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人生初の精神科

kage

2022/12/19 (Mon)

精神科。

まず行くことがないと思った世界。

正直、うつ病になる人は、なる人にも原因があって仕事が出来ないから怒られて病んでいると思っている。

仕事が出来れば怒られないわけで、うつ病にはならない。

仕事が出来れば尊敬されて人間関係も悩まない。

当時、仕事が出来た私には関係のない話だと見下した。

勘違いヤローとして過ごし、ピーターの法則にハマり無能となった私は今、精神科の門の前に立っていた。

恥ずかしさはない。

人生がこればかりである。

調子こいて、評価評論を述べた後の自爆。これがブロガー火の玉ボールの10連コンボである。

「うつ病は雑魚だからなる」という名言を10年越しのブーメランで自分に食らっている。

その前にピーターの法則を簡単に説明しておこう。

ピーターの法則とは、ピーターなる科学者が提唱した法則で、人はみんな無能になるという法則である。

平社員で優秀な人はリーダーへ。

リーダーで優秀な人はマネージャーへ。

マネージャーで優秀ならば課長。

課長でトップならば部長。

部長で・・・取締役→CEO→アマゾン、ジェフペゾスと優秀であれば人は上がっていくが、基本どこかで負けて無能となる法則である。

ダメリーダー、ダメマネージャー、ポンコツ課長、クソ部長的なポジションで定年を迎えるというわけである。

私もマネージャーとして無能の極みを発動して、何度も怒られて病んだのだ。

野球で県大会初戦敗退の私だ。

ビジネスでもこんなもんだろう。

もう少し謙虚にふるまいたいところだった。

精神科の門をたたいた目的は簡単だった。

現状から逃げたい。

部下全員に悪口を言われている気がした。

「まわりはなんて言っているか知らないっすけど俺は火の玉さんが最高の上司です」と言ってくれる人もいた。

しかしこれは裏を返せば、その人だけで他の人は私のことを良くは思っていないと取れた。

一部の人だけの不満だったかもしれない。

でも「言ってましたよ」とチクリを入れられると、やっぱり皆そう思っていると感じてしまった。

あとで裏を取ってみると、チクった奴の思い込みだった。

でもダメだった。みんなに言われてる気がした。

味方がいない。

そんな中でミスが起きる。

俺のせいだ。また自分を責める。

会議に呼ばれて怒られる。

次のミス報告が決まった日、私は逃げたのだ。

無理だ。もう無理だ。詰んでいる。

その後の無理難題。

残業ゼロでやり切れ。どうやって?

新しい企画を持ってこい?どこにもねえよ。

出来なきゃ、それも怒鳴られる。

去年、経験済みだった。

追い込まれて追い込まれてネタを出した去年、今年はもうない。罵声確実だ。耐えられるわけがない。

ピーターの法則で限界だった。

やりきれない。怒られる。味方もいない。下を向いて歩くしかなかった。

朝、動悸が止まらない。吐き気すらした。

逃げること決断した日、仲のいい現場の人たちには話しておいた。

「おれ、無理だ。明日逃げるから・・・。もしかしたらそのまま会社来なくなるからこれだけは言わせて。・・・よいお年を!」

12月15日で言った冗談が本当になるとは思わなかった。

なんだかんだ薬を渡されて「様子見ましょう」だと思った。

だって「よいお年を」なんて冗談が言えるほど元気もあったから。

休める人は、幻覚を見てしまうレベルの完全に病んだ人だけだと思っていた。

だから元気がある私は境目的な診断になるだろうと。

しかし違った。

「適応障害になってますね。休職するのが1番ですが会社は休めますか?」

30代後半で、眼鏡をして安心させる感じを出すザ・精神科医的な先生。

終始やさしい雰囲気で話を聞くこの人に聞いた。

「いや、それが目的で来ました。出来ることなら、しばらく行きたくないです」

気がついたら鼻水出しながらの涙が流れていた。

助かったという安堵、そして思いのほか追い詰めれていた自分に気づいた。

ちなみに私は元気である。

食事も普通に食べれる。夜、眠れている。薬も飲まなければ耐えれない苦しみではない。

試しに飲んでみたが、まあよくわからない程度の状態である。

もう休むと話した時、「勉強しても無理でしたか・・・」後輩に言われた。

それは違う。勉強したから逃げれたんだと思う。

勉強不足だったら、頑張って頑張って頑張って、上手くいかなくて悩んで、電車に飛び込んでいたんじゃないかな。

会社のために人生があるわけじゃない。

俺の人生は誰のためにあると思う?

半分は俺、もう半分は、自分を大切に思ってくれる人のためにある。

辛ければ逃げたらいい。

がんばってがんばって、自分じゃどうにもならなくて詰んでいるとわかったら逃げればいい。

それを教えてくれた1冊があるので最後に紹介しておこう。

私は登り詰めたかった。最後はCEOになって「俺はやったでー」とワイングラス片手に高級ホテルで夜景を見ながら乾杯したかった。

それは叶わなかったけど、もう1度人生を見つめ直したいと思っている。

俺のやりたいことはなんだろう?

目に映ったのは、グローブとバットだった。

また草野球を始めるかもしれない。


続く。

この本に出会ってなかったら、まだ頑張っていたかもしれない。





続編の人生変えてくるも面白いし勉強になる。





ピーターの法則も7勉強しておくことで、自分の無能はどこか?を常に意識できた。



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この記事へのコメント

kage

モンキチさんへ

モンキチさん、お久しぶりです。
人生、いろいろなことがあり楽しいといえば楽しいです。
こう言えるのも幸い体調も良い方でして、休んで六日ほどで体はほぼ完治しました。
また会社に行ったら再発するかもですが、今はゆっくりできています。
家事とかも手伝えて家族にも迷惑はかけていません。
早めに精神科に行けたことがよかったです。
でもこれだけ普段からメンタルの準備をした生活をしていても、仕事が上手くいかなかなければ病んでしまうんだなと思いました。
今後は上を目指さず、斜め上だったり横に動いて自分の生きる道を見つけたいと思います。
野球の練習を始めましたが、体中筋肉痛でこれまた久々の感覚で充実してます。
現在休職中ですので、更新頻度は上がると思いますので、読んでもらい、またコメントいただければ幸いです。
励ましの言葉、ありがとうございました。

Posted at 10:41:26 2022/12/22 by 火の玉ボール

この記事へのコメント

kage

火の玉さん、お久しぶりです。
モンキチです、覚えてますか?
実は自分の母親が私が中学生くらいからうつ病で私自身も働き始めた20歳くらいの頃に仕事のストレスなのかはわからないですけど自律神経失調症になって会社を退職した過去があるので現在の火の玉さんの辛さ少しはわかる気がします
自分の場合は休職せずにそのまま退職してその頃はまだ実家暮らしだったので療養しながら体調がいい時は草野球だけは行くようにしていました。
母親を除く家族や知り合いからも病気なのに野球の試合だけは行けるんだねみたいなことを言われていましたけど好きな野球も行けなくなっちゃったら自分の中で終わりな気がして野球だけは多少無理してでも行っていました。
それから体調良くなってからは元々トレーニングはやっていたんですけどそれまで以上にトレーニングや野球の練習をするようにして自分の中の何かを変えたくて読書も始めました。
15年以上たった今ではその継続のお陰か火の玉さんとの仕事の立場は違うんで参考にならないかもしれませんけど病むことや気分が落ちることはほとんど無くなりました。
自分の考えですけど人生において起きることはいいことも悪いことも必要だから起きると思うし神様は乗り越えられない試練は与えないと思うので頑張って下さいなんて軽々しく言えないですけど1日1歩ずつ前に進んでいきましょう。
直感は大切にした方がいいと思うのでまた草野球やるの大賛成です。
いきなり試合は大変だと思うので1人で出来る素振りや壁当てから始めればいいと思いますよ。
いつかご縁があったら一緒に野球が出来る日が来るのを楽しみにしてます。
ではお身体にお気をつけて。

Posted at 12:54:57 2022/12/21 by モンキチ


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kage


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