自分にやさしく、人にもやさしく。

2022/05/15 (Sun)
昔だったら、ポジション取り返すために、もっと努力しようって練習してた。周りの目なんて気にしない。
笑いたい奴は笑っとけ。ただ見てろよって。
頑張ってきたけど結局何者にもなれなかったのが俺なんだよな。
娘にもずいぶん厳しく接したな。
一緒にてっぺん獲ろうぜ的なモチベでバカみてえに練習した。
体を鍛え上げたよね。でもそのほとんどがその他大勢の敗者になるよ。
そうなると勉強して良い大学に入って、資格と学歴を持ち合わせている人が勝ちって言う、ひろゆきの意見って(あ~ね)ってなる。
イチロー、松井、大谷が成功者だとしてプロ野球選手になってもまだまだ。
娘はバスケットやってるけど、プロになれただけでも凄いって世界なのに成功者ではないんだよ。
俺は「がんばれ、がんばれ」って娘に言ってきた。
言うだけじゃなくて一緒に同じメニューをこなして一緒に階段を登ってきたつもりだ。
でもプロにはなれない。
いや所属チームのレギュラーすら獲れない。
俺なりだけど、まあまあ努力したんじゃないかと思う。
足りないと言われればそれまでだけど。
精神がやられかけた俺が学んだことだけど、自己肯定感を高めるのは大事なんだって。
こんな俺だけどいいよねって許してあげる。
出来てないけど、いいよね。
不満や愚痴も出るけど「人間だもの、みつを」ってことだよ。
子供にかける言葉で最高の言葉は、がんばれじゃなくて「がんばったね」なんだって。
上司に言われて嬉しい言葉って「お前がそう思うならそれでいいよ」とか「がんばっているね。体壊すなよ」とか「お前は大丈夫だよ」とかだからな。
人間だもの、みつを的に自分を許してるなら、まわりにもやさしく。
高校でバスケットを辞めてトレーナーになるんだって。
専門学校に行くって。
(いや学歴・・・)って言葉を飲み込んだ。
俺は高卒で、あっという間に偉くなっていく大卒を見て、大学に行っておけばよかったと思ったからね。
それは俺の話であって娘には関係ないよ。
なりたいものになっていい。
もう何も言うまい。
(がんばれ、娘よ)心の中で言っておこう。
この記事の最初の記事→「レギュラーを獲られた子供にかける言葉」
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