納得の負け方をしよう

2019/05/02 (Thu)
1、人は良いことをしていると思考停止になりやすいんです。例えば強風で倒れた自転車を起こしてる人がいる。
強風はまだ終わってない。
起こしたところでまた倒れる。
自転車の傷も増えるし、また倒れることで怪我をする人がいるかもしれない。
この場合、起こさないのが正解。
2、次に宗教団体、なんちゃらの空的な人や不倫、浮気をしている人たち。
完全に良いことをしていて正義のお祈りだと思っていた場合、もう止められないんです。
不倫や浮気だってこれ以上好きな人はいない。
別れるからと言ってくれてる。
だから良いんだという正義がある。
まだいます。
3、権威や肩書きがついた人の話にうんうんと聞きまくり実践して失敗する人。
もちろん行動が大事。
聞いたらすぐ動けです。
読んだらすぐ動けです。
で、、、、上手く行きましたか?
いかないですねよね?
今日は1,2,3の、からくりがわかり、おもしろかったので書きます。
私たちはまず、1と2の人を変えようとする。
簡単に書くと、不倫をしてる友達をやめさせたいと悩む人です。
あきらかに世間の常識とを違うことをしてる人を正しい方向に導いてあげたいと思う気持ちです。
これ、何をやってるか教えます。
本当にバカだったと気づけるから。
行きますよ?
打たれまくるピッチャーがいる。
タイムを取って、マウンドに行ったあなたはピッチャーにこう言ってるんです。
「160キロ投げられないか ?」
「変化球を増やせ」
これを言ってるのと同じなんです笑
出来ないから打たれてんだよ!!
人は急に変われないのに、そのピッチングはやめろ、打たれるからと訴えるあなた。
野球に置き換えるとバカなことだとわかってるのに、他の問題になるとわからないから平気で他人に考えを押し付けてしまいます。
調べない。
勉強しない。
考えもしない。
それが世間で正しいから、その分野に詳しくないのに多数決で多い方で手をあげる人になる。
正しいことを言ってるから良いと思ってるんです。
1,2の人になる。
3が一味違うんです。
権威や肩書きで信じ込んでしまう。
これは良いことなんだと信じて疑わない。
単純に自転車を起こす人の側になる。
正解不正解の話ではありません。
考えての行動ですか?って話です。
これでいいと納得しての行動ですか?
納得の上で負けていますか?
納得の負け方をして欲しいんです。
金メダルはたった一人だし、優勝チームは1チームだけ。
その中のレギュラーは部員80人中の9人なんです。
だから勝てる人ってあんまりいない。
大多数が負けていく。
その中で「勝ち負けじゃない」と弱い時点で言う大人がいる。
勝てない言い訳で楽しくやろうって言う人がいる。
何の意味もない。
弱いことを認めて強くなろうとバットを振って「お前、無駄なんだよ」って笑われてる人の方が100倍かっこいい。
とことん勝ちにこだわった人が最後の最後に負けて、出し切った後に「勝ち負けじゃない」を言っていい。
松岡修造の視点は違う
30人31脚の司会の松岡修造。
うる覚えで書きます。
確か山梨のチームでした。
上位3番までが決勝進出。
残り5チームを残して山梨が3位。
他のチームにタイムを越えられた時点で予選敗退が決まる崖っぷち状態でした。
山梨のタイムは最後の1チームまで生き残った。
あと1チームをしのげば決勝進出ってところまで来たんです。
最後のチームは東京の優勝候補。
小学生です。
優勝候補とは言え、メンタル的に追い詰められてるのもあるし、転ぶかもしれない。
山梨は全員で祈っていた。
東京スタート。
ゴールテープを切る。
タイムが出る。
タイムの電光掲示板をそこにいる人全員が見ていた。
タイムが出た瞬間・・・東京1位!
山梨は負けたんです。
その瞬間、修造が山梨のキャプテンに駆け寄りこう言った。
「えらい、、、キミは偉い!僕はみんなが電光掲示板を見ているとき、キミの顔を見ていた・・・・。キミは負けた瞬間・・・・
拍手をした。キミはえらい!」
私は思います。
こう言う視点を持てってことです。
本当に勝ち負けにこだわって生きたからこそ、本当に美しい場所がどこにあるのかわかってる。
そこを見逃さないんです。
負けた時の人間性は、必死に勝とうと努力してない人には出ない。
最初から強くなろうとしてないで、勝ち負けじゃないって言ってる人は、負けたらまず言い訳をする。
自分は負けても仕方なかったと。
勝ち負けじゃない大事な視点を持つことは出来ないんです。
負けた時に立派な振る舞いが出来るのはやり切ったからなんです。
そして必ず、そこを見ている人がいる。
中途半端な気持ちやどうせ俺なんてと考えているうちは、本当の勝負を楽しめないんです。
納得の負け方の仕方
知識や情報を身につけたら行動。
良い悪いは置いておいて行動。
行動しながら考える。
これは俺に合っているのか?
野球に例えると簡単です。
新しいフォームで素振りをして固める。
実際にボールを打ちながら、もうちょっとこうしようってやりながら1番いいフォームにしていく。
試合をしながら、直していく。
これがいいと信じ込んでそれだけをしない。
イチローさんが言ったからこうだってのはしないってことです。
俺に合っているのか?って探りながら、新しいフォームを考える。
自分だけの打ち方で勝負していくんです。
その中で完成はなく、また勉強して情報を得て取り入れる。
試すを繰り返して成長していく。
そのままやらないってことが大事。
試行錯誤して、努力して中途半端な人を全員倒します。
倒していくと本気の人とぶつかるようになっている。
そこでも勝つ。
ぎりぎりのせめぎ合いで力の差はない。
最後は運ですかね。
そこで負ける。
そこで負けるから拍手できる。
最後に笑うことが出来るんじゃないでしょうか?
お互いに人生を彩り豊かに変えて行けたら幸いです。
良いゴールデンウイークをお過ごしください。
ありがとうございました。
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