出来ないことってあるかもしれない

2012/01/26 (Thu)
出来なくていいと思います。努力が足りないわけではない。
十分、がんばって出来なければ、それはそれでいいです。
ただ・・・ がんばった自分のことは自分で抱きしめてあげてもいいと思います。
体が小さい。
肩を壊した。
全員が経験者で初心者からいくら頑張っても無理。
持病がある。
骨折をしてしまい大会には間に合わない。
さまざまな理由でもう無理だと思うことってあります。
だけど・・・
出来ることがある。
一生懸命、他人を応援する。
出来ないことを何かのせいにすることを考えるのではなく感謝できることを探す。
私はあるときからそうするようになった。
補欠時代・・・
辞めたいと思った。
補欠の仲間に話した。仲間も同じ思いで私に言う。
「俺も辞めたいよ。つまらないしな。」
「なんで辞めないの?」
「辞めたらユニホームを買ってくれた親に悪いから中学は続けるよ」
確かにそうだけど・・・
親だってそんな気持ちで自分のせいで続けて欲しいとは思っていないはずです。
でも私にはその言葉で納得した。
中学までは頑張ろう。
レギュラーは、はっきり無理だとわかっているけど、やれることをやろう。
ありがとう・・・
お母さん弁当ありがとう。
お父さん二軍の試合、休みを取って見に来てくれてありがとう。
いつも試合に勝ってくれてありがとう。
40連勝だよ。常勝軍団の1員でいれることに感謝した。
練習は一生懸命やりました。
1人がだらけるとチームの熱が下がると思いました。
レギュラーの熱を落とさないために下手でも必死にやりました。
試合は力いっぱいの声で応援しました。
俺の声でグランドの選手を励ますんだ
きつい選手に勇気をと思いました。
結果は優勝・・・
ひとつ言えることがあります。
勝利はみんなのものです。
勝ったときの喜びの15秒は誰が大きいとか全然なくて、みんなが同じだけ喜び抱き合えた。
監督が・・・
「あのピンチのとき、火の玉が言っていた言葉、響いたな・・・」
俺達は強い。お前ら、抑えて戻ってこい!
頑張ってよかった・・・
私の声はちゃんと誰かに届いていて、優勝も本当に嬉しかった。
心から喜べたのも自分なりに、出来ることを見つけて頑張れたからです。
出来ないことはあってもいい。
頑張った結果ならそれを認めて出来ることを探せばいい。
その後・・・
やっぱり野球を続けます。
大好きなんです。野球が・・・。
夏が終わって半年たったら野球がしたいってなってました。
私は一生野球バカです。
「死ぬまでやってろよ」
この間、あたたかくなってきたから、野球やるかと言ったときに、後輩に言われた褒め言葉です。
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