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明日、世界が終わる日でも、私は猫にエサをあげる。

kage

2017/11/08 (Wed)

明日、世界が終わる日でも、私はキミのお父さんでいる。

あと何回、連れて行けるかわからないけど、命ある限り、私は奥さんを外食へ連れて行く。

愛する奥さんにたくさん美味しいものを食べさせてあげたい。

生まれ変わっても一緒になりたいと思う。

大好きな奥さんを幸せにしたいと思います。



他の誰かには出来ないことをやろう。

誰にでも出来ることならば、なるべく他人にやってもらおう。


私にしか出来ないことは、キミのお父さんでいること。

家族として、旦那であり、お父さんは僕にしか出来ない。

取引先との大事な打ち合わせではなく、彼女の運動会へ行く方が大事なのかもしれない。



私は押しも押されぬナンバーワン社員だった。

たくさんの期待を背負った。

次期○○と言われ、未来では会社の中心の役職を約束された男だった。


実際のところ、そこまでの器ではない。

ちゃんと失敗をした。

作業中、大けがをして、見事な転落。


ナイアガラの滝とは、私のためにある言葉だ。




この日は夜勤。


夜勤終了後、娘のバスケットを見に行く予定だった。

ビジネスも野球もプライベートもって全部を取りに行った結果、私はたいした睡眠も取らず日々を過ごしていた。

「何でも出来る」

過信、慢心、油断が大きな失敗を生んだ。



朝方5時。

仮眠から目覚めて、もう一仕事と思った時だ。

まだ寝ぼけていた。

ボタンを押し間違えた。

機械の誤作動で、顔面に破片が飛び、あごの骨を折り全治4週間の怪我。


トップ社員の大失態だ。



家に帰り、電気もつけずに、ただただぼーっとしていた。

暗い部屋で思ったことがある。






「俺、死んでいたかもしれない」






死を意識したことで明確になったことがある。




俺は家族のために生きる。



転落したから、言うんじゃない。


地位や名誉は、あればいい。


あるに越したことはないけど、無くたっていい。





奥さんのためや子供のために、やりつくして昇進できなければ、仕方ないと思う。


だけど仕事、仕事で頑張って、最高の地位と給料を得たとして、その代償に娘の成長を見れなかったとしたら、俺は人生に後悔をする。

人生をやり直したいときっと思う。


暗い部屋の中で、そんな風に思った。



生き方が変わった。



人の期待に応える人生をやめたのだ。


わざと結果を出さずに暇になった。



その暇を全部家族に当てた。




怪我をして良かったと思う。




おかげで娘の中学バスケットの試合は全部、見に行けた。

運動会も授業参観も合唱コンクールも見れた。

家に帰ると抱き着いてくる娘がいる。



そろそろ、お父さん嫌いなんて言われる時期なのに、そんなことも起こらない。


仕事は相変わらず、部下に頭を下げてお願いして帰る。

娘との時間を過ごすためだ。




草野球も行かなくなった。

娘の試合があるからだ。

あれほど、お前が必要だと言われていたが、いざ行かないとわかる。

別に私がいなくても優勝はするし、試合はやっているのだ。

他の人で出来ることは、なるべくやらない。



自分にしか出来ないことをやる。


娘にとって、私以外のイケメンに試合を見てもらっても何も嬉しくない。

代わりはいない。


私が見に行かないと娘は頑張らないのだ。


求めるならば、これでもかってぐらい、愛情をぶっかけてやる。

いつ死ぬかわからないから、いつ逝ってもいいように、今、これでもかってぐらい愛してやる。そう決めたんだ。



今日も猫が鳴く。


空になった茶碗の前で、飯をねだる。

猫のトイレ掃除とご飯も私の仕事なのだ。


猫も私以外の人がやってくれないのをわかっている。


だから私を見ながら、エサをあげるまで鳴き続けるのだろう。



本当に私を必要としているのは、会社じゃない。

上司じゃない。

監督でもない。



家族だ!



だから私は、明日、この世を去るとしても、猫にエサをあげる。


庭の木々に水をあげる。


簡単なことで誰にでも出来ることの中で私以外にいないことこそ、本質。


猫は私以外の人間にエサを求めない。


だから大事な会議よりも、猫を取る。



これは仕事がクソだと言う話ではございません。

ビジネスで成功することも大事です。

その中で本当に大切なものを見失ってまで成功を求めなくてもいいという話です。


ゆっくりと進んで大丈夫。



誰のために生きるのが幸せか?


そんなことに気がつかせてくれた1冊をご紹介します。

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