2016
Nov
29
1
センター返しを狙っているけどセンターへ飛ばないと悩む人へ
連日凄いですね?
自分はカリスマかと思ってしまう。
「火の玉さん、ウエスト87cmです。メタボ手前ですから気を付けて」
この間の健診で言われました。
何とか82cm程度に戻したいところです。
今日もこんなおっさんに届いた質問をご紹介します。
はじめまして。
いつも楽しく読ませていただいてます。21歳の大学生です。
小学校から高校まで野球を続け、昨年から草野球という形でまた野球の舞台に戻ってきました。
はいはい、ストップ!
この時点で、私と野球経験一緒ですよ?
しかも21歳!
ぎっくり腰の影響をいまだ受け続ける37歳、火の玉ボール。
果たしてどっちが上か?
いらない。
私への質問をしても、君の未来を輝かせる自信は微塵もない。
それでも聞きますか?
そこまで言うなら、聞きましょう。
続けてください。
今回質問させていただきたいのは、火の玉さんが口酸っぱくおっしゃっている「センター返し」についてです。
草野球に復帰してから、圧倒的にレフト方向への打球が多いです。
サードゴロ、サードライナー、ショートゴロ、ショートライナー、レフトフライ、レフト前、レフトオーバー。
センターから右への打球がほとんどないのです。
自分自身はタイミングを合わせて、センター方向を意識して「えいっ!」とスイングしているのですが、打球はレフト方向です。
ちなみに右方向を意識して振れば、ライトへは行きます。
おい?待て?キミ、上手いじゃないか!
本来、この場は「火の玉さん打てません。100キロ程度のボールなのにかすりません」という悩める初心者の方に救いを与えるサイトなのだ。
センターを狙っているのに、センターへ行きません。
レフトライナー、レフトオーバー、ショートライナーですと・・・。
それでいいんですよ!お兄さん!
火の玉センター狙いの目的・・・
私がセンターへというのはなぜか?
「センターを狙え」と言っていて「センターへ飛ばせ」とは言っていないんです。
打球はどこへ行ったっていい。
狙い撃ちが出来るなら、ここへ来る必要はありません。
ヒットが打てなくなった人に、ヒットを打たせるために、考えた方法です。
昔ライトスタンドへバンバン叩き込んでいた人がいました。(左バッター)
今では全部、ライト方向への大ファール。
大ファールを何本か打たされて、結局、三振。
当時、私は4割、ホームラン3本でシーズンが終わり、もちろんMVP。
忘年会で火の玉凄いなって。
その人は言った。
「俺の昔は火の玉よりも上だった。こんなもんじゃねえんだぞ!MVPがなんだ!チームにとってもっと大事なことをしてる人間を評価しろや」
まあ、完全な負け惜しみです。
でもくやしいんですよ。
こんなはずじゃないって。
俺はまだまだ出来るんだって思ってる。
それなのに結果がついてこない。
次のシーズンで、出席率もだいぶ減ってきたその人。
やる気があるのは知ってました。
何とかしてあげよう。
「行田さん(仮名)、センターを狙いましょう、少なくともファールはなくなりますよ」
「お、おおう」
打ちまくる私からのアドバイスだったので、素直に聞いてくれました。
人は何を言われるかではなく、誰に言われるかで動く。
打ちまくる私に言われたから動くということです。
結果は三振からセカンドゴロ、ファーストゴロに変わった。
なぜか?
待てないからファールなんです。
ここっていうポイントが前で開くのが早いからファール。
よく言われる、開くのが早いをこのセンター狙いが解消するんですね。
もうここで唸る人、2000人はいるでしょう。
開くなと言われて、壁を作れる人はいません。
ボールは恐いし逃げる。
引っ張りたいから開く。
狙いをセンターにすれば、ボールが来ても肩と膝は投手と正対して残る。
この状態を「開かない」と言います。
開かないからセカンドゴロだけではなく、ライトフライも出るようになった。
フェアグランドに、入るようになった。
プルヒッターだった行田さん、すなわち力み過ぎ。
フルスイングのため、ずれている。
たまに、いい当たりはするけど、確率が悪すぎる。
打率2割程度では復活とは言えない。
そこでさらに至極のメッセージ。
「行田さんは、力があるんだから、軽く振ったって入りますよ。3割ぐらいの力でもスタンドです。軽く打ち上げてみてください」
「お、お、お、おおおおおう」
バチコーーーーーン
え?
おい?
まじか?
行ったーーーーーーー!
ライトスタンドへ文句なしの1発。
もちろんセンターを狙ってます。
私が言うのは結果が変わる打ち方なんです。
狙い撃ちが出来るようになる打ち方ではありません。
センターを狙うんだけど、センターへちゃんと飛ばなくていい。
開かない、力まない、ボールをよく見る。
これらの表現では伝わらないから表現を変えているだけ。
大学生さん。
キミはレフトオーバー、ショートライナーだっけ?
ちなみに火の玉塾ではライナーもヒット扱いにしている。
フォームを変えなくていいという判断をしてもらってる。
合っているから、痛烈な打球が出る。
角度とボールが真ん中じゃないとライナー系の打球は出ない。
ヒットが出ないのは、たまたまで、そのうち出るから安心してほしい。
最後に今年の行田さんの結果を載せておこう。
私がアドバイスしてから5年。
私は劣化の道をひた走る中、行田さんは決勝で満塁ホームランを打ち、チームを優勝へ導いた。
41歳だ!
「あの時のアドバイスのおかげだよ」
いまだにそう言ってくれる。
しかし行田!
俺を越えるな!!!!
まいった。
俺の劣化したらファーストで50歳までやれるという安心が、行田のファースト固定なために、ポジションがなくなっている。
教えなきゃよかった。
まとめると大学生。
このままで大丈夫。
ここからレフトに飛びまくると、スタンドへの欲が出る。
その時に開いてしまい打てなくなったら、この記事を思い出してほしい。
センターを狙おうと。
背中を押せましたでしょうか?
またよろしくお願いします。
ありがとうございました。
自分はカリスマかと思ってしまう。
「火の玉さん、ウエスト87cmです。メタボ手前ですから気を付けて」
この間の健診で言われました。
何とか82cm程度に戻したいところです。
今日もこんなおっさんに届いた質問をご紹介します。
はじめまして。
いつも楽しく読ませていただいてます。21歳の大学生です。
小学校から高校まで野球を続け、昨年から草野球という形でまた野球の舞台に戻ってきました。
はいはい、ストップ!
この時点で、私と野球経験一緒ですよ?
しかも21歳!
ぎっくり腰の影響をいまだ受け続ける37歳、火の玉ボール。
果たしてどっちが上か?
いらない。
私への質問をしても、君の未来を輝かせる自信は微塵もない。
それでも聞きますか?
そこまで言うなら、聞きましょう。
続けてください。
今回質問させていただきたいのは、火の玉さんが口酸っぱくおっしゃっている「センター返し」についてです。
草野球に復帰してから、圧倒的にレフト方向への打球が多いです。
サードゴロ、サードライナー、ショートゴロ、ショートライナー、レフトフライ、レフト前、レフトオーバー。
センターから右への打球がほとんどないのです。
自分自身はタイミングを合わせて、センター方向を意識して「えいっ!」とスイングしているのですが、打球はレフト方向です。
ちなみに右方向を意識して振れば、ライトへは行きます。
おい?待て?キミ、上手いじゃないか!
本来、この場は「火の玉さん打てません。100キロ程度のボールなのにかすりません」という悩める初心者の方に救いを与えるサイトなのだ。
センターを狙っているのに、センターへ行きません。
レフトライナー、レフトオーバー、ショートライナーですと・・・。
それでいいんですよ!お兄さん!
火の玉センター狙いの目的・・・
私がセンターへというのはなぜか?
「センターを狙え」と言っていて「センターへ飛ばせ」とは言っていないんです。
打球はどこへ行ったっていい。
狙い撃ちが出来るなら、ここへ来る必要はありません。
ヒットが打てなくなった人に、ヒットを打たせるために、考えた方法です。
昔ライトスタンドへバンバン叩き込んでいた人がいました。(左バッター)
今では全部、ライト方向への大ファール。
大ファールを何本か打たされて、結局、三振。
当時、私は4割、ホームラン3本でシーズンが終わり、もちろんMVP。
忘年会で火の玉凄いなって。
その人は言った。
「俺の昔は火の玉よりも上だった。こんなもんじゃねえんだぞ!MVPがなんだ!チームにとってもっと大事なことをしてる人間を評価しろや」
まあ、完全な負け惜しみです。
でもくやしいんですよ。
こんなはずじゃないって。
俺はまだまだ出来るんだって思ってる。
それなのに結果がついてこない。
次のシーズンで、出席率もだいぶ減ってきたその人。
やる気があるのは知ってました。
何とかしてあげよう。
「行田さん(仮名)、センターを狙いましょう、少なくともファールはなくなりますよ」
「お、おおう」
打ちまくる私からのアドバイスだったので、素直に聞いてくれました。
人は何を言われるかではなく、誰に言われるかで動く。
打ちまくる私に言われたから動くということです。
結果は三振からセカンドゴロ、ファーストゴロに変わった。
なぜか?
待てないからファールなんです。
ここっていうポイントが前で開くのが早いからファール。
よく言われる、開くのが早いをこのセンター狙いが解消するんですね。
もうここで唸る人、2000人はいるでしょう。
開くなと言われて、壁を作れる人はいません。
ボールは恐いし逃げる。
引っ張りたいから開く。
狙いをセンターにすれば、ボールが来ても肩と膝は投手と正対して残る。
この状態を「開かない」と言います。
開かないからセカンドゴロだけではなく、ライトフライも出るようになった。
フェアグランドに、入るようになった。
プルヒッターだった行田さん、すなわち力み過ぎ。
フルスイングのため、ずれている。
たまに、いい当たりはするけど、確率が悪すぎる。
打率2割程度では復活とは言えない。
そこでさらに至極のメッセージ。
「行田さんは、力があるんだから、軽く振ったって入りますよ。3割ぐらいの力でもスタンドです。軽く打ち上げてみてください」
「お、お、お、おおおおおう」
バチコーーーーーン
え?
おい?
まじか?
行ったーーーーーーー!
ライトスタンドへ文句なしの1発。
もちろんセンターを狙ってます。
私が言うのは結果が変わる打ち方なんです。
狙い撃ちが出来るようになる打ち方ではありません。
センターを狙うんだけど、センターへちゃんと飛ばなくていい。
開かない、力まない、ボールをよく見る。
これらの表現では伝わらないから表現を変えているだけ。
大学生さん。
キミはレフトオーバー、ショートライナーだっけ?
ちなみに火の玉塾ではライナーもヒット扱いにしている。
フォームを変えなくていいという判断をしてもらってる。
合っているから、痛烈な打球が出る。
角度とボールが真ん中じゃないとライナー系の打球は出ない。
ヒットが出ないのは、たまたまで、そのうち出るから安心してほしい。
最後に今年の行田さんの結果を載せておこう。
私がアドバイスしてから5年。
私は劣化の道をひた走る中、行田さんは決勝で満塁ホームランを打ち、チームを優勝へ導いた。
41歳だ!
「あの時のアドバイスのおかげだよ」
いまだにそう言ってくれる。
しかし行田!
俺を越えるな!!!!
まいった。
俺の劣化したらファーストで50歳までやれるという安心が、行田のファースト固定なために、ポジションがなくなっている。
教えなきゃよかった。
まとめると大学生。
このままで大丈夫。
ここからレフトに飛びまくると、スタンドへの欲が出る。
その時に開いてしまい打てなくなったら、この記事を思い出してほしい。
センターを狙おうと。
背中を押せましたでしょうか?
またよろしくお願いします。
ありがとうございました。