お前のいいところはな・・・

2011/10/14 (Fri)
高校時代です。3年の夏の大会前。私は不振になり、スタメンを外されたり、ひとつのエラーで1回の表に交代。
3番を打っていたにもかかわらず代打を出されました。
最後の夏。レギュラーも危うい状態だった・・・・ 悩んで悩んでバットを振っていた。
そんな私に監督が声をかけた。
「お前のいいところは軸足が回らないところだ。」
当時、いや今でもそうです。
軸足はきっちり回して腰を回転させる。
下半身で飛ばすです。
だけど監督は私の右打ちを認めていた。
私の試行錯誤の末に出したフォームを認めて信じてくれていた。
多分、この打ち方で知っているのは元横浜、現在格闘家の古木選手だけだ。
ただこれはいつも指摘されてきました。
私の場合、軸足を回してしまえば右に打てません。
だからこそ直しません。
長所がなくなり、ふつうのバッターになるからです。
「そこは直すなよ。最近は軸足が回りすぎているぞ。」
結局は脇が開いていたのが原因で打てませんでした。
そこに気がつき夏はレギュラーで出場。
高校」は3割8分で終わりました。
あのときの監督の言葉は早く戻ってこいと聞こえました。
今でも私はあのときの言葉のおかげでぶれることはありません。
ぶれる必要はありません
人と違ってもいい。
打てば、なにも言われない。
いろいろ正論を言われることもあるでしょう。
こうした方がいいは、きりがありません。
アドバイスってその人間をたくさん見てきた人にしか出来ないということです。
その点でいけば、監督は最高の監督でした。
間違っていることでも正解としてくれました。
私のような例もあります。
あなたにしか打てない打ち方でヒットの量産が出来る場合もあります。
プロでも正解があれば、みんな同じ打ち方になります。
そうじゃないから、いろいろなフォームがあります。
自分が合っていると思っていれば、貫いてください。
長所をつぶすフォーム改造だけはやめましょう。
素振りで左手首(右バッター)は痛くなる。マグダビットのサポーター。≪ | HOME | ≫この打撃フォームは合っているの?
コメントフォーム

この記事へのトラックバック

この記事のトラックバックURL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
素振りで左手首(右バッター)は痛くなる。マグダビットのサポーター。≪ | HOME | ≫この打撃フォームは合っているの?