2017
Nov
11
1
怪我をしない投球。
ところでアーム投げって何?
あー肘をあまり使わず、腕固定みたいな感じで投げることね。
内海さん、岩瀬さん、岡島さんみたいな投げ方って言えばわかりますかね。
今日はアーム投げについて質問が来ました。
今年、草野球に1度も行かずに、バスケットを見ていた私が語っていいものか迷うところです。
しかし、私の考えを教えてくださいとのことです。
失礼承知で、感想を経験から語らせて頂きます。
まず質問者様の懸念事項をご覧ください。
投手のアーム投げです。(子供)
子供には「腕は脱力、鞭のように柔らかく、真上から真下に叩きつけるように」
と、カッコいい大谷投手とかマー君とかのフォームを見せたりして、アーム投げを修正しようとしていました。
金田投手、村山投手、鈴木啓志投手、小松投手、岩瀬投手、マリアーノリベラ投手。
故障しない、息の長い投手はアーム投げではないのか?
アーム投げは修正してはいけないのではないか?
サイドスローのアーム投げが一番故障しない投げ方ではないのか?と思ったりもしています。
アーム投げについて火の玉さんのアドバイスがもらえればうれしいです。
もちろん20年、野球やってますからアーム投げは知らずにグーグル先生に頼りましたが、勝手に「この投げ方、いいんじゃないかな?」とアーム投げをやったことがあります。
やったことがありますということは、戻っているという意味です。
昔、ダルビッシュさんが、アーム投げのメジャーリーガーを見て、「あれは肘を故障する」と言っていたことを記憶しています。
体から手が離れて、遠回りすると肘に負担がかかるらしいです。
体の近くに、まとわりつくようにというか、なるべく手が体の近いところを通るように投げる的なお話です。
そうか、そうか。さすがダルさん。
やってみました。
ボールボールボール、フォアボール・・・・
次に成瀬さんや和田さんの投げ方。
バッターに手が見えないように体の後ろに隠して、いきなりばッと投げると打者が打ちにくい。
よし、これだ!
ボールボールボール、フォアボール・・・・。
で、岩瀬さん。
遅れて出てくる腕。
角度もついて打ちにくい。
俺は岩瀬になる!
ボールボールボール、フォアボール。
終了やっ!なんも上手くいかんっ!
練習が足らないんじゃないの?
そうじゃない。
キミはスポーツと言うものをなんもわかっとらん。
出来ないことを出来るようにするのではなく、まあまあ出来ることをさらに磨いて精度を上げる作業を練習と呼ぶ。
もちろん出来なきゃいけない技術もある。
基本は抑えた上での話だ。
試すのはいい。
試したときに、ある程度、「これは良い感じだ」とならないものを練習したら、出来るまでどれだけの時間がかかるか?
しかも結局できない時、ライバルとの差はどれだけつくか?
どれだけー!
もう少し語りましょう。
たくさんのプロ野球選手が、プロでやって行くために試行錯誤してフォームを変えています。
オーバースローがサイドになってみたり。
右打ちが両打にしてみたり。
はっきり言えば、あの人たちは、どんなフォームでも打つ。
王さんは一本足打法じゃなくても、ホームランは打つでしょう。
イチローさんは振り子にしなくても200本は打つ。
何が言いたいかと言うと、スポーツは結果で見るといい。
よく打撃では、ヒットになれば正解。
またはヒットにならなくてもヒット性の当たりが出ていれば正解。
3割~4割の確率でヒットならば、そのフォームが狂わないように、丁寧に素振りをしていればいい。
投手の場合、狙ったところに「生きたボール」が投げられるフォームが正解。
結局、ダルビッシュさんも肘を怪我しました。
もちろん投げ方がどうとかいう話ではありません。
投げていく以上、どんなフォームでも怪我のリスクはあるという話です。
息子さんのボールをお父さんが受けてみて、構えたところに寸分狂わず、伸びのあるボールが来たなら、基本それでOKです。
他に挑戦してボールが変なところへ行くようなら、やめさせてください。
合っていれば最初から、それなりに出来ます。
そこからの努力であり、技術を研磨する作業の方がいい。
ちなみにそれなりに出来たらですよ。
何を始めるにしても最初は、まあまあ出来ません。
それなりに出来たら、磨き、その中で出来ないことを出来るようにするのが練習。
完膚なきまでに最初から出来ないことをやめる。
まあこれは精度の問題やなと思うことを猛練習ってわけです。
怪我をしない投げ方(考え方)・・・
子供の場合、あまりよくわかりません。
若いころのことは、忘れました。
38歳の今、言えることがあります。
アーム投げしようが、肘を使って投げようが、サイドスローにしようが、とりあえず痛い!
痛いんですけどっ!
こういう結論となります。
使わない筋肉を急に使うと痛いんだなと。
火の玉は1年間バスケットをしてボールを投げてない。
シャドーで肩を動かしただけで痛いです。
あとは大遠投したときに肘を痛めた経験があります。
すなわちMAXを出すと怪我につながります。
だいたい草野球で肩を壊す若者のパターンはこれ。
しばらく使ってない筋肉をMAXでビキーン症候群です!
学生さんでも肩を壊す人は抜き方を知らない人。
イニングの中で全員三振を狙いに行く。
1球、1球、全力。
酷使、全力、酷使。
これを繰り返した人です。
抜き方というのは、打者全員に全力じゃなくてもいい。
抜ける打者もいっぱいいる。
要注意のバッターでも、抜いたボールをどこで投げられるかを周到に考える。
MAXを使わない回数を増やす。
8割。
上手くいけば6割で打ち取って行く。
そうやって肩を痛めつけないように投げる。
どこかで上限があって、MAXを出し続けてある一定を越えるとビキーンですよ!
ビキーンが来ないために、なるべくMAXで投げない意識をつけておけばいい。
変な言い方ですが、全力を出さない。
8割こそ全力。
少しだけ余力を残しておく。
これこそが怪我防止になります。
もちろんストレッチ、アイシング、筋トレ等は大事ですが、火の玉の超アマチュアさぼり選手の経験で行けば、酷使しないが結論です。
アップを入念になんて言う人がおる。
教えよう。
私たちはアップで、足がつり、アップで膝を痛め、アップで椎間板ヘルニアを発症する人種なのだ。
気をつけて大事にプレーしていくことお勧めします。
これは猛練習をしている学生さんもそうです。
もっともっとと酷使しすぎると、オーバーロードします。
参考にされてください。
ありがとうございました。
あー肘をあまり使わず、腕固定みたいな感じで投げることね。
内海さん、岩瀬さん、岡島さんみたいな投げ方って言えばわかりますかね。
今日はアーム投げについて質問が来ました。
今年、草野球に1度も行かずに、バスケットを見ていた私が語っていいものか迷うところです。
しかし、私の考えを教えてくださいとのことです。
失礼承知で、感想を経験から語らせて頂きます。
まず質問者様の懸念事項をご覧ください。
投手のアーム投げです。(子供)
子供には「腕は脱力、鞭のように柔らかく、真上から真下に叩きつけるように」
と、カッコいい大谷投手とかマー君とかのフォームを見せたりして、アーム投げを修正しようとしていました。
金田投手、村山投手、鈴木啓志投手、小松投手、岩瀬投手、マリアーノリベラ投手。
故障しない、息の長い投手はアーム投げではないのか?
アーム投げは修正してはいけないのではないか?
サイドスローのアーム投げが一番故障しない投げ方ではないのか?と思ったりもしています。
アーム投げについて火の玉さんのアドバイスがもらえればうれしいです。
もちろん20年、野球やってますからアーム投げは知らずにグーグル先生に頼りましたが、勝手に「この投げ方、いいんじゃないかな?」とアーム投げをやったことがあります。
やったことがありますということは、戻っているという意味です。
昔、ダルビッシュさんが、アーム投げのメジャーリーガーを見て、「あれは肘を故障する」と言っていたことを記憶しています。
体から手が離れて、遠回りすると肘に負担がかかるらしいです。
体の近くに、まとわりつくようにというか、なるべく手が体の近いところを通るように投げる的なお話です。
そうか、そうか。さすがダルさん。
やってみました。
ボールボールボール、フォアボール・・・・
次に成瀬さんや和田さんの投げ方。
バッターに手が見えないように体の後ろに隠して、いきなりばッと投げると打者が打ちにくい。
よし、これだ!
ボールボールボール、フォアボール・・・・。
で、岩瀬さん。
遅れて出てくる腕。
角度もついて打ちにくい。
俺は岩瀬になる!
ボールボールボール、フォアボール。
終了やっ!なんも上手くいかんっ!
練習が足らないんじゃないの?
そうじゃない。
キミはスポーツと言うものをなんもわかっとらん。
出来ないことを出来るようにするのではなく、まあまあ出来ることをさらに磨いて精度を上げる作業を練習と呼ぶ。
もちろん出来なきゃいけない技術もある。
基本は抑えた上での話だ。
試すのはいい。
試したときに、ある程度、「これは良い感じだ」とならないものを練習したら、出来るまでどれだけの時間がかかるか?
しかも結局できない時、ライバルとの差はどれだけつくか?
どれだけー!
もう少し語りましょう。
たくさんのプロ野球選手が、プロでやって行くために試行錯誤してフォームを変えています。
オーバースローがサイドになってみたり。
右打ちが両打にしてみたり。
はっきり言えば、あの人たちは、どんなフォームでも打つ。
王さんは一本足打法じゃなくても、ホームランは打つでしょう。
イチローさんは振り子にしなくても200本は打つ。
何が言いたいかと言うと、スポーツは結果で見るといい。
よく打撃では、ヒットになれば正解。
またはヒットにならなくてもヒット性の当たりが出ていれば正解。
3割~4割の確率でヒットならば、そのフォームが狂わないように、丁寧に素振りをしていればいい。
投手の場合、狙ったところに「生きたボール」が投げられるフォームが正解。
結局、ダルビッシュさんも肘を怪我しました。
もちろん投げ方がどうとかいう話ではありません。
投げていく以上、どんなフォームでも怪我のリスクはあるという話です。
息子さんのボールをお父さんが受けてみて、構えたところに寸分狂わず、伸びのあるボールが来たなら、基本それでOKです。
他に挑戦してボールが変なところへ行くようなら、やめさせてください。
合っていれば最初から、それなりに出来ます。
そこからの努力であり、技術を研磨する作業の方がいい。
ちなみにそれなりに出来たらですよ。
何を始めるにしても最初は、まあまあ出来ません。
それなりに出来たら、磨き、その中で出来ないことを出来るようにするのが練習。
完膚なきまでに最初から出来ないことをやめる。
まあこれは精度の問題やなと思うことを猛練習ってわけです。
怪我をしない投げ方(考え方)・・・
子供の場合、あまりよくわかりません。
若いころのことは、忘れました。
38歳の今、言えることがあります。
アーム投げしようが、肘を使って投げようが、サイドスローにしようが、とりあえず痛い!
痛いんですけどっ!
こういう結論となります。
使わない筋肉を急に使うと痛いんだなと。
火の玉は1年間バスケットをしてボールを投げてない。
シャドーで肩を動かしただけで痛いです。
あとは大遠投したときに肘を痛めた経験があります。
すなわちMAXを出すと怪我につながります。
だいたい草野球で肩を壊す若者のパターンはこれ。
しばらく使ってない筋肉をMAXでビキーン症候群です!
学生さんでも肩を壊す人は抜き方を知らない人。
イニングの中で全員三振を狙いに行く。
1球、1球、全力。
酷使、全力、酷使。
これを繰り返した人です。
抜き方というのは、打者全員に全力じゃなくてもいい。
抜ける打者もいっぱいいる。
要注意のバッターでも、抜いたボールをどこで投げられるかを周到に考える。
MAXを使わない回数を増やす。
8割。
上手くいけば6割で打ち取って行く。
そうやって肩を痛めつけないように投げる。
どこかで上限があって、MAXを出し続けてある一定を越えるとビキーンですよ!
ビキーンが来ないために、なるべくMAXで投げない意識をつけておけばいい。
変な言い方ですが、全力を出さない。
8割こそ全力。
少しだけ余力を残しておく。
これこそが怪我防止になります。
もちろんストレッチ、アイシング、筋トレ等は大事ですが、火の玉の超アマチュアさぼり選手の経験で行けば、酷使しないが結論です。
アップを入念になんて言う人がおる。
教えよう。
私たちはアップで、足がつり、アップで膝を痛め、アップで椎間板ヘルニアを発症する人種なのだ。
気をつけて大事にプレーしていくことお勧めします。
これは猛練習をしている学生さんもそうです。
もっともっとと酷使しすぎると、オーバーロードします。
参考にされてください。
ありがとうございました。