今年からリーグが1ランクあがってビビッている人へ

2015/01/16 (Fri)
リーグが1ランク上がって恐いです。恐ろしい打球が飛んでくるんじゃないか?
すごい早い球のピッチャーが来て、手も足も出ないんじゃないか?
恐いでょう。
足もふるえるでしょう。
こんなところに俺がいていいのか?
すげえ選手がゴロゴロいるんじゃないか?
とにかく上にあがると恐い。
ピーターの法則・・・
結局は最後は無能化するという話です。
例えば平社員で有能な人はリーダーになる。
リーダーで有能な人は係長。
その係長でも力を発揮するならば課長。
そしてその人間の限界が課長だったとするならば、課長として無能な上司ってことで収まるんです。
課長でも良ければ部長。
有能ならば、上がっていくし、上がるだけ上がったところで、限界が来たら、そこに収まって「あいつは使えない」って誰しもがなる。
これピーターの法則ってやつです。
野球も一緒です。
がんばって野球して行くと、チームのランクが上がるわけ。
やったー優勝だ!来年からBクラスだぜ。
そこでも強ければ、次の年はAクラス。
そこでもいい結果を出すならば、硬式や独立リーグ。
果てしなく、万年初戦敗退のくそチームになるまで、その歩みは止まらない。
チームだけじゃない、選手としてもチームで4番ならば、その力をもっと強いチームで試したくなる。
だから強いチームに入る。
私の場合ですが、そこで6番や9番を打ち、自分の限界を知ったわけです。
そのチームは、Cクラスの県準優勝まで行きました。
Bクラス、Aクラスとも練習試合や市長杯などを戦い、勝ったり負けたりしながら、自分はここまでって見つけたんですよ。
やっぱりふるえたし、恐かった。だけど順応した・・・
私がまだ、市の大会も優勝したことない頃です。
始めてDクラスを優勝したんです。
それでCクラスに格上げ。
千葉のルールは、Cクラスから優勝すると県大会、全国大会まである。
Cで優勝して始めての県大会。
各市の優勝チームが集まる大会です。
高校の夏2回戦敗退、強豪とは練習試合すらさせてもらえなかった草野球デビューの私が勝てるわけない。
だけどチームメイトは違った。
Aクラスとやったときもそうだ。
この人たちは名門にいて、上の世界でずっとやってきた人たちだった。
そこで有能な人たちと野球をやっていたら、自分も知らない間にその場所まで来ていたんです。
私の打撃、守備、走塁は通用した。
このときに私の心の条件が変わったんです。
「俺はどこのチームでも通用する選手だ」
今までは「上のチームでは通用しない選手だ」
全部、私が決める。最大の敵は自分のメンタル・・・
ここにいるほとんどの人は、「来週の相手は大阪桐蔭のOBチームだってよ」って聞いた瞬間、がくがくぶるぶる震えているんじゃないでしょうか?
勝てない。
コールドにされるだろう。
確かに勝てないかもしれない。
だけどやってみないとわからないのが真実です。
そして自分が打てるか打てないかも、打席に立って振ってみないとわからないんです。
それを、だめだ、三振する、どうしようになっちゃってるわけです。
高校2年の私は秋の大会、急に先発と言われました。
「俺が先発?先輩の試合で?いやいやいやいや」
試合当日、びびって縮こまって、投げたスローボールはパッキンパッキン痛打されて1回の表3失点交代(涙)
2回から好投して、勝ち投手になった選手に帰り際、言われた。
「じゃあな、初回3失点君」
くやしかったな、あのときは。
言った奴じゃないですよ。
縮こまった自分にむかついたんです。
ビビるのはしょうがない。
だけどせめて相手がなんであろうと自分の最高をぶつけようよ。
あなたには、その舞台に立つことが許されたから、そこに立てる。
平社員で無能ならば、無能な平社員のまま。
平社員で有能だからリーダーになったわけです。
自分が無能化するまで、ピーターに逆らおう!
腕を振る。
バットをしっかり振る。
いつもと同じタイミングで盗塁する。
この盗塁が1番ビビるんですが、すげえキャッチャーだと「ああ無理だ」となって走らないでしょ?
私から言わせると「行けよ!」なんです。
いつも走ってる奴が、今日は走らないでどうする?
縮こまって初回KOした俺みたいになるなよってことです。
くやしいから。
逃げた自分に、くやしくなるから。
お前の最高をぶつけろよ。
そして結果を見てみなよ。
火の玉と同じ結論になるはずだよ。
「俺はどこに行っても通用する選手だ」
人間にそんな差はないし、ピーターの法則が確実ならば、平社員がいきなり課長という、キャパ越えてまっせステージには立たされないんです。
ひとつ上で勝負で、最後は無能化するけれど大丈夫。
どこのチームも会社も、無能化する一歩手前の有能な社員と選手で回っているんですって。
だからそれなりの勝負にはなるから、あなたの最高をぶつけよう。
ビビッて縮こまった人が、思った通りの人生で、ボコボコにされてパッキンパッキンにされているんです。
俺はそのステージにふさわしいから、ここにいる。
この真実を知っていれば、戦う準備、できましたね?
最高の人生をお過ごしください。
ありがとうございました。
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この記事へのコメント

Nozさんへ
Nozさん、こんにちは。
当たらないのは残念です。
こういうものは経験しかありません。
バッティングセンターで動くボールを打ちまくって慣れて行ってください。
名門チームに足払いを食らわすには、「自信を持つこと」と「通用する」と信じることです。
これが出来て、やっとスタートラインです。
トップを取ることに貪欲に突き進んでください。
上のリーグでも今回の盗塁成功のように、1つ1つ「出来るんだ」を得て、これからもアグレッシブに戦ってください。
とりあえず、盗塁成功とメンタルがスタートラインに立てたことは良かったです。
おめでとうございます。
これから、もっともっと活躍できます!
ありがとうございました。
Posted at 14:24:53 2015/02/25 by 火の玉ボール
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開幕戦戦ってきました。
火の玉ボール 様
こんにちは、Nozです。いつも心に響くアドバイスありがとうございます。
昨日、所属するチームの開幕戦がありました。そのご報告をさせていただ
きます。
走りました、思い切り。盗塁成功です。
昨シーズン1盗塁でしたが、現時点の最高を出すことができました。
その後ホームにまで帰ってきて、一人「機動破壊!」などとほくそ笑んで
いました。気持ちで負けずに、攻めていけた結果だと思います。
一方、バッティングはさっぱりで、2試合で3三振を喫してしまいました。
素振りもして、火の玉ボール様のアドバイス「よく見る」を実践してい
るつもりですが、前にすらボールが飛ばないのは悔しいですね。
次回の試合には、なんとかバットに当てて、走りたいと思います。
そのために、今日から楽しく練習再開します。
これからも、迷った時には質問させていただきます。その折にはよろしく
お願い申し上げます。
お読みいただき、ありがとうございました。
Posted at 13:20:32 2015/02/23 by Noz
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Nozさんへ
Nozさん、こんにちは。
盗塁ですが、得意じゃないなら、しなくて大丈夫です。
あの部分は、いつも盗塁してる人がキャッチャーが凄いからって走らない。
相手によってスタイルを変えたらダメですよという話です。
フルスイングの人が、投手の球が速いからって小さく構えてちょこんと当てに行ったり、打者が大きいからってびびって下がる。
いつも場所で守って、痛烈なライナーでもさばいてやるって気持ちが大事。
出来るか出来ないかではなく、やるかやらないかなんです。
相手が強くて戦い方を変えた監督をよく見ます。
負けてます。
相手のデータを分析して対策を取るのはOKです。
そういう練習をちゃんとやって、自分たちの物にしてからスタイルを変えるならOKなんですが、急に相手を見て変える。
これを私は「守りに入る」と言っています。
上のチームほど攻めてなんぼ。
足元を思いっきり刈ってやる覚悟です。
まずはそのままの自分が通用するからこの舞台にいるということを強く思うことです。
自分は出来るんだと自信を持ってください。
大丈夫です。
私は経験したことしか書きません。
最高を出せば、通用しますから、安心してください。
ありがとうございました。
Posted at 12:42:34 2015/01/23 by 火の玉ボール
この記事へのコメント

アドバイスありがとうございました!
火の玉ボール 様
こんにちは、Nozです。
勇気の出るアドバイスをいただき、ありがとうございました。
すべて自分で選んで、決めている。火の玉様の法則でしたね。
自分が新しいリーグで通用する実力の持ち主かは分かりません
が、そこへ連れてきてもらったのも確かです。
ビビるかもしれませんが、せめて自分の最高を出せるよう、開幕
を楽しみに準備したいと思います。
もし出塁できたら、走りますよ。昨シーズン盗塁1ですが。
お読みいただき、ありがとうございました。
Posted at 13:27:52 2015/01/19 by Noz
この記事へのコメント

遅球人さんへ
遅球人さん、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
ご質問は記事返信しようと思ってます。
心が少しでも軽くなるよう全力で作成中ですので、もうしばらくお待ちください。
ありがとうございました。
Posted at 20:50:03 2015/01/18 by 火の玉ボール
この記事へのコメント

あぁ~、この記事。
「あなたの主体はなんですか」
http://6710muna.blog101.fc2.com/blog-entry-867.html
Posted at 10:25:15 2015/01/17 by 遅球人
この記事へのコメント

ご教授願います
火の玉さん、みなさん
お久しぶりです。
あ~んど、遅ればせながら、
あけましておめでとうございます。遅球人です。
先日、和暦を書こうとして「今何年だ?平成27年??うそだろ?」ってなりました。
自分の中では、平成は25年くらいで止まってますw
気が付いたら、いつの間にやら「火の玉ブログ」が復活していて、
なんやかんやで、毎日のぞいていました。
火の玉さんも、みなさんも、お元気そうで何よりです。
そういえば私は小4の時に、交通事故で、ぶつかる一瞬前に
「あっ、俺死んだ」って思うような、経験がありました。
でもでも結局、背中に擦り傷と右足の軽い捻挫だけ。
あれ以来、信号はなるべく守るように心がけています。
ここ数か月、すっかりROMっていましたが、
そんな数か月に「起きたこと」と、そこから「私はどうしていけばいいのか」
といった点について、ご教授していただければと思います。
単刀直入に言うと(う~ん、こういった言葉はなるたけ使いたくないのですが…)
「チーム状態最悪」
少年野球チームでの話です。
※以前、お話ししたかもしれませんが、そこでコーチをしています。
内容は、よくある(であろう)少年野球チームのゴタゴタについてです。
上級生チームと下級生チームで監督が分かれています。
昨年の夏頃から、上級生チームの監督の指導方針や態度、選手の起用方法について、
一部の保護者が「あーだこーだ」「こんな監督に任せてられない」なんて言うわけです。
監督自身も、保護者の意見に流されるわけにはいかないらしく、あまり気にもしていなかったんですけど・・・
そして秋の新人戦の一回戦で、圧勝モードだったのが終盤に逆転されて負け。
これに業を燃やした一部の保護者が、チームの代表に
「監督を代えろ。でないと、うちの子含め数人がチームを辞めるぞ」と。
その後、特に監督・コーチ・保護者で話し合いも、特にされないまま「監督交代」。
下級生の監督・コーチと上級生の監督・コーチが入れ替わる形になりました。
まだ…まだ、ここまでなら、なんとか気持ちは抑えられたのです。
監督交代の背景の一つに「選手起用」がありました。
「スタメンはいつも同じ。試合に出れる子はいつも同じ」
そういっていたのにも関わらず、出れない子はやはり出場機会は少ない。
話をきけば「勝ち」にこだわるらしく。
練習中、少しでも気を抜けば「やる気がないなら帰れ!!」と、怒鳴り散らす父達。
下級生側監督・コーチ陣は、
「2年すれば、あの人たちいなくなるから」「上級生監督・コーチ陣を見返してやりましょう」
と、どこかベクトルが違うような話も耳にします。
忘年会・新年会の二次会は、そそくさと別の店へと向かう両者・・・
内心では、
「こんなチームが強いわけがない。強くなるはずがない。少年野球で大切なことってもっと別のスコープの話」
「子どもは、意外と大人のことを観ている。カンの良い子なら、監督・コーチ・保護者の関係がどうなっているのかわかる」
20数年生きていますが、こんな風に内心ぐつぐつと言いますか、何とも言えない感情をなかなか抑えられないのは、初めてなのです。
色々なことが堂々巡りしていって、チーム内の誰に相談できるわけでもなく、
こうして、火の玉さんにご意見を頂ければと思った次第です。
自称「火の玉ブログ2級」の有資格者ですから、他人を変えることができないことは重々承知しています。
自分が考えていることは、そんなに思い詰めるほど深刻ではないことは理解しています。
ただ、自分の次の一歩が見当たらないんです。
正解とかベストとか、そういう話ではなく、真っ暗闇にいるような感覚…。
私は保護者コーチではありません。
子どももいませんから、保護者が子どもの為を思う気持ちもわかりません。
年齢は子どもたちに近く、どちらかと言えば子どもよりの立場から指導しています。
…指導…指導なのかな?
結局は、子どもたちから「スゲー」って言われたいだけかもしれない。
笑いあっていたいだけなのかもしれない。
監督入れ替えの話を聞いて、
「そろそろ、チームを離れる時期かな」と思いましたが、離れることはできなかった。
だって、「子どもたちは何も悪くない」
「大人の人間関係だけで、彼らを見捨てるのは、筋が通らないじゃん」って。
「不平・不満・愚痴」は言いたくないし、言いたくなければ言わなければいいだけなのですが、
こればっかりは、どうにもならなかった。
そんな、弱い弱い自分なんです。
…だいぶ長くなってしまいました。
また、とりとめない内容になってしまい、申し訳ありません。
こんな時に、火の玉さんであれば「どのような一歩を踏み出すのか」を、ご教授頂きたく。
以上です。
ありがとうございました。
Posted at 00:47:28 2015/01/17 by 遅球人
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