あなたの成長は選ぶチームで決まる

2018/01/24 (Wed)
アリ100匹がいます。アリが10匹ならば「アリが10(ありがとう)」
どうでもいいわい!
とりあえず今回の話は、100匹です。
このアリ100匹、よく働くアリは100匹中、何匹でしょうか?
ときどき働き、ときどきサボるアリは何匹でしょうか?
よくサボるアリは何匹でしょうか?
考えてみてください。
このサイトを見る人は、よく勉強されておられる方たちばかりですので、パレートの法則ぐらいは知っているかと思います。
でも知らない方のために、簡単に説明します。
組織はだいたい2対8の比率で形成される。
会社の売り上げ80%をトップ20%の社員で稼ぎ、残りの売り上げ20%を、その他80%の社員が稼ぐというものです。
その組織のだいたいはトップ20%の人間がやってしまうのだという法則がパレートの法則となります。
あくまで簡単に説明すると、そんな感じだとご理解ください。
ピッチャー、キャッチャーにトップ選手を持つチームはそれだけでBクラス、Cクラス優勝まで行ってしまう。
こんな草野球あるあるも当てハマりますね(笑)
1番、4番にぶち込める打者がいるチームならば、相当な打撃があり、強いですよね?
パレートの法則そのままです。
出来たら9人欲しいですが、2人いれば勝ててしまう。
試合の8割をその2人の出来で決めてしまいます。
アリの話に戻します。
パレートの法則を使うならば20対80で、よく働くアリは20匹というのはわかるかもしれません。
問題なのは、「ときどき働き、サボるアリ」と「よくサボるアリ」は何匹づつに別れるでしょうか?
これがおもしろい答えでした。
知りたいですか?
ふっふっふ・・・
もちろん教えます。
せっかくですので、簡単には読まずに、考えながら楽しんで行ってください!
火の玉至極のメッセージ・・・
実はよくサボるアリも20匹なんです。
残りが、ときどき働き、ときどきサボる60匹。
誤差は多少あるけれど、だいたいこんな数字になる。
これはどの100匹を入れてもそうなるそうです。
じゃあよく働くアリ20匹だけで働かせたら、どうなるの?
なんと20匹の中でサボるアリが出てきた。
せめてときどきレベルかと思いきや違う。
ちゃんと2割のアリが「よくサボる」アリになった。
ときどきサボるアリもいて、100匹の時と比率は同じでした。
エリート集団を集めたのに、働くプロ集団にはならなかったんです。
実は人間にも同じようなことが言えると教えてもらった話をしたかったんです。
その集団の中で劣等生となった場合、あなたはそれでも頑張れるか?
人や環境のせいにしてたらダメだとはよく言います。
しかし得てして人間は弱く、すぐにそんな考えになるんです。
「俺がやらなくても、優秀なあいつらがやるからいいんだ」
「いくらやったって勝てないから、もういいや」
「劣等生チームで遊んでた方が楽しい」
上の3つのような気持ちになったことはございませんか?
自分が完膚なきまでに負けていて凡人中の凡人だと気がついた時。
そこからやれる人間は中々いないんです。
よくサボる軍団に入ってしまう。
野球は好きなんだけど、上手くなりたいんだけど、レギュラーになりたいんだけど、心と体は別の方向へ。
素振りしなきゃいけないのはわかってるけど、見ているのはスマホなんです。
誰だって最初から凄いわけじゃない!
下手くそな自分、出来ない自分に対してコツコツ積み重ねる。
バットを振った量は嘘をつかない。
センス、運動能力は関係なく、振った人間には勝てないようになっている。
今、勝ちたい人間が自分よりも打つのならば、きっとそいつは、あなたよりも振っている。
言わないだけだ。
仕事が出来る人がいるならば、きっとその人は、あなたよりも勉強しているのだろう。
本を読んでいる量、行動に移しての経験の量が、あなたよりもある。
そこを埋めればいいだけ。
埋めればいいだけなのに、やる気になるのは一瞬で現実を叩きつけられるからです。
やっぱり勝てない。
つまらない。
そして元のサボるアリ。
これは法則ですから、私たちの力では動かせないんです。
残念でした。
一生負け組として、余生をお過ごしください・・・って待てーーーー!
すいません。
私なりの答えを書きます。
環境も自分で決めるんだよ!
私はここでやると。
おそらく今までは、ただ何となく、誘われるままに自分の身を置く場所を決めていた。
決めたとしても、出来ない自分に対して、自分の頑張り、努力、才能がないんだと思ってあきらめている。
ちなみに小学校、中学校は決められない。
しかし高校からは、あなたの選択が出来る。
運のいい人は、たまたま入った環境が自分に合っていた。
それなりの評価をもらってやる気なる。
上位20%でバリバリやれるかもしれない。
そうじゃない。
ほとんどの人は、負ける。
打ちのめされる。
あきらめる。
最初はみんな弱いって言ったでしょ?
コツコツと努力を積み重ねることが出来る環境を選ぶんです。
よく組織を見て、自分はどのぐらいに行けるのか?
上手くいけば3年で頂点になれるかもしれないってチームです。
トップ選手になったら、また探す。
おもしろい世界がいっぱいなんだ。
自分が成長できそうな環境。
あなたの努力がどうにかなる環境ですよ。
プロ野球選手が結果を残したらメジャーを目指す。
日本のトップになったら世界を。
通用しなくなったら、帰ってきて、良いチームを探す。
野球選手としてダメになった時、解説者として上位を目指せると思ったら解説者。
コーチ、監督。
打撃投手、球場スタッフ。
知識と経験を生かして、自分の環境を決めているんです。
私、火の玉は運がいい人でした。
たまたま流されるまま行ったところで、まあまあ通用して勤続20年で働きアリになれました。
しかし中学校では補欠で、朝練は遅刻。長距離走は近道を使う。
たまにバレました。
上位の人間に、チクられないようにパンをおごって口止め。
とにかく娘に怒れないぐらいずるかったです(笑)
今回、子供教育の講習会でアリの話を聞いたんです。
真面目に勉強をしない子供。
いても仕方ないよって話です。
環境を決められないのだから。
それはそれで、あたたかくお父さん、お母さんが見守ってあげてくださいねと。
私たちが家を建てた場所の小学校に行く以外の選択がない。
その中で通用しなかった。
もっと頑張れではいけません的に捉えたわけです。
同時に、運よく選んだ高校と会社が自分の努力で成功させることが出来た私。
努力や勉強が楽しいと思えるおっさんになれました。
そんな私が今から大阪桐蔭に入ったら、100%サボります(笑)
やる気なんて、これっぽっちも出ません。
今、私のいる場所が、Dクラスの草野球チームだから、素振りと筋トレが出来るんです。
あなたの環境、大丈夫ですか?
会社、大丈夫ですか?
あなたはダメじゃない。
あなたが悪いんじゃない。
あなたには、あなた自身を光らせることの出来る場所がある。
探してみてください。
どこに行っても変わらない。
そんなの嘘です。
中学時代、ひょろひょろだった私(174cm、58キロ)が、強くなりたいというモチベーションを保ち努力を続けた結果、今は筋肉マン(174cm、68キロ)です。
打席に立って外野が前に来ません(笑)
負けていた人間にも勝てるようになりました。
これが大阪桐蔭にいたなら、レベルに驚愕して、やる気をなくして、しっかりとあきらめて、今でもひょろひょろです。
自分の満足いく成長が出来て行けば、人生はとても楽しくなるじゃないでしょうか?
あなたの何かが変わるきっかけとなることを願い終わります。
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