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自主練習が長く続かない人へ、続けられる3つのコツ。

kage

2018/06/12 (Tue)

中学に入った途端、シニアチームの子たちが入ってきた。

うますぎる・・・

私はあきらめた。

平々凡々と練習を流し、自主練なんてすることもなく引退を迎えた。

それでも強豪野球部に在籍した実績。

いただけの俺。


優勝した時は今までの努力が報われた的に喜ぶ俺。

負けた時は3年間が終わったと涙した俺。


嘘じゃない。

嘘じゃない気持ちなんだけど、精一杯努力したか?と問われれば、手抜きの毎日でしたと太字大文字で叫べます!




自主練が続けられない師範代の私だからこそ書けることがあります。


そんな師範代に登りつめたキングオブサボりの私でも出来る自主練の続け方があります。











1、メニューを変える・・・









質問します。


肉好きのあなた!毎日、焼肉定食で行けますか?

1年間、毎日焼肉定食です。


これと同じことをしてると思ってください。


よし、今日から毎日5キロランニングするぞ!

1週間もすれば飽きるでしょう。

焼肉定食も3日食えば十分。


ということで、あなたのラン二ングも3日坊主(笑)


まあ横で応援してくれる人がいたり、一緒に食べてくれる人がいたら、少しは出来ますかね?

でも1年間は無理でしょう。


トレーニングでも同じことが起こると思ってください。


毎日同じは無理なんです。


だからこそメニューを変える。


豚の生姜焼きやハンバーグ、カレー、キムチ鍋と言った感じに、今日は素振りの日、今日はウエイトの日、そしてランニングとした方が続くんです。












2、休みを作る











火曜と金曜日は休みって感じで週に1、2回の自主練オフ日を作ってください。



父に言われた話をします。

「お前はなんで、車を洗わないんだ?きれいだったら良い車なのに」

「めんどくさいから」

「警察のパトカーなんて毎日洗車してピカピカにしてパトロールしてるんだぞ」

「それは仕事だからだろ?やなきゃいけないなら誰だって仕方なくやるよ。それに給料が出るなら俺だって毎日洗うわ!」



父は、あーそうか、どっちでもいいなら楽な方へ行くし、好きなことをやるわなと納得していました。



これ自主練も同じ気持ちが働きます。



やってもやらなくてもいいのが自主練。



毎日、毎日、がんばっていると人間休みたくなる。

しまいには目的を見失って「何のためにやってるんだろう?」なんて思うようになります。

このままやったってレギュラー取れるかわからないしと後ろ向きな気持ちになるのです。


やめだ、やめだ、もういいやって。


甲子園が誰にでも行けるところだったら、誰も最初から目指さない。


海で水着のお姉さんと遊ぶよりも、最高な気持ちになれるから3年間全部を使って目指すんです。


むずかしいから欲しいんです。


報われるかどうかと考えるよりも、欲しいからやるしかないって気持ちになりたいところです。




前向きな気持ちになるために、この日とこの日は休みって心と体を1回、0にする。

リセットさせることで気持ちを前向きさせることが出来ます。

というかなります。


休んじゃったのと休んだは違います。


自分の意志で休んだなら、始めるのもまた自分の意志で始めやすくなります。


365日働きっぱなしの人がどうなるか?

月、残業100時間越えた人がどうなるか?

毎日、帰ってもいいのに帰れない人がどうなるか?

おわかりですね。


次の練習のために休む。


休むのも自主練のメニューです。


やってもやらなくてもいい自主練。


だからこそ、がんばりすぎると自分に負けてしまいます。


1番の敵は自分の気持ちなんです。











3、少したったら新しいメニューを組む







正直、毎回違ったっていいです。


情報化社会です。


メニューなんて探せばいくらでもある。

ちょっとしたところを変えて、自分を楽しませるメニューを組んでください。

先週は素振りしたから、バッティングセンターへ行こう。

今日は木製バットだけで打とう。

右打ちだけやろう。

隣町のバッティングセンターで打とう。

海で素振りしよう。

公園で左打ちの素振りをしよう。

カラーバットで素振りしよう。


振り方、持ち方、様々です。


ダッシュメニュー、ランニングメニューしかりです。



もちろんこれは大事だ、やなきゃと自分が前向きにやれるメニューでしたら、変えずに続けてもらって大丈夫です。

ただやる気が起きないとなった時は、それを頑張ってやるのではなく変えちゃいましょう。



結局のところ、取る打つ投げる走るのパフォーマンスが上がるメニューならなんでもいいってことです。




なぜ変えるのか?



今までご自分でやってきてわかりますよね?

自分は続けられないって。



実はあなただけじゃありません。



人間は飽きる生き物です。


変化を望む場合、きつくなることは辞めよう辞めようとします。


基本は好きなものを食べて寝てるだけの日々に戻りたがる生き物なんです。


そこを戻さずに自分を変えたい。



ならばエンターテイメントと一緒で、飽きさせない工夫が必要です。

常に「おっ!これは何?やってみたい」ってメニューをストックしておけばいい。



大好きな映画や漫画でも10回見たら、ほとんど人はもう見ません。

新しい映画を見たいですよね?

新しいものがあるから好奇心が出て、わくわくして映画館に行くんです。



メニューも一緒です。


きついけど、これを頑張れば、上手くなれる。

レギュラーになれる。

甲子園へ行ける。


そんなポジティブな気持ちさせてくれるメニューをやるといいです。


強制される全体練習では同じことは出来ます。



しかしやってもやらなくてもいい自主練。


寝てたい自分が「今日はやらなくてよくね?」って投げてきます。

自分に負けない。

休みだってある。

休みまでやろうって気持ちになる。

いつもやってみたい練習をやる。

続けられるものは出来るだけ長くやるけれど、飽きたら新しく斬新なものをやってください。









まとめ・・・






自分に負けて負けて負けまくった私がお伝えしました。

ピザポテト、焼肉でだらけた日々。

試合で負けて、やっぱりやろうの繰り返し。


試合するからには出たいし、打ちたい。


活躍したい。



だったらやるしかない。



やらなきゃ打てないって思い知らされてます。


誰よりも弱い人間、火の玉がたどり着いた自主練のコツをお伝えさせて頂きました。

参考になる部分があったら幸いです。
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