2016
Feb
09
1
ランナー1塁の時のリズム、テンポの作り方・・・草野球
火の玉さんは、ポンポンリズムよく投げなさいと「テンポ、リズムを崩して負ける人はこんな人」という記事で言いました。
しかしランナー1塁の場合はどうなりますか?
短くテンポよくと、時折長くランダムにとるのはどちらが良いとお考えでしょうか?
野手が集中できるのが、前者。
打者走者がやりにくい、後者。
場面に応じて使い分けるようであれば、その基準などもご教授頂けると幸いです。
火の玉メッセージ・・・
これは私のやり方なので、ご参考までに。
基本、バッター集中!
ランナーはちょこっと見るふりでいい。
あとはテンポよくサイン見たら、うなずいてポンポンポポポ~ン、ポンポポポンッ!
おい、待てよ、火の玉!
だから、それじゃあ走られちゃうじゃん?
バカですか?
やっぱあんたバカだ。
さすが大学、行ってないだけある。
質問、聞いてた?
走られませんよ。
だってキャッチャーが刺すから。
いや私も昔は、ランナー気にして、うりゃうりゃってけん制してたんです。
そしたら言われた。
「ランナー任せろ、もしも俺が刺せないぐらいリード取ったり、いいスタート切られそうだったら、けん制のサイン出す。お前は一定のリズムで投げろ」
どんなちぐはぐなタイミングでも、ッツトラーーークになれば問題ない。
けど、それ気をにして、あからさまなボール球、投げるならやめてくれってことです。
「あれ?これ四球で1,2塁になりそうじゃね?」
こんな心配させないでくれってことです。
だったら盗塁されても2塁からのバッター集中。
もちろん、けん制しながら1ボール2ストライクやノーボール2ストライクが作れる制球力があるならいいですよ。
ないならキャッチャーに任せる。
サインが出たらけん制。
投げるタイミングで、いきなりズバッと!
もっと言うなら、私はけん制しない!
プレート外して見るだけ。
そうするとスタート切ろうとしたランナーが逆つかれていたりする。
わざわざ投げて暴投とかバカだしね。
ちなみに私、こんな経験がございます。
けん制したら、ファーストも逆つかれて取れない!
ええええっ!って話ですが草野球なんですよ。
盗塁されてキャッチャーがセカンドに投げたら、ショートが間に合わなくセカンドベース上をドンピシャで通過。
右中間に打球が上がり、センターとライトが腕組みをとかずに1歩も動かない。
ボールを追えーーーーー!
これが永田町だよ・・・・いや草野球だよ。
だからこそ原点です。
投手は打者を抑えるためにいる。
まず止めるのは相手打線。
ランナーではない。
ホームを踏ませなければいいのだ。
ということでキャッチャーからサインもらって外すだけ。
そしてまた同じテンポ。
ランナーがそろそろこのタイミングで走れそうだな、しめしめ・・・
バッと外して目、見開いてくわっと見る。
こ、こいつ・・・・見てやがる。
カマキリのような視野じゃねえか。
もう少し様子を見よう。
こうなればいい。
キャッチャーに「走りそうだったら、サイン出して。けん制するから」でいい。
もうひとつ永田町の・・・草野球の話をしましょう・・・
正捕手不在。
キャッチャーセカンド送球できない。
どこまでだませるかって試合があった。
相手1番初球、セカンドフライ・・・・・エラー。
ノーアウト1塁。
何度かけん制は入れたが、1番だしそりゃ走るよね。
2球目、はしったー。
キャッチャー素早く投げる。
セーフ。
ん?
ボールがセカンドに届かずして止まった。
解説しよう。
投げたボールはちょっと高いなってぐらいの投手への返球にも見えた。
だが私は、キャッチャーの素早くとってからのスパっ。
必死な表情を見逃さなかった。
こいつは出来なくても、「今やれることをやろう」ととりあえず投げたのだ。
刺しに行ったんだ。
しかしそのボールは回転も悪い。
空気抵抗にあっさりとやられた。
ストンと落ち、ゴルフのロブショットのように2,3回跳ねて、止まった。
グリーンの上ならば拍手喝さいを浴びただろう。
ここはグランドだ。
静寂が流れた。
壮大な宇宙を見た。
そのボールを拾ったのはセカンドではない。
投手である私だ!
私の方が近かったのだ。
1回の表、2球目で盗塁フリーパス券があることを知らせてしまった。
この試合はエラーのランナーはすべて3塁まで行った。
試合結果を教えよう。
3対2で勝った。
相手の4番をノーヒット3三振で叩きのめしたからだ。
その後の1番もこのセカンドエラーのみで全部三振。
相手はと言えば、四球からの失点。
私は四球0。
こんな試合も長くやっているとあるんです。
この試合のあと、私がこの年、絶対的エースだと思われたのは間違いない。
誰にも言われてないけどね。
絶対的エースだったと・・・・思うよぉ!
投手は打者を抑える。
草野球ならば、それが1番。
上のクラスや硬式に上がったら、それも出来ないといけませんが、草野球は基本、殴り合いの点の取り合いです。
その理由に投手レベルの低さがある。
制球が散るからなんです。
エラー、四球からの失点がほとんどになります。
だから1番ケアしなきゃいけないのが四球。
四球からエラーも出ます。
3ボールや2ボールなら、ストレートを狙われ打たれます。
四球やカウント悪くするのだけはやめて~
「確率の問題で負ける」というのが私の結論です。
だからクイック頑張って「ボール」なんてなったら、「もう、何やってのよ~」です。
そのむずかしさは知っていますから、思うだけで文句は言いません。
ランナー1塁のときは、たま~に外す程度でバッター集中でいいんじゃないでしょうか?
制球力に自信のある方は、どんどんけん制してください。
ありがとうございました。
この質問の元記事です。
よかったらお読みください。
「テンポ、リズムを崩して負ける人はこんな人」
しかしランナー1塁の場合はどうなりますか?
短くテンポよくと、時折長くランダムにとるのはどちらが良いとお考えでしょうか?
野手が集中できるのが、前者。
打者走者がやりにくい、後者。
場面に応じて使い分けるようであれば、その基準などもご教授頂けると幸いです。
火の玉メッセージ・・・
これは私のやり方なので、ご参考までに。
基本、バッター集中!
ランナーはちょこっと見るふりでいい。
あとはテンポよくサイン見たら、うなずいてポンポンポポポ~ン、ポンポポポンッ!
おい、待てよ、火の玉!
だから、それじゃあ走られちゃうじゃん?
バカですか?
やっぱあんたバカだ。
さすが大学、行ってないだけある。
質問、聞いてた?
走られませんよ。
だってキャッチャーが刺すから。
いや私も昔は、ランナー気にして、うりゃうりゃってけん制してたんです。
そしたら言われた。
「ランナー任せろ、もしも俺が刺せないぐらいリード取ったり、いいスタート切られそうだったら、けん制のサイン出す。お前は一定のリズムで投げろ」
どんなちぐはぐなタイミングでも、ッツトラーーークになれば問題ない。
けど、それ気をにして、あからさまなボール球、投げるならやめてくれってことです。
「あれ?これ四球で1,2塁になりそうじゃね?」
こんな心配させないでくれってことです。
だったら盗塁されても2塁からのバッター集中。
もちろん、けん制しながら1ボール2ストライクやノーボール2ストライクが作れる制球力があるならいいですよ。
ないならキャッチャーに任せる。
サインが出たらけん制。
投げるタイミングで、いきなりズバッと!
もっと言うなら、私はけん制しない!
プレート外して見るだけ。
そうするとスタート切ろうとしたランナーが逆つかれていたりする。
わざわざ投げて暴投とかバカだしね。
ちなみに私、こんな経験がございます。
けん制したら、ファーストも逆つかれて取れない!
ええええっ!って話ですが草野球なんですよ。
盗塁されてキャッチャーがセカンドに投げたら、ショートが間に合わなくセカンドベース上をドンピシャで通過。
右中間に打球が上がり、センターとライトが腕組みをとかずに1歩も動かない。
ボールを追えーーーーー!
これが永田町だよ・・・・いや草野球だよ。
だからこそ原点です。
投手は打者を抑えるためにいる。
まず止めるのは相手打線。
ランナーではない。
ホームを踏ませなければいいのだ。
ということでキャッチャーからサインもらって外すだけ。
そしてまた同じテンポ。
ランナーがそろそろこのタイミングで走れそうだな、しめしめ・・・
バッと外して目、見開いてくわっと見る。
こ、こいつ・・・・見てやがる。
カマキリのような視野じゃねえか。
もう少し様子を見よう。
こうなればいい。
キャッチャーに「走りそうだったら、サイン出して。けん制するから」でいい。
もうひとつ永田町の・・・草野球の話をしましょう・・・
正捕手不在。
キャッチャーセカンド送球できない。
どこまでだませるかって試合があった。
相手1番初球、セカンドフライ・・・・・エラー。
ノーアウト1塁。
何度かけん制は入れたが、1番だしそりゃ走るよね。
2球目、はしったー。
キャッチャー素早く投げる。
セーフ。
ん?
ボールがセカンドに届かずして止まった。
解説しよう。
投げたボールはちょっと高いなってぐらいの投手への返球にも見えた。
だが私は、キャッチャーの素早くとってからのスパっ。
必死な表情を見逃さなかった。
こいつは出来なくても、「今やれることをやろう」ととりあえず投げたのだ。
刺しに行ったんだ。
しかしそのボールは回転も悪い。
空気抵抗にあっさりとやられた。
ストンと落ち、ゴルフのロブショットのように2,3回跳ねて、止まった。
グリーンの上ならば拍手喝さいを浴びただろう。
ここはグランドだ。
静寂が流れた。
壮大な宇宙を見た。
そのボールを拾ったのはセカンドではない。
投手である私だ!
私の方が近かったのだ。
1回の表、2球目で盗塁フリーパス券があることを知らせてしまった。
この試合はエラーのランナーはすべて3塁まで行った。
試合結果を教えよう。
3対2で勝った。
相手の4番をノーヒット3三振で叩きのめしたからだ。
その後の1番もこのセカンドエラーのみで全部三振。
相手はと言えば、四球からの失点。
私は四球0。
こんな試合も長くやっているとあるんです。
この試合のあと、私がこの年、絶対的エースだと思われたのは間違いない。
誰にも言われてないけどね。
絶対的エースだったと・・・・思うよぉ!
投手は打者を抑える。
草野球ならば、それが1番。
上のクラスや硬式に上がったら、それも出来ないといけませんが、草野球は基本、殴り合いの点の取り合いです。
その理由に投手レベルの低さがある。
制球が散るからなんです。
エラー、四球からの失点がほとんどになります。
だから1番ケアしなきゃいけないのが四球。
四球からエラーも出ます。
3ボールや2ボールなら、ストレートを狙われ打たれます。
四球やカウント悪くするのだけはやめて~
「確率の問題で負ける」というのが私の結論です。
だからクイック頑張って「ボール」なんてなったら、「もう、何やってのよ~」です。
そのむずかしさは知っていますから、思うだけで文句は言いません。
ランナー1塁のときは、たま~に外す程度でバッター集中でいいんじゃないでしょうか?
制球力に自信のある方は、どんどんけん制してください。
ありがとうございました。
この質問の元記事です。
よかったらお読みください。
「テンポ、リズムを崩して負ける人はこんな人」