上手い人は謙虚です

2012/05/27 (Sun)
いやいや上手くて傲慢な人はいますよ。上手いから悔しいけど何も言えません。
そういう人は私もよく見かけます・・・ 私から見ると上手く見えません。
大きめの声で野球理論を語ります。
下手な人を見るとすぐダメだしをします。
実は私も若いときはそうでした。
はっきりわかります。このときの私は下手です。
本当に上手い人・・・
すごく練習している人は今、自分のいる世界の広さを知っています。
だから謙虚になります。
練習をして上の選手と出会うことで自分が1番ではないことを知ります。
もっともっとやらなくちゃって思うんです。
自分のチームの初心者相手に威張り散らしている暇はないのです。
私の見る上手い人・・・
自分が主力にはなれないような強いチームに所属しています。
そこから練習を重ねて4番になったり、ショートになったりと主力選手になっています。
それでも言うんです。
「俺は休んだらすぐに外されちゃうよ」
「4番なのにですか?」
「俺が少しでも油断すれば、すぐ取られるし守備や足は負けているんだ。だから練習はかかせないね」
強い組織に身を置いています。
上手い選手をたくさん知っています。
だからこそ自分はまだまだだと誰に対しても謙虚になっています。
私もそうです・・・
自分のセンスに酔いしれて草野球をなめきっていました。
チームKでお世話になるようになってたくさん優勝してわかったことは、自分がまだまだであることです。
2三振、ファーストフライと手も足も出ない経験。
そのとき他の選手はガンガン打っていました。
自分が手も足も出ない投手から打っている。
軟式ボールが金属バットでスタンドへ入る。
ありえないと当時、思っていただけに、しばらくそこを動けませんでした。
すごい人たちと野球をやっていることだけは、わかりました。
そこからです・・・
素振り、素振り、素振り。バッティングセンター。素振り。
会社のチームともう1チームを掛け持ちしていましたが、今までとは違います。
うんちくを語ったり、自分のプレーを自慢することはありません。
自分が1番ではないことを知っているからです。
傲慢な人は・・・
今いる世界がすべてで、自分が1番です。
見てすぐわかります。この人はたいしたことない。今日は勝てるだろう。
私はこの傲慢な人だったので、よく負けました。
そこから言い訳までして、人のせい、環境のせいにしてました。
自分がびりになってしまう世界を知らないからです。
厳しいチームに身をおける人は練習に練習をして実力をつけた人だけです。
実力があるから世界の広さを知ることが出来ます。
広さ(凄い選手)を知っているから謙虚になります。
その凄い選手もさらに広い世界を知っていて謙虚です。
そういう選手に触れることで私は、変わりました。
本当の実力者は謙虚です。
このような選手を早く見つけて教わると上手くなるのが2倍の早さになります。
ちなみに教わるのは技術ではなく、取り組み方だとわかります。
謙虚になりわかったこと・・・
謙虚になり、うんちくを語ったり、技術指導をするのをやめました。
そうしたら驚くぐらい皆さん、何も聞いてこない!
そう、私はただただ、うざかっただけです。
言わなければ、教えてくださいと来ると思ってました。
まさに傲慢です。
お恥ずかしい限りでございます。
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Posted at 12:28:50 2012/05/29 by
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Posted at 04:43:02 2012/05/28 by
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