当時22歳の尖った私を切れさすには十分な声掛けであった。



ここで教訓を教えよう。


初心者は声を出せない。


私ごときが声掛けをしていいものなのか?と問いかけているのだ。

エラーをして迷惑をかけている私に励まされる投手は、とても痛い奴だと勘違いされ切れさせてしまう。


なので初心者は黙る。


声は出ない。



出したとしても、相手を切れさせてしまう経験をしているのだ。


結果として「ナイスボール」「ナイスキャッチ」「ナイスバッティン」

この3つを発して試合終了することになる。



今回の質問だ。



練習だと皆元気よく活気があるのですが、試合になると皆大人しくなってしまい良いムードで戦えず実力を出し切れません。

キャプテンとしてなんとか盛り上げようと声を出すのですが上手くいきません。

なにか良い方法はないでしょうか?







ないと言っておこう。




もっと声を出せという話が出た。

答え「俺たちは、試合中にどんな声を出していいか、わからないんだよ」



もっと言おう。


ストレート、ストレート、2球見逃す。追い込まれる。

カーブ空振り三振。



私たち経験者から言わせれば、お前はバカか?と問いたくなる。

わからないのか?と。


しかし言われた。


「俺たちには、次にカーブが来ることがわからない」


微塵も頭に入ってないのだ。

きっとストレートと信じてる。

カーブかもしれないもない。


厳密に言えば、カーブなのもわかっていない。

区別がついてない。

振ってみたが当たらなかったという人がほとんどだ。


夢見る子供に見えてしまうが、打席に立っているのは、俺たちよりも年上のおっさんであり、何も考えずに三振を献上している。



そんな人間に何か言われようもんなら「うるせえ」となる。

わかっているから声は出せない。




私自身、娘がバスケットを始めたての時は、「オッケー」しか言えなかった。

エースの娘さんがファール(反則)をしてしまった時に「いいよ、いいよ」と言ってしまった時、お父さんに「今のは良くない」と娘さんが怒られてるのを見て、私は下を向き反省した。


無知は言葉を発せないという典型であった。









声を出せるチームとは・・・






一人一人が野球を知っていることに尽きる。

声を出して欲しければ、野球を教える+実力をつけてもらう。


初心者の練習参加率が高いのはなぜか?


試合より面白いからだ。

私たちからしたら想像もつかないが、「練習の方が楽しいです」と言われたことがある。


ボールを追いかけて、ただ取る。打つ。走るがいい。

プレッシャーにさらされて、ミスをして怒られるのは嫌なのだ。



ランナー3塁、素人。


犠牲フライが上がった。


タッチアップの準備ですね?


2歩から3歩、ベースから離れている素人がいた。


ベースにつけと怒鳴った。

結果は相手が落球をしてホームイン。



戻ってきた素人を怒った。

当時22歳、若い私を許してほしい。

お前は何やってんだ!


いや取ってから、戻ってベースを踏んで走ろうと思いました。


間に合わねえよ、バカヤロウ。


いや間に合いますよ。





その後の説教タイムは想像にお任せしよう。


38歳となった現在。


初心者は、私たちの想像を超えるぐらい野球を知らないということを知り、丁寧に教えている。


メンタル面に至るまでだ。


このブログもそうですね。


初心者がバカにされないようにという意味もある。

同時に経験者にも事情を知ってもらい、一人でも多くのハッピーな人が増えるといい。









声の前に野球を知ってもらう・・・







ただ取れた。

ただ打てた。


それだけでなく、ストレートで次のストレートを振れたら褒めよう。

見逃したとして、3球目のカーブに当てるなり、見逃すという三振じゃなければ褒めよう。

4球目のインハイで三振したとしても、今のはピッチャーがいい的なことを言ってあげる。



とにかく時間が、かかりますよ。



私がバスケットで娘に的確な指示が出せるようになったのは、最近。

初めてバスケットを見てから6年、かかりました(笑)


センスの塊と言われてる私ですら、新しいスポーツを覚えるのは時間が、かかるのです。


声は出せません。


まず、どこがオッケーかもわかりませんからね(笑)



ナイスボール、ナイスキャッチ、ナイスバッティンを大きな声で言えていればOKです。

そこまで求め過ぎずに行ってよろしいんじゃないでしょうか?



それと声を出せない人も性格的にいます。

無理に出せなくても、チームは引っ張れます。


大事なのは野球を知っている私たちが、「その辺、飛んでいくよ」とか「もう少し前」とか「ここ集中しよう」という声掛けを全体ではなく、一人一人に掛けて行くことで、締まっていきます。

ベンチでも、一人一人と試合についての会話していくとチームが上がっていきます。


特にバッテリーでたくさん会話しているチームってやっぱり強いですよね。

ありがとうございました。
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