なにかを変えるとき、めんどくさくならない方法

2014/12/01 (Mon)
新しくユニフォームを作りたい。新しくゲームシャツを作りたい。
背番号を変えたい。
まあ、こんな話が出ると、面倒になる。
反対派と賛成派がいるわけです。
デザインを決めるにあたって、皆の意見を聞いて決めますなんて話になると、ややこしくなる。
そんな経験はございませんか?
こんなとき、火の玉さんならどうしますか?
多数決にします。
過半数の意見が取れたら、法案成立!
こんなこと日本のトップレベルに頭がいい人たちが、やってることです。
逆に行ったら、これしかない。
全員の賛成が、獲れる法案はないことを知っておくことです。
なにをやるにしても、必ず反対派がいる。
簡単な話、忘年会の場所だって、「ここは嫌だ」と言う人は必ずいる。
だから、決まったことに関してはご理解くださいとするしかない。
投票しないという手もありますが、投票なしは人数にいれない。
とにかく過半数が正解。
世の中、そうなってるんです。
多数派が占めることが正解。
だから違うことを言ったキリストは、はりつけにされたのです。
あいつはおかしい奴だってなった。
自分より権力者がいる場合・・・
まあ、年上の人がいる場合はすべてです。
私たちって、なめられたくないのよ。
俺様に無断で何、勝手なことしてんの?ってなる。
トップレベルに頭のいい人たちだって、急にやるって言わないでしょ?
消費税、あげますよ~って報告から始まるんです。
報告して多数決して、そしてご理解くださいなんです。
だから「今度、これをやりたいと思っているのですが、やってもいいですか?」とお伺いを立てるのが正解。
その人のルールがあるのなら、もちろんそれも入れる。
「まあ、いいけど今時のだぼだぼのズボンはやめろよ」と言われれば、「わかりました」としていく。
個人的にやる前にご相談させてくださいって姿勢が必要なわけです。
それを忘れると「お前、なめてんの?わしは反対やでー!」ってなりやすい。
古株や権力者を抑えたら、初めて企画になります。
こじれても、謝って「この間は勝手に断りもなく、すみませんでした。実はもう聞いているとは思いますが・・・」とやり直さなければいけません。
めんどくさいですな(笑)
だから私、新しいことしません。
めんどうなので。
ここでは面倒な中で1番、めんどくさくならない方法を書きます。
答えも書いておけば、新しく何かをするということは、凄く面倒なことなのがわかります。
わかっていて挑戦してください。
なぜ、そうなるか?・・・
人は変化することが、嫌いなのです。
これはDNAに組み込まれています。
ふつうでいい。
魔法のランプを手に入れて、ジニーが出てきた。
願い事はなに?
「このままでいたい」と答えているのが、あなたです。
人間、そうなっていると覚えてください。
変わりたくない。このままでいいって思っている人に、「大丈夫ですよ」ってメッセージが伝われば、ほとんどの交渉は成立します。
変わることが心配なんです。
これをやることで、変わってしまうんじゃないか?
値段は?
時間は?
あの人はいいって言ってるの?
まわりに、ださいって言われない?
蛇にかまれない?
もしかして、俺が何かやることになる?
何も変わりません。ただユニフォームが新しくなるだけです。
値段が15000円。
お店には俺が行きます。
柏木さんも賛成してくれました。
デザインは多数決で決めます。多い意見の物を採用しますのでご理解ください。
候補は5個、こちらで出しますので選んでもらえればいいです。
無い場合は投票しないでください。
多数決で多いものになります。
蛇は出てきません。
あと、わからないことがあればメールしてください。
企画が決まって動きがあれば、必ず全員にメール連絡をする・・・
「俺は聞いていない」って、ひねくれさんが出ます。
簡単に言うと「何、勝手にやってんの?なめてんの?俺は反対やでー」
知っていることでも、あなたから聞かないと許せないわけです。
「俺は知らないよ。なにそれ?反対だね」ってなっちゃうわけです。
これは報告です。
賛否は聞いていない趣旨を伝えてください。
ここまで細かくやらないといけないの?
逆に聞きます。
それを怠ったから、こじれてるんじゃないの?
結局、すごくめんどくさい。
これが嫌だったら、新しく何かをすることは、あきらめよう。
あともう一つの方法・・・
強行でやってしまう。
今、あなたがやろうとしている方法です。
それでもいい。
辞める奴は辞めてしまえ!
さてさて何人がついてきますかね?
私はわかりません。
他人の幸せのために、新しいことをする。
自分の思い通りにしたいから、新しいことをするのは神様が認めていない約束です。
私がユニフォームを新しくした理由をお話しましょう・・・
チーム創立30年の古いチームでした。
当時、作った生地なので、ものすごく分厚い。
夏場は暑くて、しかも昔の生地だから、動き難い。
古い人は、みんな幽霊部員となってしまった。
若い背番号は永久保存的になり、今がんばっている人間が35番、36番、42番となってしまい一桁をつけさせてあげたい。
そういう意見もたくさん出た中で、喜ばれるためにやったことは、上手く行った。
そして何より、今回の内容は、無知だった自分がしてきた失敗です。
連絡を怠ったこと。
たぶん、いいと言うだろうという慢心。
古株の許可を取らずに話を進めて、ややこしくなった。
そういうことをして行かないと、私が出した方法のあと520倍めんどうになるのです。
「おい、火の玉。もしもあの人が金を払わないって言ったらどうする?反対らしいぞ」
うわっめんどくせ~。
そんなの知んねえよ・・・・なんて思いながら、「火の玉、ユニフォーム変えたい。なあ頼むよ。柏木さんと話してくれよ」
そんな頼まれごとを引き受けながら、「いいよ、わかった。やってみる」と言ってしまった自分に責任を持ってやった経験です。
逆に言ったら、強行することが出来ないから、この方法になったかもしれません。
1人1人からお金を取らないと成立しない以上、強行姿勢は取れませんでした。
話せばわかる!
どんな人でも、誰かにとっては大切な人。
そんな人を傷つける権利は私にはない。
家族を支えるために稼いでいる、いっぱいいっぱいのお金かもしれない。
どんなことでも、その人なりの理由がある。
それを聞いて、それでも皆のために、あなたのために、やらせて欲しいと頼むことです。
愛とやさしさと穏やかさ。
ときに熱く、勇気ある前進と変化をする人。
そんな人と過ごすことが楽しいのではないかと思います。
めんどくさいけど、前向きに、新しいユニフォームを作ってください。
ありがとうございました。
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Posted at 20:35:41 2014/12/02 by
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Posted at 00:46:36 2014/12/02 by
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