2021
Mar
02
2
子供にレギュラーを取らせるには、、、監督から「お前は上手くならないタイプだよ」
私の娘は小学校の時で早くも「才能がない」と指導者に言われました。
話を聞くと練習で手を抜きまくりサボりまくりだったらしい。
「俺が見てきた中でお前は上手くならないタイプの選手だよ」って
クソ選手の烙印を押されました!
それから数年後、地元の高校に特待生で呼ばれるレベルになったんです。
さらにそこからプロコーチ、トレーナーがいる憧れの名門クラブから「一緒にやろう!」ってお誘いをもらえて春からそこでお世話になります。
親としては嬉しいですよね。
身体能力が低くて、武器もない。練習もサボる。ひどい。
そう他の親御さんからも指摘された我が娘です。
そんな我が子が中学3年時にはシャトルラン学年1位!!
なわとび1位!
スポーツテストオール10点。
部活ではレギュラー。
引退後、地元クラブを抜け出し名門クラブ入り。
夢のようなことです。
あんなにダメだった我が子でした。
がんばれば実を結ぶって教えてもらいました。
今回はその秘訣と最高の1冊をご紹介します。
まずは秘訣から!(努力してる奴には結局勝てないぞマインド)
わたくし、これを娘に植え付けました。
努力してる奴には結局は勝てないんだマインドです!
ちょっとダッシュで追い込まれただけで過呼吸になり見学していた娘です。
もちろん他のお子さんたちはピンピンしてます。
えっ?マジでって顔されてました。
ここで誰しもが思うんです。
1つの負けが永遠の負けって。
私の娘には生まれつき体力がない。
私の娘は走れないんだって。
私は敗北者だと。
違うんです。
負けはその場だけなんです。
そこから努力すれば、誰だって過呼吸ではなくなるし、他人よりも早く走れるようにだってなる。
今、過呼吸で走れなかったとしても、「走れない選手」ではない。
何も決まってないんです。
そこから努力すれば、私は届くんだと信じることが出来ればいい。
テストで0点取っても、バカって決まったわけじゃない。
0点の時点で、自分はバカだと決めつけて、その後の勉強をしなくなり遊んでしまった人が「バカ」になる。
1度の0点で「バカと決まったわけじゃない」ということです。
1つの負けから学んで、正しい方向で努力を続けれれば勝てるんです。
人は変われる。成長できると思わせる声の掛け方があります。
結果が出たときも出ない時も、努力したことを褒めてください。
すごいな!天才だなって言うのはアウト(笑)
頭いいね、センスがあるねもアウト(笑)
よくおじいちゃん、おばあちゃんが言いますね。
プロ選手になっちゃうんじゃないの?って。
天才って言われると自分は天才じゃなきゃいけないから挫折してるのはダメなんだと思います。
出来ないってことがあっちゃダメだと思います。
すなわち出来ることしかしなくなるんです。
そうじゃない。
チャレンジすること、努力すること、むずかしいことを地道にやってクリアできると信じる心が1番ほしいんです。
ダメだった時、次からどう頑張るのか?です。
どうすれば、そういう考えになるのか?
それは努力を褒めることです。
私は努力の大切さを知ってほしかったから伝えました。
「練習したから勝てたんだよ。」
「今回はインターバルダッシュを何回も何回もお父さんと練習した。ほかの子はやってない。お前は弱音を吐かずにやった。それだけだよ。」
いつの間にかチームで1番前を走れるようになりました。
ラントレで1位になった。
「タバタ式トレーニングで肺活量を鍛えた。1日4セットもやってる子はいない。でもお前は俺の言うとおりにやった。だから勝ったんだ」
小学校の時、マラソン大会は最高で5位です。
才能ないと言われた小学2年生の時は14位ですよ(笑)
1位の子に大差をつけて勝つようになりました。
練習を褒めるともっと練習すれば強くなれるって思うようになります。
逆に負けた時も同じです。
「練習が足りなかったな。もしくは俺のメニューが甘かったかもしれない。もっと工夫して次は勝てるように練習しよう」
勝った時も負けた時も努力のせいにするんです。
指導者や他の大人の「才能がない」をどう跳ね返すか?
そうは言っても火の玉さん。
監督がダメだって言って使ってくれませんよ。
私の娘も中学の地元クラブチームでは3軍でしたよ(笑)
でも名門クラブへ行ったら即レギュラーで使ってもらい中学バスケを終われました。
地元の弱いクラブでは3軍。
おかしいですよね?
人の見る目なんて、さまざまです。
「成長できる声掛け」の欄で言いましたよね?
そのチームで負けても、負けじゃない。
学ぼうとする気持ちなんです。
3軍だから全部だめじゃないんです。
ただ単にそのコーチの価値観に合わなかっただけ。
私は学びたい気持ちがありました。
このまま地元にいて上手くなるのか?
もっと上手くなれるチームがあるかもしれない。
もっと学べるチームはないのか?といつも色々なチームを見学していました。
高校バスケをやるにあたって、少しでも多くを学びたい。
最終的には地元を飛び出して、名門の選手とバスケをさせて、たくさん吸収してほしい。
そんな願いから、娘を連れて行きました。
車で1時間半です(笑)・・・送るほうもつらい(笑)
結果、目を輝かせて帰ってきました!
月謝も5倍に跳ね上がりました(涙)
確かにバスケ素人の私が見ても、熱量、スキルと環境の違いを見せつけられました。
コーチの話も胸に響きます。
「このチームには上手くなりたい子しか来てないはずなんだよ!気持ちがないならコートから出て!」
上手くなりたいって子の集まり、そしてレベル高いバスケが娘にとって楽しくて仕方なかったみたいです。
電車も大嫌いで地元の高校しか行かないって言っていた娘が、コーチに教わりたくて、私が仕事の日は自分で行くようになりました。
そのチームで終わりじゃないってことです。
小学校でダメなら中学。中学でダメなら高校、大学、社会人。
およそ選手としてピークを迎える28歳ぐらいまではダメじゃない。
終わりじゃない。努力を続ければ花開くんです。
やめたら終わりってことです。
あなたのお子さんは強くなれる!
そしてあなたも、もっと強くなれる。
才能がないと言われたときに、私は思いついた言葉で娘を励ましました。
バスケチームを4,5年見た程度のデータだよ。4,5年の過去のデータでお前の可能性の何がわかる?
20年ぐらいの研究結果でもってこいよ。
過去にバスケ経験があるかもしれない。全国大会にも行ってないその経験値でお前の可能性は測れない。
わかるわけがないんだ。
だから続けよう。続けた奴に勝てた奴を俺は見たことがない。
中学で補欠だった俺だよ。
社会人になって中学時代レギュラーだった人と一緒に野球をやったら、(こんなもんか?)って思ったんだ。
いつの間にか越えていたんだ。
バットを振るのを辞めた人と振り続けてる俺。
ちゃんとその差は埋まるし、逆転するんだよ。だからお前も大丈夫!
って一緒に練習を続けてきた私です。
一緒にやっていたはずが、いつしか娘に勝てなくなりました(笑)
女の子ですよ(笑)
ガチで走ってるのに勝てません。
たぶんそれは知らず知らずに手を抜いてやってきた私と本気で練習していた娘の差です。
ダッシュ1本の重みが違ったんでしょう。
成長の速度が速すぎて、いつの間にか置き去りにされていました。
40代で付き合いで練習してた私と目的を持っていた娘の差。
もう少し頑張らねばと思います(笑)
今日の1冊、マインドセットやればできるの研究
お勧めの1冊です。
補欠で悩んでる親御さん。
補欠でいるご本人。
マインドセットがすべてじゃないかなと思います。
ブログに書いたことは、すべてこちらの本でキャロル・S・ドゥエック博士が研究したマインドセット法です。
草思社から出版されてます。
私が書いたことは経験から色がついてのほんの1部です。本書は事例も含めて、やり方が詳しく載ってます。
私の人生を変えた1冊です。
娘が小学校の時、何もできない子で私自身も娘に「辞めてしまえ」なんて言葉を浴びせました。
ものすごく後悔して、娘に誠心誠意、謝罪しました。
努力で変えられるのに他の大人と同様に決めつけてしまったからです。
今、娘は「自分に限界は感じていない」と言ってくれました。
この本がなかったら今日はありません。
この知識と研究は私と娘のすべてを変えてくれました。
思えば漫画のキャラクターも全員、しなやかマインドセットなんですよね!
ハイキューの日向、DAYSの水樹。
常に学んで前へ進む人なんです。
自分が下手だってわかっていて、1つの負けで終わらない人たちです。
強くなる彼らを見るのも勉強になります。
本と一緒に載せておきます。
サッカー漫画ですが、個人的にはダイヤのAを越えてます。
勉強になるし感動するし最高の漫画です!
完結してるので一気読みでお勧めです
こちらがハイキュー!
バレー漫画です。