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逆転の裏側

kage

2012/12/10 (Mon)

昔の話です。
横浜高校対明徳義塾の準決勝を覚えているでしょうか?
松坂さんの時代と言えば、あっあれか!とわかった方は多いと思います。
8回裏6対0・・・・ 横浜高校は負けていました。
ここから優勝までのとっておきの話を手に入れました。
準決勝8回まで6対0の絶望的状況からの優勝全国制覇までの話です。


まず知らない方のために概要から・・・


8回裏に4点返します。
9回の明徳の攻撃を0点でしのぎます。
9回裏6対6同点。
その後延長何回かは忘れましたが6対7でサヨナラ勝ち。
翌日の決勝戦、松坂さんのノーヒットノーランで春夏連覇を達成します。



何かに味方されている・・・


まさに持っている人だけがやれること。
これは日々の努力ももちろんですが、すごいを越えています。
すごいを越えている場合、神様に味方される何かをしています。
この何かがわかりました。
やっぱりそうだったのかという感じです。

もったいぶりたい。
いつも読んで頂きありがとうございます。
教えます。



8回裏の攻撃前・・・


円陣を組んだ時に監督が言ったことがあります。
「もうこの試合は勝ち負けを考えなくてよい。楽しんで来い。決勝戦まで
出て頑張らくていい」と言ったそうです。
簡単に言えばあきらめた。
全国制覇を目標にしてきた選手たちの重圧を解放してあげた。
負けていい。
楽しんできなさいと。

野球で言う8回6点差は絶望的な差というのは選手もわかっていました。
だからこそすんなりと楽しむ方向に切り替えることが出来たと思います。



科学的にいけば・・・


リラックスできたということになります。
緊張で固まった筋肉はその力を発揮できません。
力が抜けたからこそ、この状況をひっくり返すことが出来たということになります。



だけど・・・


私はそれだけではないような気がしています。
やっぱり神様に味方される方程式をしてしまった。
あきらめて楽しむことに集中したとき選手たちに何があったでしょう。
笑顔、この野球人生に関わった人への感謝。
勝ちたい勝ちたいから切り替わった「今までありがとう」の気持ち。
心から最後の野球を楽しむ気持ち。

私たちは最後まであきらめない教育を受けてきました。
信じていれば夢は叶うと教えられてきました。
確かにそういう人もいるでしょう。
だけど力を入れすぎないほうが上手く行きやすいようです。

頑張ることはもちろん大切です。
それでも人生にはどうにもならないことがよくあります。
その中でちゃんと感謝し楽しむことの出来る人に神様は味方するようです。
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