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優勝するために・・・

kage

2023/12/30 (Sat)

練習って何のためにするのか?
きっとたくさん練習したからって、絶対勝てるとは思わない。
私は日本一とか世界一とかにはなれない普通の男だ。
生まれた時から、通信簿は3。
体育は5じゃなくて3だ。
4でもない。
真ん中である。
そんな奴が努力したってたかが知れてる。
上には上がいて頂点が取れないのだ。
ある程度のところでのあきらめ。
凡人を認めなきゃいけない挫折を味わう。

勝つ奴は言う。
ビリーブ。
自分を信じろと。
いやいや勝てないよ。
思い込んで勝てたら、この世は世界チャンピオンだらけだ。

でも私は空手を始めて10か月で大会に臨み優勝した。

空手には初心の部、上級の部がある。
また年齢でもわける大会で40歳以上や50歳以上。
体重でわける軽量級や重量級。
カテゴリーを間違わなければ、44歳の私でも稽古次第では優勝がつかめるのだ。
そうは言っても、だいたい同じレベルにしても鍛えてる人は強いし、180cmの人だっている。
そんな簡単には勝たせてくれない。




練習は何のためにするのか?





なんとなく答えがわかった。
きっとどんなに練習しても勝てない人はいる。
そんな人に会ったら、潔くあきらめたらいい。
でも練習して勝てるようになるのなら、練習は辞めちゃダメってことだ。
ビリーブ。
これは結果を信じることじゃない。
成長することを信じろってことなんだ。

週1回の稽古の道場なのだが、代表が言ってくれた。
「火の玉さんのやる気があるならば、自宅の自主練習場を解放します」
私は週1回で勝てるほど甘くないと思っていた。
やらせてくださいとお願いして土日週2回稽古をした。
相当な追い込み稽古だった。
それでも不安でもう1日やろうとしたら、体が壊れるからやめるように言われた。
そのぐらい土日で何十ラウンドもスパーリングとタバタをした。
きついことをやったから勝ったのではない。
勝てるレベルに達したから勝ったのだ。






優勝して思ったこと





決勝の相手は180cmの緑帯の人だった。
空手の緑帯は上級者で4級か3級である。
5年はやらないと緑帯にはなれない。
私は経験10か月で、この間白帯10級から昇格して9級のオレンジ帯だ。
格上も格上。
しかも180cmで体格でも負けている。
ただ大会初参加ということで初球の試合に来たらしい。
結果は延長戦で勝った。
勝った瞬間思った。
自分が強くなってることに気がついた。
1か月半前の自分だったら、この人に勝てなかったと思った。
試合が始まると嘘のように攻撃がヒットして相手が下がった。
代表との土曜自主練と日曜稽古。
いつも道場の強い人としかスパーリングをしなかったので、毎回スパーリングのたびに負けていたから気がつかなかった。

さらに選手稽古と言って、大会に出る選手に課せられる特別メニューをこなす。
筋力、スタミナも比べ物にならないぐらい上がっていた。

選手になる前は、足がつったら「休んでていいよ」と言ってくれたが、選手だとそれもない。
何も言わずにメニューを続行される。
そういう日々が、いつの間にか自分を強くしてくれた。
稽古をしなかったら、きっと延長で力尽きてボコボコにされていたと思う。
そして、なぐさめてもらえる。
「オレンジ帯で緑帯のあんなでかい人と対等に戦ったんだからすごいよ」って。
ふざけるな。
そんな言葉いらない。
この試合は勝つ。
そんな気持ちだった。
ガンガン前に出て気持ちで向かっていき相手が折れた。
スタミナは私の方があった。
私の旗が上がって優勢勝ちした。


大学受験でE判定を受けても、行きたい大学なら努力する。
その時に思うのは、絶対いけないという気持ちではない。
E判定を努力してBに出来ると信じているからではないだろうか。
結果はCまでしか上げられず、落ちる。
落胆する。
そんなにうまくはいかない。
何度も負けてきた私が1番知っている。
夢や目標なんて全然叶わない。

でも・・・やるんだよな。
可能性は低くても、自分を信じてるから。
「次は勝てる」
そんな思いに動かされるんだろう。
もっと強くなれる。


医者になりたい。弁護士になりたい。あの大学に行きたい。あの高校に入りたい。

あの大会で優勝したい。

レギュラーになりたい。

目指すものは人それぞれだけど、自分を信じろよ!

勉強が出来なかったら、今の俺はバカなだけ、勉強すればこの問題は解けると信じるのだ。
今の俺は勝てないけど1年後なら勝てるって信じるのだ。
無駄な努力はない。
届かないだけで、それは努力なしには得られない。

あきらめてもいい。
でも全部をあきらめるな。
俺は何やってもダメ。
そんなことはない。
これからやることには、これまでのことは何の関係もない。
挑戦して信じてやればいい。

幸福度の話をしよう。
悟りの本や宗教的な教えで何もないことが幸せと言うバカがいる。
この世は才能ない人間であふれている。
エサだ。
鴨になるな。
生きているだけで幸せと思わせて祈りなさいで救われた気になる。
何もない自分を肯定されて安心する。
でもそれは長くは続かない。
平穏は休憩にはいい。
ずっと何も考えず、平穏でぼーっと生きていると、人は生きていることに意味を感じなくなる。
どうでもよくなる。
だから休憩したら、何かやりたいことを探せ。
勝ったり負けたりしろ。
実は人生、苦難の連続で、登ったり下がったりしてる人の方が幸福度が高いと言う研究がある。
彩り豊かに良かったりダメだったり、また這い上がったりした方がいいのだ。

家にいる猫を羨ましいと思ったこともある。
しかし、こいつら猫の生活は案外苦行かもしれない。
私たちは目の前のジェットコースターに乗ったほうがいい。



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