成長したければ、人生の責任を自分にする。

2017/11/24 (Fri)
息子1年生でただ一人ベンチ入り。夏の大会も少し出してもらえた。
新チームでは背番号4をもらいレギュラー。
そしたらなんと、いじめにあう。
一人レギュラーで調子に乗ってると無視されてる。
自分が凄くなれなくて、あきらめている悲しい人間が、よくやることです。
暇だよな。
ださいよな。
負けて悔しい腹いせに、悪いうわさ流してさ。
・・・・と妬まれの王様である才能のオーケストラと呼ばれた私が言ってみた。
私は大人なので、身近にいる人がリスペクトしてくれてれば、気にせず進めます。
実際、毎日がリスペクトのメテオストライクで「たまには妬んでくれー」とお願いしたくなる。
しかしこの間、事件は起きた。
私の会社にいるデブトトロだ。
トトロはデブじゃないか!
いやそうじゃない。
あえて頭にデブをつけることによって、そいつがどれだけ生粋のトトロ体型で私をリスペクトしないかを想像してもらいたい。
デブトトロは腰に持病を持つ。
だいたい腰に痛みを訴えて会社を休んだり、仕事をさぼりだしたら注意してもらいたい。
そいつはデブトトロである危険がある。
このデブトトロ、腰の手術を受けるとのことで10日間休みをもらった。
その代わりに私を始めとする数人が、このデブトトロが空けた小さな穴を埋める。
トトロの穴は私の片腕で埋まる。
しかし私の抜けている穴はホライゾンである。
天津飯が気功法をナッパに打ちまくった穴の数百倍の労力で後輩たちが埋めてくれた。
復帰後、トトロ挨拶なし。
菓子折りひとつ持ってこないで、現れる。
まあいい。
やることやってくれれば。
しかしどうだろう?お前はどこを手術した?と聞きたくなるぐらいの出来高である。
さらに私が関わっているのに、クソ出来高で「すいませんがよろしくお願いします」
とりあえず言っておけみたいな、棒読みのすいません。
やめちまえ、おらっ!
さて私は考えた。
みんなデブトトロが悪いという。
奴がやる気ないのは、今に始まったことじゃないと言う。
しかしだ。
やっぱりすべての問題は自分にあるんじゃないか?
人生の責任を自分にしておかないと、人生をどんどんダメにしていくんじゃないか?
確かにクソヤロウはたくさんいる。
「私は大丈夫であいつがダメだから、このストレスはあいつがしっかりしないといけないんだ」という考えを持った場合、そこからの成長はない。
物事を相手のせいにしたら、自分はこのままでいいってことになる。
すなわち、相手の愚痴を言って終了となる。
もしも自分に成長の幅があったら、このままでいいは、もったいないじゃないか!
考えに考えて結論を出した。
「使えねえ、バカばっかりだよ」と嘆くリーダーがいる。
そのリーダーは自分が見えている人ではなく、自分も出来ない人なのだ。
班員が使えないバカなのではなく、班員が使えないリーダーの言うことを聞かないだけ。
実は全員、動ける人間である。
この事例を見て気がついたことがある。
私がまだまだ足らないんだって思った。
だって他の後輩たちは、私が来るとシャキッとするし、リスペクトしてくれている。
だらけた態度も出さない。
他の先輩には舐めた行動を取っても、私の頼みはしっかりと聞いてくれる。
他人に何を言われてもいい。
だけど身近で私を見る人にダメだと言われるのは、私に足りないところがあるからだ。
私たちは凄い人の前では、シャキッとする。
背筋はピンと伸びる。
まわりがそうならないってことは、相手が悪いんじゃない。
自分が足らないから「お前に言われたくねーよ」って思われての態度なのだ。
これは私が凄くない勘違い野郎だった事実をデブトトロが見事証明してしまった話だ!!
舐め腐った出来高。
もっと出来るのに、あえてやらない。
火の玉にやらせとけ、あいつ給料、高いからいいべってことだ。
そうじゃない。
火の玉さんが来てくれる。
俺は火の玉がやりやすいように、しっかりやっておくんだって言う人だっている。
みんながそうならないのは、私自身がまだまだ未熟ってことです。
もっともっと頑張らないとなって思った話です。
さて大人はそれでいい。
戦う術を持ち、妬まれることを喜びとし、自分を曲げずに高めることも出来るだろう。
どうしてもその環境が嫌なら「会社、辞めます」で終了。
そこまでしなくても、「部署、変えてください」で解決かもしれない。
仕事がなくても、バイトで何とかやれる。
食い繋ぐぐらいは出来る。
その証拠に世の中ニートだらけではないか。
とっと辞めてバイトしながら、猛勉強すれば、自分に合った仕事も見つけられるだろう。
今回は子供さん。
子供は違います。
やっぱり大人が助けていいと思います。
大人の理論は通用しません。
いじめがあるならば、しっかりと介入してください。
私の娘はいじめる側でした。
本当にすいませんっ!
親ってバカですから、まさか我が子がそんなことしてるはずないって思ってます。
だから言いに行ってください。
相手の親が知る。
いじめをしてる子供が1番やられたくないことです。
お家に話に行ってもいいですし、先生に入ってもらうのもいいでしょう。
質問者様もこれに近い結論を出されてるようなので安心してます。
そのままやってください。
先生に言っても直らない、相手の親に言っても直らないのなら、環境を変える手続きをしてください。
変わらない可能性があります。
やり口が1番汚い「無視」です。
無視はしていないと言えば済む話です。
話しかけてこないからと言い逃れるケースもあります。
その時は環境を変えちゃいましょう。
辞めたいと言ってる息子さんに質問をしてください。
「野球が嫌いになったのか?」
野球が嫌いなら辞めていい。
そうじゃないなら、どこでもいいから続けなさい。
人間は好きなことをして生きていいんだよ。
最後にもう一つ。
冒頭で人生の原因は自分にあるとお話ししました。
ひとりレギュラーになって、本当に調子に乗った発言はなかったか?
上手い人ほど謙虚にボール運びをしないと干されて当然です。
雑用は人1倍しないといけません。
誰よりも仕事をしてさらに試合に出て、1番遅くまで練習してるぐらいでちょうどいい。
「おまえは試合に出てないから疲れてないだろ?」
私が月曜日に試合に出ている仲間に言われた言葉です。
悔しくてしかたなかったです。
20年たった今も忘れてません。
「相手のビデオ撮って来いよ?俺?俺は試合に出るから練習しなくちゃいけないよ。お前が行けばいい」
これも他の仲間に言われましたね。
これがあったから頑張れたと今なら言えますが、当時はむかついて仕方なかったです。
質問者様の息子さんは心配いらないと思いますが、同学年で、ただ一人のレギュラーです。
悪気がなく出た発言でも「調子に乗ってる」となりやすい事実があります。
私、火の玉は、すぐ天狗になってると言われます。
まだ謙虚さが足らないのか?
それとも私の才能が溢れんばかりだからなのか?
そういうところが天狗なんだってと突っ込まれたところのデブトトロ。
本当に天狗。
トトロにとって私ごとき、利用価値が少しだけある取るに足らない存在なのです。
もう1回ぐらい手術で休もうかな、火の玉いるし。
この程度です。
がんばろう、俺!
トトロの背筋が伸び、締まるぐらいの仕事をする男にならなきゃ。
成功したらみんなが見てる。
より謙虚に。
発言に気をつけて。
別に息子さんに白状させなくていいです。
「ないとは思うけど、もしもそういう部分が少しでもあったなら今後気をつけな」と言っておけばいいです。
長々とありがとうございました。
トトロに舐めれた話をしたかっただけにも見られそうですが、そんなことはございません。
あなたがより良い人生を歩めることを祈っています。
この記事の続編が出来上がりました。
「何のために辞めて他のチームへ行くのか?」
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この記事へのコメント

サッカー部の星さんへ
サッカー部の星さん、今回はお疲れ様でした。
愛する息子のためとはいえ、相当なエネルギーを必要とした案件だったのではないでしょうか。
今回のことは、息子さんに刻まれたはずです。
「おとうさんは、必ず守ってくれる」
素晴らしい背中を見せれたのではないかと思います。
この家族も息子さんにとっての居場所です。
自信を持って人生を進めるはずです。
私の経験で申し訳ありませんがひとつお話させてください。
私は小学校時代、水泳部で上級生にいじめを受けました。
父に話したら、連絡帳に何とかしてください的なことを書いてくれて水泳部の先生のもとへ出しました。
その日から上級生のいじめがなくなり、驚いたのを覚えています。
車の免許を取って、すぐに事故にあいました。
初めての事故で動転していたところ、現場に父が来てくれて事故処理を難なくやってくれました。
その後、変わらない私は何度も事故を起こします。
そのたびに父が来て「お前は保険を上手に使ってるよな(笑)」なんて言いながら対処してくれました。
5回ほどやらかして、ようやく運転の仕方を変えた私は、今現在ゴールドドライバーです。
今は他界していません。
だけど困ったら父に電話すると声を聞くだけで安心しました。
「この人は、どんな時も助けてくれる」
そんな人がいる。
これだけで、前向きに生きていけた自分がいます。
なんだか墓参りに行きたくなりました(笑)
貴重な人生のお話を書いてくださり、ありがとうございました。
勉強になりました。
Posted at 15:52:09 2017/12/14 by 火の玉ボール
この記事へのコメント

とりあえずの決着
コメントに回答していただきありがとございました。
「調子に乗っている発言」についてですが、
あったと思います。
うちの子は自分に厳しく、人にも厳しくと言う性格なので
「俺がこれだけやっているのに、お前は何でやらない」
と言うオーラを少年野球の時も出していました。
多分中学チームでもやっていたでしょう。
そんなところが周りからみたら面白くなかったのでしょう。
知っていたのに、解ってたはずなのに火の玉さんから言われるまで
何の動きもできなかった…………猛反省です。
私は野球以外のスポーツで県代表になったのですが、実際学校のチームでは
浮いていました。
息子と同じです。「俺はお前らの何倍もやって実績も出している。やらないやつがグダグダ言うな」と思っていました。天狗様でした。
ただ、チームで何人かが私と同じ思いの天狗様がいたので息子ほどいやな思いはしませんでした。息子にはそんな仲間がいなかった、作れなかったのがダメだったのかなと勝手に思っていました。
そうではなく、「素直」「謙虚」「感謝」の気持ちが足りなかった、それが原因の一つだと気付けました。ありがとうございます。
ただ、いじめをそのままにはしておけません。
そこで今回の件で、相手の父親と腹を割って話しました。
この人とは月一で飲みに行くくらいの友人でしたが、この後付き合いが無くても
構わないと言うつもりで話しました。
息子がチームで受けていること、練習時の状況など、普段やられていること、こちらの思いを話しまた。
その上で「あなたの息子とあなたと話あってください。それで私が持ってきた話が違っている、おかしいと言うなら、息子は学校での野球をやめます。そんなチームに、息子を置いておきたくない」と。
翌日の夜に、相手の父親から連絡がありもう一度会って話をしました。
少年野球の時の他のチームメイトの父親も全員来て話をしました。
みんなが子供たちと話をしたそうです。
その結果「いじめはあった」と・・・・。
きっかけは、秋の新人戦の前に監督から一年生のまとめ役としてキャプテンと言うか代表としてうちの子が指名されたことが始まりだったそうです。(私はその事実をしりませんでしたが(泣))
理由はひどく簡単でした。首謀者の子供が「自分がキャプテンをやる」と言っているのに、なにあいつ監督から言われたこと受けて1年生キャプテンやるて言ってるの。断れよ。俺がやるのに。がスタートだったそうです。
それからは「あいつの言う事きかんでいいよな」「あいつ偉そうに指示してくるからウザイ」「一番に荷物運んで監督にアピールしてるわ、どう思う」「お前朝練あいつと早めに来てトスやってるけど、お前も監督にアピールしたいの。時間どうりに来いや」「なんや、お前もあいつと一緒でかっこつけてやるんやな」
などなど色々首謀者の子供が周りに話していたようです。
聞いてて気分が悪くなりました。
ここまで裏で黒い動きをする中学一年生。キモチワルイ。
これがチームなのか・・・・これでは息子の気持ちが擦り切れてしまう。
その時点で、この件が解決したとしても、このチームに息子を戻していいのか。
この学校の野球部からは離れさせるのがいいのではないかと言う思いでいっぱいになりました。
他にもいろいろ私が息子から聞かされていない話が出てきましたが、それまでの話で一杯一杯になっていてあまり耳に入ってきませんでした。
その後その会に参加していた全員の親が私に謝罪してきました。
翌日子供たちも息子に一人づつあやまりに来たそうです。
野球チームでのいじめについては、とりあえず問題解消に向かってすすんでいるのかなと思っています。
あとは息子の野球についてです。
その後、息子とも話ました。
「中学チームで野球がしたいか」と言う問いかけには
「やりたいか、やりたくないかで言えばあのチームではやりたくない。けど野球は止めたくない」と。
「じゃあ硬式か、爺ちゃんとこの中学に転校するかあわてなくていいから考えてみよう。相談はいくらでものるから」とはなしました。
一応少年野球の卒団時に誘っていただいた2チームの監督に話をさせてもらいに行ったところ、1チームが「中学に入って遊んでいたわけじゃないんですよね。
左の内野か、一度練習に参加しませんか」と言ってくれました。
だんだん目の前のきりが晴れるように、少しずつですが問題が解消に向かっているのかなとも思っています。
息子の気持ちもあるし、ここからはあわてずやっていきます。
ありがとうございました。
Posted at 10:44:11 2017/12/09 by サッカー部の星
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