緊張を止める方法。緊張には、いい緊張と悪い緊張があった。

2018/11/20 (Tue)
昔、哀川翔さんが、本番に入る直前の心拍数を測った番組がありました。記憶では本番5秒前で心拍数180近くあったと思います。
ガーーーっと上がりっぱなしの心拍数。
4、3、2、1秒前まで180・・・
0でストーーンって心拍数、落ちて110。
平常心で演技。
いやプロはすごいなと思った記憶がありました。
このメカニズムがわかったので、今日は緊張を本番直前で止める方法を書きたいと思います。
結論から書きます。
練習をこれでもかってぐらいしていれば、緊張は止まります!
もうこれ以上の準備が出来ないってぐらいやらなかった時、不安で終始、足は震えて失敗をします。
高校時代、夏の大会。
始まる1時間前は、ぶるぶる震えた。
でもプレイボールがかかると、ストンと集中。
打者と自分しか見えない。
あのバクバクはどこ行った?っていう経験はございませんか?
それは3年間、青春のすべてをかけて日が暮れるまでやり尽くしたからです。
やるだけやると人間、開き直れるんです。
緊張は誰でもします。
あなただけじゃない。
人間なら誰でもするんです。
その時のメンタルの持ち方です。
私は草野球になると、遊びなのに、毎回下痢なった。
試合前に下痢止め飲んで、朝飯も食わずに投げていた。
なぜ、そんなにプレッシャーを感じたか?
それは練習が無くなったからなんです。
仕事が終われば繁華街で酒を飲み、カラオケをした。
前の日も友達と遊んで、次の日の野球だった。
準備が足らないとメンタルはどうなるか?
力を出し切る前に失敗するんじゃないかと言う不安に押しつぶされるんです。
だから試合が始まっても、「ストライク入るかな、スタミナ持つかな、変化球だいじょうぶかな」と言った不安が出る。
やることをやってない草野球は、不安でいつも緊張して吐きそうになる。
緊張には2通りあるんです。
良い緊張と悪い緊張。
良い緊張ならば、直前でストンと心拍は下がります。
悪ければ、緊張は終わらず、最後までグダグダになります。
哀川翔さんは、これでもかって演技をしてきた。
命を懸けてやっているからこそ、ストンと落ちたんだとわかりました。
プロとかではなくて、やったかやらないかだったんです。
私は仕事で年に2回ほどプレゼンをします。
人前に立つのは緊張するんです。
でもいつも本番は上手く行きます。
それは前でも書いてきた通り、めちゃめちゃ練習したからです。
逆に上手く行かないのは、事前発表の時が多かったことに気がつきました。
本番前の事前発表なんです。
どうせ上司の直しがある、まだ本番じゃない、練習時間を作るのはまだ早い。
そんな考えからあえてピークを持ってこないようにしていました。
そうすると不思議です。
声は震えて、言葉はカミカミ、セリフは飛ぶと言った散々な結果になってしまいます。
あのストンと落ちる感覚がないんです。
「なんかいつもと違うな」って上司に言われたりもします。
自分は話すのが得意なはずなのに、なぜだろうってずっと思っていました。
私は事前では練習不足で、悪い緊張をしていただけだったんです。
草野球も普段練習をしないから、不安で最後はイップスとなりました。
もしもあなたが、いい結果を求めるなら、良い緊張をしなければなりません。
力を出し切っても負けたら嫌だなって思う緊張です。
すでにいつでも出し切れる状態にあれば、相手が上でも、ネズミが猫に噛みつくかのような勇気が出ます!
勇気をもらう方法が、ふだんどれくらい練習をして、準備をしてきたかだったんです。
結果が欲しい、そう思うなら、まずはやれるだけやる自分になりましょう。
ただやみくもにやるのはダメです。
簡単に間違ってない努力のやり方をご説明します。
例えば勝っている人を想像します。
ソフトバンクホークス柳田さんとしましょう。
ここからは自分の勝手な柳田さんのイメージで大丈夫です。
あーおつかれって練習が終わった。
そこで考えるんです。
柳田さんなら、これで帰って寝るのだろうか?
柳田さんなら、もう100スイングはするんじゃないか?
柳田さんなら、このあとジムで筋トレしそうだな。
そんな風に思ったなら、やればいい。
勝っている人なら、この後、どんな行動を取るのかを考えれば、自然と「やりきること」が見つかるはずです。
自分の努力がいつも足りてるように、勝っている人の視点で考えて大会までの準備をすれば、自然と喜びの瞬間は増えるようになっています。
良い緊張をしていきましょう!
ありがとうございました。
今回はプレゼンテーションの神、中田敦彦こと、あっちゃんの本から学ばせてもらいました。
本を開いて30分で、私は変われました。
ぜひ書店で見かけたら読んでみてください。
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この記事へのコメント

マサさんへ
今、つらいことは、ずっと続きません。
いつか美談になります。
きっと来年の今頃は、パスボールで悩む人に自分も大変だったとアドバイスしている側です。
その証拠に1年前の悩みは、いい経験として終わっています。
日々を嘘がなく積み重ねていれば、そうなります。
成長しようと思う気持ち。
昨日よりも1ミリ深く。
前へではありません。
高くでもありません。
深く根を伸ばす。
深く行くイメージです。
土台を強くしている人が勝利するんです。
この話はまた気が向いた時に詳しくします。
コメントありがとうございました。
Posted at 00:51:53 2018/11/26 by 火の玉ボール
この記事へのコメント

こんにちは、マサです。お久しぶりです。
この記事のように、僕はいつも緊張して身体が硬くなり、キャッチャーでパスボールを連発し、自分のチームや相手チームの両方から白けられてしまい、途中で交代されてしまいます。
以前に話しましたけど、これを超えない限り上手くなっていかない、でもどうすれば超えられるか、ずっと悩んでましたし今もそうです。
やっぱり、ドンドン数こなしていくしかないですね・・
Posted at 09:03:14 2018/11/25 by マサ
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