傷つかない程度に言ってみたけど変わらない。

2015/09/01 (Tue)
彼には、傷つかない程度に何度も言っているのですが、いまだに部費の残がいくらあるのか、はぎれが悪いのです。彼は会計以外では、協調性があってすごくよくやってくれるので、強く言ってギクシャクしたくないのが本音です。
火の玉メッセージ・・・
こういう人ってたくさんいる。
ちょっとオブラートに包んで「ちゃんとやってね~。頼むよ~」ってやさしく言ったり、わざわざその人の目の前でわかるように動いてみせて、気がついてよサインを出す。
はい、全部無駄!
100%伝わりませんぜ、兄貴。
まあ、私のように鬼勉強してる人なら、わざわざ俺の前でゴミを拾って見せるその仕草が、浅はかな「ゴミぐらい拾ってよ」サインだと気がつくわけ。
ふつうは無理。
あいつ何やってんの?である。
ラーメン屋に入って、みそみそみそみそって念じても、「注文は?」って聞かれるよ。
それとなくヒントを出そうか?
「なんか、明るい茶色っぽいスープで少し辛いのがいいんだよな」
店員「・・・お決まりになりましたら、またお声をかけてください」
伝わらんのよ。
自分の思いをしっかりと伝えないと。
「みそチャーシュー大盛りで、あっあと煮タマゴも」
これであなたが欲しい物が届くのだ。
この神的勘を持った私でも、この人は何を言いたい?って思ってしまうときがあるぐらいだ。
通路に物が置いてあった。
その物を取締役が、見ているんだな。
斜めから見てみたり、ちょっと離れて見てみたり。
私は挨拶だけしてその場を立ち去った。
5分後・・・まだいる。
私は作業を続ける。
そして来た。
「火の玉君、あそこに置いてある物をどかした方がいいと思うんだ。あそこは通路だろ」
言え――!
最初から言えやー!
わからんわいっ。
読んだあなたも、最後の一文を見るまで、取締役が何を言おうとしてるか、わからなかったはずだ。
そりゃ気がつくときもある。
だけどそのほとんどがわからない。
私たちはイルカのような超音波は飛ばせないのだ。
だから言うときは、がっつりと言う・・・
ちょっと相手がかわいそうだが、これは仕方ない。
やさしく言われているうちに修正が出来る人間は、おそろしく少ない。
やさしければ、やさしいだけ、人はそこに甘える傾向がある。
すなわち、改善しない。
これは代表や監督のきつい役回りなんだけど、「その後のギクシャクも覚悟して言え」
もしかしたら孤立するかもしれない。
ものすごく悩む結果になるかもしれない。
俺さえ我慢してればいい。
そんな思いがかけめぐり、今日も1歩引くのだ。
いいですか?
たくさんのテクニックが出てるよ。
たくさんのメソッドも出てるな。
褒めて伸ばせ的な。
結局は本音。
そのままぶつかった方がいい。
嘘のないあなたじゃないといけない。
そこに対してきっちりと言う。
その後、相手が「すいませんでした」と人間関係を続けるなら、そこに感謝しよう。
そうじゃないなら別れるしかない。
あなたが我慢すればいいのか?
そうじゃない。
相手はあなたを我慢させていることにも気がついていないのだ。
だからきっちりとみそラーメンを注文しないといけないってこと。
出来る人と出来ない人の定義・・・
「あの子は自分が出来てないことをわかっている」
去年、うちのバスケチームは優勝トロフィー6本。
県のベスト8クラスしか負けませんでした。
それを引き継いだ今年のチーム。
もちろん6年生がごっそりと抜けてしまった今年は低迷。
予選で敗退が多くなった。
「あの子は自分が出来てないことをわかってる」
この言葉は、去年最強チームのエースを育てたお父さんが、今年のチームのキャプテンに向けた言葉です。
だから上手いのだ。
だから強いのだ。
だから謙虚なのだ。
その子は去年のチームのメンバーで、上の世界を知っている。
だからこそ、自分自身がどれだけ足りていないかをわかっているのだ。
ああ、そうなのかと私はうなった。
これが差なんだ。
冷静にまわりと比べて、自分の現在地がわかる人。
出来ていない人には、これがない。
自分がパーフェクトだと言って聞かない。
球技大会の話をしよう。
高校で、早くも中肉中背帰宅部はたくさんいる。
こいつのことは「中背」と略させてもらう。
この中背に「えっ?」となってしまった話だ。
私たちのクラスは、バスケットで球技大会に参加した。
バスケ部1人、野球部の私とサッカー部2人と中背だ。
わかるか?
あきらかに1番、足を引っ張ったのは中背である。
試合後、このデブは言った。
「俺が走ってるのに誰もパスくれねえ、サッカー部2人が使えないよな」
聞こえたか?
俺とバスケ部の心の中の「えっ?」
そしてあなたの「あっあいつのことだ」と思わず思い出してしまう、あのデブだ。
私は思う。
出来ない人は基本、こういう頭の回路かもしれない。
私はやっている。
私は頑張ってる。
私は出来ている。
だからこそ、組織の代表は、はっきりと出来ていないことを伝えないと変わらない。
小細工抜きの本音でやらなければ、相手は動かないのだ。
迷惑をかけているとも思っていない。
もちろんこれは立場が同等なら言う必要がない。
それと「俺はこれでいいんです」と開き直った場合もだ。
夢を叶えたい。
レギュラーを獲りたい。
優勝したい。
お前がそう言うなら、言わせてもらうが、素振りが足りない。
楽しくやりたい。
負けてもいい。
飲み会がメインだ。
お前がそう言うなら、何も言わない。
まあ、こういうことっす。
会計として全然、出来ていないと、きついのを承知で言うのが代表です。
もしも開き直ったら、何も言わずクビ。
放っておくだけ。
そうやって何も頼まれなくなっていく。
「あ~暇だ~」
出来ない人が出す言葉です。
仕事は忙しい人に頼め。
間違いないようです。
チャンスは与えてください。
何度か言って、また同じミスをするならば、それがその人の限界です。
言うならば、はっきりとど真ん中へ投げ込んでください。
ありがとうございました。
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