子供にバッティングを教える

2011/10/04 (Tue)
私が父に教わったこと。上から叩きつける感じで振れ。これだけでした。
小学5年生からレギュラーになり、6年生では4番を打ちました。
ただ6年生のときにスランプになりました。
サードフライを連発したんです。
あのとき、父兄のため息は今でも忘れません。
期待に答えられなかった挫折です。
悩んでいる私に誰もアドバイスはしなかった。・・・
父もはっきり練習しないからだと言いました。
監督も私のことは父に任せていました。
これがよかったと思います。
口で技術を語っても、出来るわけがないです。
練習の大切さを説いてくれたことを今でも感謝しています。
父が私に教えたことは、上から叩けではなく、練習をしろです。
これひとつだけです。
スランプは長かった・・・
半年は駄目でした。
ただ抜け出したときの威力と経験はすごいです。
誰の力も借りずに自分で考えて、練習をしました。
だからこそ知っています・・・
叩きすぎは内野フライ。
アッパー過ぎればゴロ。
バットの先(ヘッド)を下げて打てば右方向に飛ぶ。(右バッター)
逆にヘッドが上がれば左に飛ぶ。(右バッター)
真っ直ぐ水平にバットを出したつもりでも、右に飛べばヘッドが下がっていると
判断できて修正します。
自分で考える・・・
私はバットをどう出せば、どう飛ぶのかを実験に実験を重ねてきました。
このほかに振り遅れないために、ポイント前やシンクロ打法。
変化球にスピード差がある投手には崩されないように後ろ重心など
打撃では、あの手、この手と用意してあります。
これは自分で考えた結果です。
子供には1つで十分・・・
あとは考えさせること。
考えて打てる子がバッティングセンスのある子です。
なにも考えず同じ凡打を繰り返す子供にしないこと。
逆に答えがわかっていても、あえて質問します。
「なんでそうなる。わかったらまた打ちなさい」
違っていても何も言わない。子供はそこから考えます。
あれもこれも手ほどきしてあげると、言われるまでフォームを変えない子に
なります。
どうしても手が痛くてバットが振れない方へ。≪ | HOME | ≫サードゴロばかりの人へ
この記事へのコメント

サッカー部の星さんへ
サッカー部の星さん、いつも質問ありがとうございます。
「打席に立つときの考え方」で更新しましたのでお読みください。
ありがとうございました。
Posted at 11:56:49 2016/08/24 by 火の玉ボール
この記事へのコメント

打席に立つときの考え方
いつも質問に答えていただいてありがとうございます。
サッカー部の星です。今回の質問は、バッティングについて聞きたいのですが、技術ではなく考え方です。
実は子供たちの中にバッターボックスに入るときに考えていない子供がいることに驚きました。たまたま練習試合で攻撃中にノーアウトで三塁打・フォアボールと続いたときに、
「もし次のバッターなら何を考えて打席にたつの?」と聞いたところ、
「思いっきり行きます!」と言われ絶句してしまいました。
聞いた子供は6年生の控えとレギュラーを行ったり来たりしている子たちでしたが。
毎度の言っていますが私は野球経験がありません。でもこの場面いろいろ考えることがあったのではと思ってしまいました。(実際この後1アウトになり、その子が代打で出たのですが初球の高めのボール球に手をだしピッチャーゴロでした。)
で聞きたいのが、打席に立つときの基本的な考え方ってあるのでしょうか?
今回のように何も考えず打席に立つのは間違っているように感じるので・・・。お忙しいとは思いますが、回答いただけますようよろしくお願いします。
Posted at 16:45:46 2016/08/09 by サッカー部の星
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