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「才能がない、あきらめろ」と言われた人へ

kage

2021/06/10 (Thu)

・部活でレギュラーが取れなかった。

・大事な場面でエラーをして負けた。

・打てなくて外された。

・才能がないと言われた。

・あきらめろと言われた。


そんなたった一つの負けを背負いこんでしまう人が多いんです。




私はプロ野球選手にはなれなかったけど、ビジネスマンとしては勝ったんじゃないかなと思ってます。

もちろん自己満足で誰しもに認めれた栄冠ではありません。

でも身近な人たちにリスペクトされて認められて居場所を作れた。

大事な仕事を任せてもらえる。

ビジネスマンとして満足いくポジションを与えられ充実した日々を送れるようになってます。



それは負けた中で、才能がないとあきらめたものがある。

凡人な中で、じゃあこれはどうだろうって挑戦して、「ああ、俺は意外とこれなら人の役に立てる」ってものを見つけていったんです。


才能があるないって、周りの大人が決めることじゃないんです。

やり続ける気持ちも、あきらめるタイミングも自分で決めていい。




中学生の時、ソフトボール出身だった私は、リトルリーグから来た子たちに惨敗して補欠でした。

小学6年生の時に書いた将来の夢プロ野球選手は、1年後に砕かれました。

言いたいことは簡単です。

最近はそういう挫折で本気で悩む子が多い。

本気だからこそだと思います。

1つの負けで自分を人生そのものの敗北者にしてしまうんです。

そこから輪をかけて、心無い大人の「あきらめろ」だったり「バカヤロウ」だったり、しまいには「親の育て方が悪いんだ」なんて言う人間性の低いコーチが1部いることは事実です。

実際に出会ってきましたからね(笑)







専門性のバイアス










専門性バイアスってもんがあります。

優秀な医師に指示されると人は疑いません。

看護師に間違った薬を投与する指示を優秀な医師が出した場合、ほとんどの看護師が、何の疑いも持たずに患者に間違った薬を投与しようとしたらしいです。


機長の判断ミスをしてるのを疑いながらも、機長が大丈夫だと言ったら、誤った操作を副操縦士がして墜落した事件もあります。

機長症候群って言います。


私たちは権威や専門性がある人が言ったっことは、基本信じてしまう傾向があるんです。


監督、コーチに才能がないと言われたら、そうなのかと思ってしまう。

監督が言ってるんだから、それは正しいって思ってませんか?

間違えてるなんて微塵も思ってない。

わかってないのに信じている。




だって名門日本大学ラグビー部ですら、「壊してこい」って言う現実があるんです。


日本一のチームの監督とスタッフが言うから、言う通りやれば、きっと1流になれると信じてる。

結果が出てるから正しいって思ってる。

実はその影で、つぶれていった選手の人数まで私たちは知らない。

輝かしい光舞台で活躍する選手たちに憧れて入ったかもしれない。

光舞台に立てるのは、たったの数人で、あとの40人はあきらめた人がいる。



野球、サッカーは部員100人。

90人の夢は終わるんです。

でも世の中は、たったそれだけのことで、あなたを敗北者にはしない!


色々な可能性があって、挑戦すればいい。

納得するまでやって勝てれば、なおヨシ。

負けても、たくさんの勝負の中で、ここは負けたってだけ。


社会には、たくさん勝負する場があって可能性を試せる場所がある。


実は向いてない仕事をしてる人がほとんどですからね(笑)










人の可能性なんてわからないが真実です。











それは他人のお前が決めるとじゃないって思ってればいい。

お前が才能ないな、この子って思っても、それをお前が決めて本人に言っていいわけないだろ。

早めにわからせてあげたほうがいいって言うお節介もいらない。

俺のことは俺が1番わかってる。




それは本人が決めることなんです。

決めていいことなんです。




だから「クソコーチが!」って家で子供に言ってました(笑)

え?火の玉さん、それはまずいでしょ?コーチの考えを理解させて子供にやらせなきゃ!


いやいや、クソコーチの言うことを鵜吞みにして、家に帰っても罵声を浴びせる親の方が問題かと思います。

コーチが言ってるんだからって。

バイアスかかりまくりじゃないですか(笑)

間違ってるもんは間違ってます。

しかし子供は、バスケットは続けたい。

チームは変えられない環境にいたから仕方なくいただけです。

コーチは変えれないから仕方がない。



本当に素晴らしいコーチって指導を聞いてて感動するんですよ。

鳥肌がぶあーーーーって立ちます。

この人の元にいて、選手がやる気にならないわけがないって思えるんです。

怒られているんだけど、怒られてるって感覚になりません。

やっぱり納得感があって、次のプレーから締まるんです。

子供たちが楽しそうにしてます。

へらへら笑ってるわけではなくて、もっと教えてくれって言う真剣な顔してるんです。

私がチームを回って見て、感動したコーチは3人しかいません。

バスケット応援10年してて、たった3人です。

バイアスにかからず、ちゃんと探しました。

データだけじゃなく感情を揺さぶる言葉をチョイスするのが本当に上手いです。






結局、長女も次女も自分が心から教わりたいってコーチを見つけてチームを選んで進学しました。

もちろん私が感動した3人の誰かがいるチームです。

コーチを選べるなら、そこに行くよなって思いました。



それでも必ず成功するわけではないってお伝えしておきます。

長女は痛み止めを飲みながら練習に参加してました。

練習は過酷でした。

オーバーワークで腰を分離骨折しました。

足は外れ慣れてしまって、簡単にねん挫する足になりました。

その後の日常生活のことを考えれば止めるべきでしょう。

でも私は我慢しました。

親と言えど、子供を支配していいわけがないからです。

本人がやるって言うならば、好きなようにやらせました。


引退後、すっぱりそこで、選手としての道をあきらめることが出来たみたいです。

やり残しがあったら、やっぱりやるでしょう。


今回のご相談者様は、子供さんが部活で「あきらめろ」と言われた親御さんからでした。

怒鳴られて、寝れなくなって睡眠薬を飲みながら部活をしてるそうです。

心の病になってしまうんじゃないかと心配とのことです。



私の答えは簡単です。

「いつでも辞めていいよ」って言っておけばいいと思います。

頑張れと言わない。

これだけです。

あとは本人の意思です。

親として出来ることは、どんな負け方をしたあなたも私は大好きよって表現しておくことでしょうか。

部活を辞めて、何もなくなったとしても帰る場所はあるぞって言っておく。

実際は何もなくらならず、次のステージへ挑戦するだけなんですが。。。

掛かったお金は気にせず、嫌になったら辞めていいよと伝えておけばOK。







考え方ですが今、心の病なんて皆、持っている









昔はそういうものに診断名がなかっただけ。

病院に行けば、何らかの病名をもらえるのが現代じゃないでしょうか。


私だって大学病院でもわからない病でしたから(笑)

眉間にしわが寄る病気です。

完全にメンタルです。

神経ブロックの注射も打ちましたが治りませんでした。


外的に治そうとしても治りません。

やったことは、運動、瞑想、睡眠、食生活です。

・月8000円のジムに入って、週4~5筋トレ。

・休日は車を禁止して、自転車で移動。

・お酒は休日の1日しか飲まない。

・食事も野菜中心にした。

・睡眠最低6時間で目標は毎日7時間以上。

・毎日瞑想30分


そうしたら治りました。

あとは今度、また詳しくご説明しますが、セルフコンパッションって言うメソッドを使って前向きに生きています。

本だけ載せておきます。


専門性バイアスの本も載せておきます。

影響力の武器で面白い本です。

知識を持つだけで救われることって本当に多いです。






お勧めはこれですかね。

「自分へのやさしさ」について書いてある本がいいと思います。






影響力の武器は青い本だけじゃなくて赤も出てます。

専門性バイアスや機長症候群を詳しく書いてあるのはこちらです。




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