どーせ無理は「その挑戦をやったことがない人」が言うんだよ!

2017/11/12 (Sun)
「ごめん、俺はキミの可能性を潰すところだった」どーせ無理。
お前は背が小さいから中学でバスケはやめたほうがいい。
たぶん勝てない。
試合に出れないのはきついぞ。
ただの遠足だしな。
モップ掛けとボール運びで終わりだぞ?
それだったら、楽しくやれるゆるい部活に入って、とりあえず選手登録さえすれば出してもらえるところがいいと思う。
卓球とかいいぞ。
(卓球をバカにしてるわけではありません。私の中学校は卓球部が弱く地元にクラブチームもないため狙い目となってます)
背の高い後輩。
上手い先輩。
そこに挟まれるうちの下の娘にレギュラーは無理と判断して言いました。
それでもバスケをやると言った下の娘。
「きびしいぞ?でもお前の人生だから応援はするけど、無理だと思うぞ」
そんなに勝負の世界に、こだわらなくても幸せに生きて行って欲しいという願いで止めていました。
負けるとわかっていてやるのは親としてやめさせた方がいいと思い止めてました。
しかし、勉強をしてわかったことがあります・・・
そうじゃねえだろ!!
どーせ無理。
TEDを見ていて衝撃のプレゼンを見ました。
どーせ無理って言う人ってどんな人?
それは、そこに行ったことがない人が言うんだよ。
やったことがない人が、無理だからやめとけって言うんだよ。
ドカーンとハンマーで脳みそ殴られました。
俺じゃん?
バカ丸出しの大人な俺の事じゃん?
こんな大人にだけはならないぞって勉強して「無理や」ってバカじゃん?
謝らなきゃ。
クソな大人で申し訳ないと。
今日もバスケットの試合でした。
上の子の塾を送って、下の子が試合をする会場へ急いで行きました。
コーンスープを飲む娘をつかまえて呼び出した。
ちょっと、いいか?
話がある。
お父さん、中学は無理だからやめろって言ったことがあったよな?
あれ忘れてくれ、ごめん。
お父さん、何も勉強してなくて無知な大人だったんだ。
本当にごめん。
無理じゃない。
キミの可能性は、キミが信じる限り、どこまでもある。
背が低いのがなんだ!
足が遅いのが何だ!
関係ねえよ。
この先、伸びる。速くなる。
バスケットだってもっともっと上手くなる。
無理だって言う俺みたいな大人は、やったことがない人なんだ。
そんなことやったことないから無理だって言ってる。
バスケットでレギュラーを獲ったことがない俺の言うことなんて忘れてくれ。
無理じゃない。
きっとできる。
出来るためのサポートを今日から全力でする。
本当にすまなかった。
今日もこれからの活躍を信じてるから。
この先の人生も俺みたいな大人はたくさんいる。
みんなやったことがない。
これから、キミが挑戦しようとしてることをやったことがないから無理だって言う。
気にせず進んでほしい。
俺は信じてるから、自信をもって進んでほしい。
そっと頭を撫でた。
にっこり笑って、戻る彼女の背中があった。
この上なく未熟な大人の話でした。
子供の可能性を潰さない大人が一人でも増えてくれることを願い終わります。
何かに挑戦してる子供に「こうやったら、上手くいくかもよ」って案を提示をし続けることの出来る大人を目指します。
ありがとうございました。
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この記事へのコメント

Re: クラブ内の同学年からのいじめ
サッカー部の星さん、こんにちは。
今回は大変で心中、お察しします。
記事にも書きましたが、出されてる結論でいいと思います。
私が親でもそうします。
本来、これで終わりなのですが先日私事で感じたことを日記にしてみました。
ついでにお読みください。
「成長したければ人生の責任を自分にする」と言う記事です。
またよろしくお願いします。
Posted at 11:17:03 2017/11/25 by 火の玉ボール
この記事へのコメント

クラブ内の同学年からのいじめ
お久しぶりです。
昨年は非常にお世話になり、ご無沙汰して申し訳ありません。
今回は質問と言うか・・・・
私の息子は今年中学に上がり、子供自身が悩んだうえで「やっぱり少年野球の仲間と野球がしたい」と言う希望にそって中学野球に入りました。
その後も努力を続け、夏の大会には控えでしたが1年生で一人だけ背番号をもらい、試合にも出してもらっていました。
夏が終わり新チームになり、背番号4をもらいかなりやる気になっていたのですが、そのころから同じ学校にいる姉が「あの子最近一人で帰ってきてるけど、なんかあったんとちゃう」とおしえてくれました。
そこで嫁がそれとなく聞いたところ、夏休み前から少年野球の時のキャプテンだった子が「あいつ試合に出てるからって調子に乗っている」「あいつとキャッチボールするのやめよう」などとわかりやすい嫌がらせをするようになっていたようです。
息子は別に関係ないからと、普通に野球をしていたのですが(先輩がキャッチボールの相手をしてくれたり、トスを上げてくれているようで)だんだんと1年生全体からムシされるようになったようです。(無視されるのは、クラブの時がメインで、クラスでは特に何もされていないとのことです)
息子とすると今更シニアに移籍するのも遅いし、無視されてるやつらに頭を下げに行くなんて絶対したくないということで・・・・・
今すぐでも野球をなげすててやめてしまいたいと思っているようです。
ただ、先輩たちがいい人達で何とかフォローをしてくれて、みんなを集めて「こんなことやめよう」と言ってくれたそうですが、結局その少年野球のキャプテンだった子がいると同じような嫌がらせをしてくるようです。
私としては、子供をこんなクソみたいな環境においておきたくはなくキャプテンの子と、その子の親に話に行こうかと思っています。その上で息子が野球をやめるのか、シニアに移籍するのか、転校するのか(祖父の地元の学校に転校も可能だと嫁が話を聞いてきました)決めたいと思います。
こんな話はどこにもなかなか質問出来ないことなので困っています。
何が正解なのかは別として、1社会人として火の玉さんの意見を聞かせていただけませんか。
大変申し訳ないですが・・・よろしくお願いします。
Posted at 16:21:49 2017/11/23 by サッカー部の星
この記事へのコメント

Re: こんにちは。
TERUさん、こんにちは。
途中で送信ボタンを押してしまい、コピーしたため<が入っていますが気にせずお読みください。
> ケン・ロビンソン氏のTEDを見ました。
> 唸りながら聞きました。
>
> 創造性は型に、はめたら出てこない。
> 失敗を恐れたら堅実な考えになる。
> 自由に発想させてやってほしい。
>
> そんなメッセージだったように理解しています。
>
>
> なぜか自分の経験にリンクしています。
>
> 私の親、私がやること全部放置でした。
> 好きにやれと。
> だらけても放置。
>
>
> ちゃんとやりなさい。
> 早くしなさい。
>
> 言われませんでした。
>
> 習い事教室は様々なところへ連れてかれました。
> 可能性をさがしてくれていたんでしょうか?両親、亡き今となってはその回答を聞けません。
>
> 習い事ですが、すべて簡単に辞めました。
> 突発的にやりたいと言って、すぐ辞める。
> 怒られません。
> 連れていかれた物も、すぐ辞めます。
> そうか、わかったで終了。
>
>
> 働いた会社も3年ほどで辞めると言った時も特に理由も聞かずに了承。
>
> 結局辞めなかったんですが、もう好き放題。
>
> 堕落に堕落を重ねて会社を休んで朝までファイナルファンタジーをやった日もあります。
> たま~に言われました。
遅刻を繰り返す私に、遅刻はダメだと。
>
> 世間一般の最低限の常識レベルの注意だけ。
>
>
> あとは自由。
>
>
> 1番最低の時代を一緒に過ごし、他界してから胸を張れる実績をちょいちょいですが取れるようになりました。
> もう少し早く今の姿を見せたかったなと。
>
> 父の葬式は200以上人集まり、地元の1番大きな会場をはみ出すほど来ていただき、盛大なものでした。
>
> 亡くなった父へというより、私の人脈の方が結構、いらしてくださったことに驚きました。
>
>
> 私は通信簿3と2しかない平凡な子供です。
もっと勉強をしろも言われませんでした。
> 学年の成績は中の下の位置で、これまた1番おもしろくない結果です。
>
> 38歳の今、たくさんの人が信頼してくれます。
> リスペクトしている態度で接してくれます。
>
> きっと型に、はまったならば、こんなに人が寄ってきてはくれなかったかもしれない。
> 私は可能性を信じてもらい、成功したときにその成功を見せれなかった男です。
> この上なく、この親の元に生まれて良かったと思っています。
>
> 越えられないかもしれません。
放置するむずかしさ。
失敗を容認するむずかしさ。
信じて忍耐。
もっともっと人間力をあげないといけないなと感じました。
早くに親を亡くすと、あの時はなんで俺にこうしたの?って聞きたくなる人生の迷いがたくさんあります。
普通はダメだって言わないかい?って。
墓の前で、手を合わせてなんとなく納得して帰る日々です。
いてほしい時にはいない。
だから、そこにいる人を当たり前に思わず、大切に。人が存在するのは奇跡。出会いも奇跡。・・・ですかね(笑)
ありがとうございました。
Posted at 12:56:09 2017/11/18 by 火の玉ボール
この記事へのコメント

申し訳ありません!!
もしかしたら、植松努氏のほうでしたか。
彼のお話もしびれます。失礼しました。
Posted at 12:16:25 2017/11/15 by TERU
この記事へのコメント

こんにちは。
火の玉さん。皆様。こんにちは。
周りが風邪をひき始めましたが、
バカなので、ムテキングなTERU
でございます。
もしかしたら、TEDの「ケン・ロビンソン」
氏の、プレゼンを見られたのでしょうか。
ジョークや言い間違えすら、計算づくの
ような気がして、寒気すら感じました。
自分も、現在「教育者の端くれ」として、
いろんなことをお客さんにお伝えしています。
彼に1ミリでも近づきたくて、考えていることは
「この方の可能性を潰しちゃいけない」と
思って日々、言霊を発してる気がします。
確かに、個人的な意見や、一般論を
かざしたくなることは、多々ありますが、
少しでも、やってみたいんだよ?との
想いの芽を摘んでしまうのは、大人の
悪い癖なんでしょうかね。
今回の記事もしびれました。
こんなパパをお持ちのお嬢様。
どこまで行かれるんでしょうね。
すごく楽しみです。
ゾクゾクと背筋が、きました。
また「火の玉ROOM」でも(笑)
お待ちしております。
ありがとうございました。
Posted at 11:57:46 2017/11/15 by TERU
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