2014
Nov
28
11
チームを引き継いだ時に、ぐちぐち言われない方法。
代表をやってくれと頼まれた。
頼まれたのはいいけれど、いざやってみると前と何も変わらないないじゃないかっ!
前の代表がいちいち口を出してきて、あれはだめ、これはだめ、これはこうしろと・・・
だったらお前がやれー。
退くなら、ちゃんと退けよ。
キャプテン、監督、代表、部長いろんな呼び方がありますな。
まとめて代表としておきます。
新しく代表になって、「ああ、もう、うるせえな」って経験はございませんか?
あるよね。
1000%の確率でこれは起こります。
あなただけじゃないってことを教えておきます。
まあ、引き継ぐチームを見ていますとね?
お前、ぜんぜん引き継げてねえよ、監督お前のままじゃんって話は多いです。
俺の親父の話です。
1度監督を辞めたことがあるんです。
それで、暇つぶしじゃないけど、見に来たわけ。
何をしたか?
私服のまま、グランドに入って「タイム!センターとピッチャー交代っ」って言っちゃった。
審判に「あなたは誰ですか?」って突っ込まれる始末。
ここまでひどい人はいないと思いますが、言いたくなっちゃうんですよね。
前まで権限があって、辞めたばかりだとまわりが監督として扱ってくれちゃうから。
口を出させないコツ・・・
やっぱり、あなたが代表者なんだとまわりの選手にわからせることです。
連絡事項でも、「田中さん(前監督)ではなく、私、火の玉に必ず連絡してください」と徹底させる。
前任者に連絡が行くシステム壊すこと。
田中さんに連絡しましたと言われたら、それをわかりましたと承諾しない。
なるべく自分がやる。
助けてもらおうとか考えちゃダメです。
代表はあなたなのです。
前代表がやっていた、くそ大変な仕事を全部やる覚悟がない限り、口出しは無くなりません。
大会登録。
道具管理。
試合設定。
グランド取り。
練習。
出欠確認。
人集め。
助っ人の依頼。
忘年会の設定。
部費の管理。
道具やボールを買いに行く。
会計報告。
これらのことを一人でやってる人が多い。
上手く割り振る人もいますが、7割は代表者がやることになります。
選手にやってもらえるのは3割ほどだと思っていいです。
そんなにやってられないから、みんなが逃げるわけです。
内閣みたいなもんで、前にそういう3割の雑用をやってくれてた人もやってくれるとは限らない。
新しく、あなたを慕う人に頼むのが普通です。
前代表者だから、やっているという人が多くて、あなたならやらないと言う人だっています。
「俺も長年、道具管理していたけど、辞めさせてほしい」なんて言われることは、あると思ってください。
そこで結論・・・
嫁、姑なんです。
あなたに家業を継いでもらうなら、あれやって、これやって。
「火の子さん、なあに、この食器の洗い方っ!これじゃあダメだって言ったじゃない!」
これに解放されたかったら、姑の役割を無くすことです。
わたし、働いてるから、お母さんご飯お願いしますって嫁ならば、一生ぐちぐち言われちゃう。
前代表に何も言われたくなかったら、自分がちゃんと代表になること。
サポートとか考えてはいけない。
サポートはまた新しく、自分を慕う仲間で内閣を作ることです。
代表が口を出したら「それは池田にやらせます。田中さんは何もしないでください」
「それは俺がやりますので、田中さんはやらないでください。覚えられませんから」
選手が「田中さん・・・」ときたら、「田中さん、今、宮内はなんと?」
「おい宮内、田中さんはもう選手なんだ。これ以上負担かけさすな。俺に言えよ。やっとくから」
そんなあなたを見たら「任せてもいいかな?」って思うわけです。
前代表から「俺に言うな、火の玉に相談しろ」って言われるようになる。
そのかわり、大変だよ・・・
全部自分がやるんだから。
働いて、ご飯作って、洗濯して、子供の送り迎えしてだからね。
都合よく自分の思い通り、動いてくれる人がいるのなら、その人とは相当な信頼関係が築けているんですよね?
どこかに旅行に行ったら、おみやげを買ってきてるんですよね?
ちょっと出かけて、その人が旨いと言ったケーキ屋さんの近くを通るなら、買って行ってあげてますよね?
いつも気にかけている人じゃないと、サポートだけなんてお人好しがすることをしてはくれません。
だいたいは、姑のように、俺が作り上げたチームだから、お前もこうしろみたいな強制がある。
そしてそういう人だから、人も集まらなく勇退されたことに気がついておく。
関わるならば、あなたがどれだけ広い器で勝負できるかです。
どれだけの損を引き受けることが出来るかです。
そこから何人の選手があなたを認め、慕ってくれるか?
すべてあなたの次第。
そこで前代表者の愚痴が出るようならば、出席人数も変わらず、次の人へバトンタッチ。
そしてあなたは、同じことをする。
チーム引き継ぎの定義・・・
前の人間に手伝ってもらうなら、その人間の文句ややり方を引き受ける。
全部自分のやり方にしたいのなら、前の人間には頼まず、新しく幹部を作っていくことです。
新しく作れないということならば、受け入れる寛容なあなたに選手はついていく。
前の人がダメなのはみんな知ってます。
そのダメな人への対応を見られてることを忘れないで、笑顔で受け入れていく。
私の運営人生で見てきた結果、「怒らなくてよかったと思うことはたくさんあっても、怒ってよかったことは1度もない」
選手を締める意味で、強い口調で鼓舞するときはあります。
だけど、私は全部演技です。
心から怒っちゃいないんです。
意見も同じです。
今回のように「それ、迷惑です」って言おうか迷って、結局、言わなかったときのほうが、よかったって思うことが多い。
それはだいたい自分の誤解で、相手が俺を喜ばすために一生懸命やってくれているんです。
だからそれが、わかったときに、言わなくてよかったぁ~って思います。
代表者は忍耐ですか?
そうです。
ぐっとこらえることも代表者の仕事に入っていると私は思います。
ありがとうございました。
頼まれたのはいいけれど、いざやってみると前と何も変わらないないじゃないかっ!
前の代表がいちいち口を出してきて、あれはだめ、これはだめ、これはこうしろと・・・
だったらお前がやれー。
退くなら、ちゃんと退けよ。
キャプテン、監督、代表、部長いろんな呼び方がありますな。
まとめて代表としておきます。
新しく代表になって、「ああ、もう、うるせえな」って経験はございませんか?
あるよね。
1000%の確率でこれは起こります。
あなただけじゃないってことを教えておきます。
まあ、引き継ぐチームを見ていますとね?
お前、ぜんぜん引き継げてねえよ、監督お前のままじゃんって話は多いです。
俺の親父の話です。
1度監督を辞めたことがあるんです。
それで、暇つぶしじゃないけど、見に来たわけ。
何をしたか?
私服のまま、グランドに入って「タイム!センターとピッチャー交代っ」って言っちゃった。
審判に「あなたは誰ですか?」って突っ込まれる始末。
ここまでひどい人はいないと思いますが、言いたくなっちゃうんですよね。
前まで権限があって、辞めたばかりだとまわりが監督として扱ってくれちゃうから。
口を出させないコツ・・・
やっぱり、あなたが代表者なんだとまわりの選手にわからせることです。
連絡事項でも、「田中さん(前監督)ではなく、私、火の玉に必ず連絡してください」と徹底させる。
前任者に連絡が行くシステム壊すこと。
田中さんに連絡しましたと言われたら、それをわかりましたと承諾しない。
なるべく自分がやる。
助けてもらおうとか考えちゃダメです。
代表はあなたなのです。
前代表がやっていた、くそ大変な仕事を全部やる覚悟がない限り、口出しは無くなりません。
大会登録。
道具管理。
試合設定。
グランド取り。
練習。
出欠確認。
人集め。
助っ人の依頼。
忘年会の設定。
部費の管理。
道具やボールを買いに行く。
会計報告。
これらのことを一人でやってる人が多い。
上手く割り振る人もいますが、7割は代表者がやることになります。
選手にやってもらえるのは3割ほどだと思っていいです。
そんなにやってられないから、みんなが逃げるわけです。
内閣みたいなもんで、前にそういう3割の雑用をやってくれてた人もやってくれるとは限らない。
新しく、あなたを慕う人に頼むのが普通です。
前代表者だから、やっているという人が多くて、あなたならやらないと言う人だっています。
「俺も長年、道具管理していたけど、辞めさせてほしい」なんて言われることは、あると思ってください。
そこで結論・・・
嫁、姑なんです。
あなたに家業を継いでもらうなら、あれやって、これやって。
「火の子さん、なあに、この食器の洗い方っ!これじゃあダメだって言ったじゃない!」
これに解放されたかったら、姑の役割を無くすことです。
わたし、働いてるから、お母さんご飯お願いしますって嫁ならば、一生ぐちぐち言われちゃう。
前代表に何も言われたくなかったら、自分がちゃんと代表になること。
サポートとか考えてはいけない。
サポートはまた新しく、自分を慕う仲間で内閣を作ることです。
代表が口を出したら「それは池田にやらせます。田中さんは何もしないでください」
「それは俺がやりますので、田中さんはやらないでください。覚えられませんから」
選手が「田中さん・・・」ときたら、「田中さん、今、宮内はなんと?」
「おい宮内、田中さんはもう選手なんだ。これ以上負担かけさすな。俺に言えよ。やっとくから」
そんなあなたを見たら「任せてもいいかな?」って思うわけです。
前代表から「俺に言うな、火の玉に相談しろ」って言われるようになる。
そのかわり、大変だよ・・・
全部自分がやるんだから。
働いて、ご飯作って、洗濯して、子供の送り迎えしてだからね。
都合よく自分の思い通り、動いてくれる人がいるのなら、その人とは相当な信頼関係が築けているんですよね?
どこかに旅行に行ったら、おみやげを買ってきてるんですよね?
ちょっと出かけて、その人が旨いと言ったケーキ屋さんの近くを通るなら、買って行ってあげてますよね?
いつも気にかけている人じゃないと、サポートだけなんてお人好しがすることをしてはくれません。
だいたいは、姑のように、俺が作り上げたチームだから、お前もこうしろみたいな強制がある。
そしてそういう人だから、人も集まらなく勇退されたことに気がついておく。
関わるならば、あなたがどれだけ広い器で勝負できるかです。
どれだけの損を引き受けることが出来るかです。
そこから何人の選手があなたを認め、慕ってくれるか?
すべてあなたの次第。
そこで前代表者の愚痴が出るようならば、出席人数も変わらず、次の人へバトンタッチ。
そしてあなたは、同じことをする。
チーム引き継ぎの定義・・・
前の人間に手伝ってもらうなら、その人間の文句ややり方を引き受ける。
全部自分のやり方にしたいのなら、前の人間には頼まず、新しく幹部を作っていくことです。
新しく作れないということならば、受け入れる寛容なあなたに選手はついていく。
前の人がダメなのはみんな知ってます。
そのダメな人への対応を見られてることを忘れないで、笑顔で受け入れていく。
私の運営人生で見てきた結果、「怒らなくてよかったと思うことはたくさんあっても、怒ってよかったことは1度もない」
選手を締める意味で、強い口調で鼓舞するときはあります。
だけど、私は全部演技です。
心から怒っちゃいないんです。
意見も同じです。
今回のように「それ、迷惑です」って言おうか迷って、結局、言わなかったときのほうが、よかったって思うことが多い。
それはだいたい自分の誤解で、相手が俺を喜ばすために一生懸命やってくれているんです。
だからそれが、わかったときに、言わなくてよかったぁ~って思います。
代表者は忍耐ですか?
そうです。
ぐっとこらえることも代表者の仕事に入っていると私は思います。
ありがとうございました。