飲み会

2022/12/10 (Sat)
「火の玉、仕事ってのはな・・・」「昔は○○さんって人いて、今そういう人がいないからダメなんだ」
始まった・・・藤木と高須の演説と昔話だ。
自分より上の取締役にはきっちり媚びを売りながら自分の有能さをアピールしている。
二人はお互いを褒めあって、自分と考え方の違う自分より下の人間にのみ説教をする。
教えてやろう目線で、お前はダメだからもっと頑張れとエールを送ると同時に、自分は素晴らしいと言う自画自賛。
このやり取りが成立するのは、聞く側に尊敬があるときだけだ。
残念ながら私は藤木と高須を尊敬していない。
むしろ、お前らみたいみたいにはなりたくないとすら思ってる。
もしも会社がお前らを評価するなら仕方ない。
私は地方へでもどこでも行くつもりだ。
影でお前らの悪口を言ってる後輩はいっぱいいる。
私もきっと部下から不満を言われた結果、藤木の耳に入って、演説されているんだろう。
だから私にも反省すべき点はある。
しかしそれはお前のアドバイスを受けずとも自分なりに考えて試している。
尊敬してないし、必要ないのだ。
しかも藤木と高須は、私の尊敬する部長の悪口まで言い始めてる。
飲み会は嫌いだ。お前らの演説内容は何年たっても変わらない。成長もしてない。
知見や知識を持った部長の話なら何時間でも聞きたいが、自慢と昔話をする残念なおまえら。
おまえらの年下に生まれた不運。いろいろと辛い。
こちらのうんざりとしてる表情に気づくことなく当の本人は、何も知らず、尊敬を集めていると思い込み話すのだ。
その滑稽さ。
昔はよくて今はダメという過去の美化。
今日は車なんでと酒を飲んでない時点で、お前らを尊敬してないし腹も割る気はないことに気づいてほしい。
そこにすら気づけないから、うつろな目でおちょこ片手に得意気な顔で話せるんだろう。
「仕事を楽しめ」
高須、もういい。そんな話、テレビをつければ無料で流れてる。
「没頭しろ」
それもだ。
しかし気づかない男だからこそ、飲み会でモードに入れるんだと思う。
「こういう場なんだからお前も言いたいこと言えよ」
いいよ、どうせ否定するんだろ?会話にならないことは10年前に確認済みだ。
私は若いころから飲み会のお前らを見て、お前らみたいなバカになりたくないと思って勉強している。
10年たった今も話してることは変わらない。
お前らのような滑稽な人生を歩みたくないと思ってる。
でもお前らに感謝している。
お前らみたいになりたくないという再確認ができた。
私は勉強して勉強して、この太い枠を抜け出すんだ。
1日も早く、他人に支配される人生ではなく自分の人生を生きるんだ。
力を手に入れたい。
しっかりと段階的に必要な資格を取って会計士になりたい。
今より年収が下がっても、会計事務所に転職していつか自分の事務所を作って働きたい。
よりがんばる決意が出来た飲み会だった。
飲み会は嫌いだが、いつか今日のがあったからという素晴らしい日を作ろう。
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