2017
Apr
01
6
いいキャッチャーのリード、配球2
最近、将棋にハマっており、上達のために勉強すると序盤と中盤と終盤それぞれ指し手の優先順位が違うことを学びました。
ちょっと上のレベルの野球だと同じように序中終盤それぞれ攻撃や守備で優先するポイントがあったりするのでしょうか?
よろしければご教示頂けると幸いです。
火の玉至極のメッセージ・・・
今日も初心者がわからない野球の常識を書きます。
野球人にとっては何ら変哲のない話でも初心者には目からウロコなんてことがよくございます。
簡単に書いていきます。
序盤3点以内。
5回まで3点以内が先発の役目。
草野球は7回までですから、4回3失点が目標になります。
自責点とかエラーとかくだらない表現はなしです。
人のせいにしても何にもなりません。
エラー含めて3失点。
守備もこれを目指しましょう。
されど草野球です。
失点が多いです。
なので2点差で折り返せればいい。
草野球C,Dクラスまたは3部、4部レベルなら、リードしてるのが1番ですが、2点差で5回を迎えれば序盤はいいんじゃないでしょうか。
なのでそんな守り方でいい。
ランナー3塁でセカンドホーム悪送球するよりも勝っていればランナーをあきらめてファーストでアウト。
セカンド草野球の初心者を仮定しています。
ちゃんとしたセカンドなら前進守備で守ってください。
そんな風にいろいろな戦術があります。
むずかしい話は置いておいて、やっぱりピッチャーですよ。
「いいキャッチャーのリード配球2」とでも名付けましょう。
序盤と中盤で配球を変える。
もしくは中盤用の別タイプの交代投手を用意する。
打者って前の打席の情報をインプットして次の打席に備えます。
例えば1打席目にストレートとカーブを見たとする。
そうするとそれにはタイミングが合うんですね。
インコースを見たら、インコースを打つタイミングは出来ていると思っていい。
序盤の抑え方として、なるべく情報を与えずに抑えるってことが大事なんです。
凄く簡単に言えば、第1打席、アウトコースのストレートだけで抑えるなんてことが出来ればいい。
私が20代前半のバリバリだった頃は、1巡目はストレートだけしか使いませんでした。
コースだけを狙った手を抜いたストレートで追い込んで、全力のストレートで三振を狙う。
情報はストレートだけなので2巡目からカーブが効くんです。
これは何度対戦しても一緒。
目を慣れさせない。
序盤はどうせストレートだろ?って思ったところにカーブはキャッチャーの腕です。
打者心理を読み取って、2球ぐらい使ってやることも必要です。
私の場合ですが、中盤でカーブで三振を取りに行く。
初球に序盤三振を取っていた全力ストレートを見せる。
もちろん早打ちで見ていないバッターに対しては抜いたストレートになる。
野球は深いです。
終盤になんとシンカー。
シンカーを初球で使うと打者は簡単に見逃すんです。
そうです。見たことがないから。
うっ・・・ってさせたらど真ん中でも打者は見送ります。
さらにうちのキャッチャーは頭が良かった。
配球を変えてしまうんです。
三振を取っていたカーブのはずが、初球カーブでストライクを取る。
打者が裏目裏目に出るように投げて行く。
こんな難しいこと出来ねえよって思った人・・・だから捕まるんですよ
だから終盤に代えられちゃうんです。
完投したかったら、こういうことはデフォルトです。
プロを見てください。
最高峰だから、投手が7種類近くの球種を持っています。
見てるとわかるんですが、1打席の中で2球として同じ球種が来ない。
1回見せたら終了。
もうそのボールは使わないなんてのが当たり前です。
えっ?スライダーとか30球以上投げてるじゃん?
同じスライダーではないんです。
曲がりが大きかったり、小さかったり、スピードが変わっていたり、もう最高峰の技術です。
ボールと思って見送ったら曲がりが小さくてストライク。
打てると思ったらさらに曲がって空振り。
横に曲がる。
縦に曲がる。
スライダーひとつでこれだけの種類があります。
私たちはそこまで出来ない。
だから河川敷で野球をしています。
しかし勝ちたいですね?
だったら私が書いたことぐらい完投する投手はデフォルトでやっています。
捕まらないように、打者がタイミングを合わせているだろう場所、球種は2度と投げない。
常に打者が見たこともないボールで勝負する。
見たとしても迷わせる。
次は何が来るんだ。
去年は準決勝で負けました。
最終回です。
絶対打てる自信があった。
この投手にもう引き出しはないと思ったからです。
初球・・・ストレート。
はいもらった!
と思ったら落ちた。
そのままボールの上を叩き、ボテゴロのピッチャーゴロ。
この投手は1失点完投。
前回の対戦ではは3対2で勝利していただけに油断でした。
3番の私に対して見事な配球。
してやったりの投球に脱帽した試合です。
丁寧に自分の得意コースを待たなければいけなかった。
こんな風に、どの投手も最後まで見せないボールを持っていたりする。
負けた後に覚えたのかもしれません。
打者に合わされない投球。
ここはキャッチャーの腕次第かもしれません。
第二の監督とも言われてますからね。
そうやって考えて考えて考えて投球すればエラー含めて4失点ぐらいの試合は作れます。
将棋感覚で見るならば、この視点でいいかと思います。
野手ならば、単調になっているときに「それ狙われてるよ」なんて声をかけて味方投手が捕まらないようにサポートしてあげたらいいでしょう。
ありがとうございました。
ちょっと上のレベルの野球だと同じように序中終盤それぞれ攻撃や守備で優先するポイントがあったりするのでしょうか?
よろしければご教示頂けると幸いです。
火の玉至極のメッセージ・・・
今日も初心者がわからない野球の常識を書きます。
野球人にとっては何ら変哲のない話でも初心者には目からウロコなんてことがよくございます。
簡単に書いていきます。
序盤3点以内。
5回まで3点以内が先発の役目。
草野球は7回までですから、4回3失点が目標になります。
自責点とかエラーとかくだらない表現はなしです。
人のせいにしても何にもなりません。
エラー含めて3失点。
守備もこれを目指しましょう。
されど草野球です。
失点が多いです。
なので2点差で折り返せればいい。
草野球C,Dクラスまたは3部、4部レベルなら、リードしてるのが1番ですが、2点差で5回を迎えれば序盤はいいんじゃないでしょうか。
なのでそんな守り方でいい。
ランナー3塁でセカンドホーム悪送球するよりも勝っていればランナーをあきらめてファーストでアウト。
セカンド草野球の初心者を仮定しています。
ちゃんとしたセカンドなら前進守備で守ってください。
そんな風にいろいろな戦術があります。
むずかしい話は置いておいて、やっぱりピッチャーですよ。
「いいキャッチャーのリード配球2」とでも名付けましょう。
序盤と中盤で配球を変える。
もしくは中盤用の別タイプの交代投手を用意する。
打者って前の打席の情報をインプットして次の打席に備えます。
例えば1打席目にストレートとカーブを見たとする。
そうするとそれにはタイミングが合うんですね。
インコースを見たら、インコースを打つタイミングは出来ていると思っていい。
序盤の抑え方として、なるべく情報を与えずに抑えるってことが大事なんです。
凄く簡単に言えば、第1打席、アウトコースのストレートだけで抑えるなんてことが出来ればいい。
私が20代前半のバリバリだった頃は、1巡目はストレートだけしか使いませんでした。
コースだけを狙った手を抜いたストレートで追い込んで、全力のストレートで三振を狙う。
情報はストレートだけなので2巡目からカーブが効くんです。
これは何度対戦しても一緒。
目を慣れさせない。
序盤はどうせストレートだろ?って思ったところにカーブはキャッチャーの腕です。
打者心理を読み取って、2球ぐらい使ってやることも必要です。
私の場合ですが、中盤でカーブで三振を取りに行く。
初球に序盤三振を取っていた全力ストレートを見せる。
もちろん早打ちで見ていないバッターに対しては抜いたストレートになる。
野球は深いです。
終盤になんとシンカー。
シンカーを初球で使うと打者は簡単に見逃すんです。
そうです。見たことがないから。
うっ・・・ってさせたらど真ん中でも打者は見送ります。
さらにうちのキャッチャーは頭が良かった。
配球を変えてしまうんです。
三振を取っていたカーブのはずが、初球カーブでストライクを取る。
打者が裏目裏目に出るように投げて行く。
こんな難しいこと出来ねえよって思った人・・・だから捕まるんですよ
だから終盤に代えられちゃうんです。
完投したかったら、こういうことはデフォルトです。
プロを見てください。
最高峰だから、投手が7種類近くの球種を持っています。
見てるとわかるんですが、1打席の中で2球として同じ球種が来ない。
1回見せたら終了。
もうそのボールは使わないなんてのが当たり前です。
えっ?スライダーとか30球以上投げてるじゃん?
同じスライダーではないんです。
曲がりが大きかったり、小さかったり、スピードが変わっていたり、もう最高峰の技術です。
ボールと思って見送ったら曲がりが小さくてストライク。
打てると思ったらさらに曲がって空振り。
横に曲がる。
縦に曲がる。
スライダーひとつでこれだけの種類があります。
私たちはそこまで出来ない。
だから河川敷で野球をしています。
しかし勝ちたいですね?
だったら私が書いたことぐらい完投する投手はデフォルトでやっています。
捕まらないように、打者がタイミングを合わせているだろう場所、球種は2度と投げない。
常に打者が見たこともないボールで勝負する。
見たとしても迷わせる。
次は何が来るんだ。
去年は準決勝で負けました。
最終回です。
絶対打てる自信があった。
この投手にもう引き出しはないと思ったからです。
初球・・・ストレート。
はいもらった!
と思ったら落ちた。
そのままボールの上を叩き、ボテゴロのピッチャーゴロ。
この投手は1失点完投。
前回の対戦ではは3対2で勝利していただけに油断でした。
3番の私に対して見事な配球。
してやったりの投球に脱帽した試合です。
丁寧に自分の得意コースを待たなければいけなかった。
こんな風に、どの投手も最後まで見せないボールを持っていたりする。
負けた後に覚えたのかもしれません。
打者に合わされない投球。
ここはキャッチャーの腕次第かもしれません。
第二の監督とも言われてますからね。
そうやって考えて考えて考えて投球すればエラー含めて4失点ぐらいの試合は作れます。
将棋感覚で見るならば、この視点でいいかと思います。
野手ならば、単調になっているときに「それ狙われてるよ」なんて声をかけて味方投手が捕まらないようにサポートしてあげたらいいでしょう。
ありがとうございました。