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みんな自分は出来ていると思っている。

kage

2019/07/05 (Fri)

誰しもが自分は「出来る人」って思うらしい。

何をするにしても、自分ばかりやっていると思うのだ。

平等に分担された仕事でも、自分の方がやっているとなる。

これがお互いでそうなのです。

仕事の70%ほど自分がやっています、パートナーはやりませんと答える。


私は自分がダメなことに気がつかない人は感受性がない人だと思っていた。

わかってない人は残念だなと。

自分は気づける人になって行こうと肝に銘じて進んでいた。

でも娘のバスケットでは、出来ていると思っていたのに外された。

自身の中学時代も下に見ていた選手に背番号で負けて補欠だった。

監督に見る目がないと思った時期もあった。

まわりと環境が悪いと思ってしまった。

実は、これが自然な心理だと気がついたので、詳しく話したいと思います。




残念ながら、私が人間である以上、その仕事の30%しか出来ていなくても、70%やっていると思っている。

人は自分のことを素晴らしいと評価する。

すばらしいとまでは行かなくても、まわりの人よりは出来ていると思ってる。

あなたもまわりよりは出来ていると思っているはずです。


だから、負けた時に滑稽な姿をさらすことになる。

完璧だ。出来たぜと思っていたのに、結果は予選落ち。

何でだよ!何が悪いんだよって文句を言う。


なぜ負けたのか?

なぜ外されたのか?がわからないんです。



もうひとつあります。


「私は大丈夫」って思ってる。

誰にでもリスクは平等にあるのに、なぜか「私は大丈夫」ってなるらしい。

自分に自信を持っている。

それはそうです。自分は出来る人なのだから。


本当に出来る人は、そのままでいい。

評価はそのまま「出来る」だから。



気をつけたいのが、自分が最下層にいるときです。

もちろん気がつかない。

これはみんなそうなんです。

例外はないです。

気がつかないバカヤロウになります。


人間のメカニズムを知っていれば、今後どうしていけばいいかわかりますよね?


私たちは、どうあっても自分は出来ていると思ってる。

でも出来ていない場合もあるってことです。


これまでの話をまとめると、自分は自分のジャッジをすることは不可能なんです。

自分のジャッジは常に合格を出してしまうのだから。


不合格の時は、もちろん努力して考えて自分を上げて行かないといけません。

どっちか見えないのならば、いつなんどきでも自分を高める気持ちを持てばいい!



他人を見下すことなく、自分を高めることだけをすればいい。

今日よりも明日。

今よりも次。

良くなるために努力を続けよう。



私は今まで評価されなかった時、やっぱりなんでだよって思うことがありました。

俺よりも、あいつの方がやってないじゃないか!

俺の方が絶対、上手いのになんでだよって。

俺はあいつよりも努力してるのにと。


出来ても出来なくても、良くてもダメでも、そういう評価を自分はする。

これがわかった時に、自分もまわりの人も同じならば誰一人として私の勝ちに納得していないことがわかります。

まわりは私よりも努力してるって思ってるし、私よりも出来ていると思ってる。

私も自分は出来ていると思っている。


出来ている同士がぶつかって「なんでだよ」となる。


そうならば、ずっと頑張るしかないじゃないですか!

自分はまだまだって気持ちが持てる人が結果を残せるのがわかりました。

謙虚というよりも、その人はメカニズムを知っているから、「出来ている」と思わず進めるんじゃないでしょうか。


出来ているつもりで、出来ていなかった経験がある。


その経験から「安心しない」「慢心しない」「向上心を持つ」が出来るようになった。

自分は大丈夫って思わず進めるんです。


今回は「すごい心理学」から学んだ一部をご紹介しました。

よくある心理学本と違って、新しい心理行動を書いてありおもしろかったです。

お勧めします。

ありがとうございました。

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