2017 07 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. »  2017 09

球のキレを良くする方法

kage

2013/01/04 (Fri)

ものすごい方が来ました。
中1で遠投95mで球速が117キロの息子さんを持つ方から
球のきれがいまいちで・・・・ キレを良くしたいので、何かいい方法はありますか?ということです。

MAX120キロの私が答えていい質問なのでしょうか(笑)
少し考えましたが、私なりに答えさせて頂きます。




キレの定義・・・

私が思うキレの定義とは見逃し三振が取れること。
打者がボールだと判断し見逃すようなボールに見えること。

もうひとつが、2球目の力を抜くカウント球がファール、もしくは空振りで
カウントを増やすことが出来る。

これが出来る投手がキレのある投手と見ています。
結果これが出来れば、キレのいい投手と判断できます。

桑田さんが現役時代に、よくインコースの真っ直ぐでズバッと見逃し三振を取るシーンがあります。
球速は138キロ。
ホームランバッターが見逃すんです。
信じられないキレだったと思います。





キレを手に入れるには・・・


走ったり、手首のストレッチだったり、インナーマッスルだったり、
まあやりましょうとどこでも書いてあるわけです。
中学生でそれだけの実力を持った息子さんなら、やってきていると思います。


ちなみに私の場合ですが、キレは勝手に手に入ったが正しい表現になります。
中学生のときは100キロ。
高校生で110キロ。
アンダースローということで、この球速でもやれた?いや打たれた日も多かったので
やれていません。
「お前、球さえ速けりゃいい投手なのにな」とよく言われました。
高校2年の夏が最後で怪我で投手をやめました。


それから1年マウンドに立たずに会社に入り草野球。
投げろと言われて、遊びで投げたら120キロ。

うわっ速くなってる!
これで奪三振ショーだぜって正直、思いました。
だって相手は草野球。
下のレベルの打者だから相手じゃないって思うじゃないですか?
ネックだったスピードを手に入れて俺の時代が来たって思いました。




だけど打たれた・・・



結果、遅いころと変わらないぐらい打たれました。
速い分、ポンポン外野に運ばれました。
もっと速く、もっと速くって投げました。
全然レベルの下のおじさんにねばられて最後は打たれました。

「速いけど恐さはないよ」

忘年会でチームのおじさんに言われました。
この人にも紅白戦で打たれました。

なぜだろう?スピードを手に入れたのに奪三振も増えたのに打たれるのは、なぜ?
この時、キレが足りないと思いました。

だから、もっと速くとスピードを求めました。




答えはは違った・・・


あるとき、私はあきらめたのです。
やめた。
真っ向勝負で空振りは無理。
俺は試行錯誤してバッターをだまして、小細工で抑える投手。
昔からそうやってきた。
ちょっと草野球界で速い球を手に入れても、キレもないし威圧感もないわけだ。
だからやめた。
昔のようにちゃんとアウトローを丁寧についてスライダー、カーブで打ち損じをさせていこう。




そこから大躍進・・・


当時、私の会社は1回戦ボーイ。
そのチームが私のピッチングで準優勝。
やっぱり徹底してコントロール勝負するとまったく打たれないのです。
その後の試合も勝って勝って勝ちまくりました。

そのときMAX120キロのボールは1試合で10球~20球程度しか使っていません。
試合のほとんどは110キロのボールです。


そのピッチングにしてバッテリーを組むキャッチャーに言われた言葉があります。
「火の玉は横から見るより速い。キレがあるんだ。だから打たれない」

キャプテンにはこう言われました。
「火の玉のアウトコースは、打席に立つと絶対にボールなんだよ。なんであれがストライクに
なるかがわからない。だけど守備から見てると完全に入ってるんだよな」


つまり、私は何か練習とかではなく、投球法でキレを手に入れたことになります。
バッターが速いと感じたり、ボールだと判断して見逃すボールは
力いっぱい投げて手に入るものじゃないんじゃないかなって思うんです。





ただ投げるだけなら誰でも出来る・・・


肩が強く、速いボールが投げられるは入口です。
そこからそいつをバッターの見難いところにコントロールする。
球速を変えてもしっかりコントロールする。
そこから変化球をまぜる。

打つ気がないとき(タイミングをはかっているとき)は、こちらも遅く投げる。
MAXのタイミングを合わさせない。
速くしたり遅くしたり、曲げてみたりをする。

これが出来た上で、投げるストレートが初めてキレのいいストレートになるというのが、
私の経験からの見方です。




キレは最初から持っています・・・


キレのいいボール最初からガンガン投げ込んでいったとしましょう。
打者は慣れてきます。ファールになります。
そのうち前に飛びます。
この前に飛んでしまった瞬間にこのバッターにとっては普通のボールに変わります。

速いだけになってしまいます。
キレは自分で作り出すのが私の考えです。

最近は手を抜いたボールをツーシームにして変化をさせて打ち損じをさせます。
これがあるとストレートは実に簡単に見逃してくれることもわかりました。




これは自分に言いたい・・・


この間の7失点KOされた試合です。
いっぱいいっぱいで4シームしか投げていませんでした。
ちゃんといつものように冷静に投げれていればと思いました。
書いていて自分に言っているみたいです。
大事なのはコントロールとカウントを取る遅いボールです。
そこからキレキレボールは勝手にやってきます。
ありがとうございました。
関連記事

この記事へのコメント

kage

Re:

火の玉さん、こんにちは。
私は元々野手ですが今は一応投手としてやっていますので質問された方の少しでも力になれればと思い、球のキレについて私なりのコメントをさせて頂きます。
私は球のキレというのはストレートではなく変化球に対して使う言葉だと考えています。
途中までストレートに見えて打者の近くで変化するようなボールをキレがある球と言うのではないかと考えています。
なのでストレートに対してはキレではなく伸びと言う言葉を使っています。
伸びは字のごとく回転数が多く打者から見て伸びてくるようなボールです。
ベンチから見るより打席に立つと速く感じるボールを伸びがある、人によってはこのようなボールをキレがあると言うのではないかと考えています。
こういうボールはスピード以上に速く感じるのでバッターを差し込ませたり、空振り、見逃しの取れるボールだと思います。
私は学生時代は外野手だったので球速を測ったことはありませんでしたが高校時代は遠投110メートルを投げることができ肩には自信がありました。
なので草野球で最初に投手をした時は相手が弱かったこともありストレートだけでもバットに当てられませんでした。
しかし初めて強いチーム相手に投げた時、自信のあったストレートをいとも簡単に打ち込まれてしまいました。
今考えてみるとスピードはあったのですが伸びやキレがないただ速いだけの野手のボールでした。
それから伸びのある投手のボールを目指し、自分なりに勉強したり、学生時代投手をやっていたチームメートに聞いたりして徐々に空振りや見逃しを取れるボールを投げれるようになりました。
まず最初にやったことはより強いスピンを与える為にボールの握りを人差し指と中指をくっつけて浅く軽く握るようにして、感覚をつかむ為に毎日寝転がって天井に向かってボールを投げ続けました。
その次はリリースの瞬間以外は極力力を抜くことを練習しました。
投手をやり始めた頃の私は上半身だけで力まかせに投げていました。
これだと開きが早いのでバッターからは球の出どころも見やすいですし、フォームから速いボールが来るのがわかってしまうので高校野球経験者には通用しません。
バッターは投球フォームを見てタイミングを合わせるのでキャッチボールのような力の入ってないフォームから速い球がきたらなかなか対応ができません。
リリース以外力を入れないことでよりリリースで力が入るのでその結果ボールの伸びも良くなると思います。
この2つを意識して取り組んだことにより今では強いチームからもストレートで勝負出来るようになりました。
中学生ならいくらでも伸びしろはありますし、中3の夏には空振りや見逃しを取れるスピードガンの数値には現れない投手のボールを手に入れて下さい。
読んで頂きありがとうございました。

Posted at 15:07:31 2013/01/04 by モンキチ

この記事へのコメント

kage

火の玉さん、モンキチさん アドバイスありがとうございます、
息子は、少年野球の時はキャチャーが主で、球が速いとの事で、ピッチャーも兼任し一度野球肩になり それからは、監督が気を使いピッチャーの出番が少なくなっていました、中学に入り 今もキャチャーをしており またピッチャーの出番も多くなりつつあります。
そこで、1年では他の子がエースで、球速が108キロ台出ていて 子供達の中では、キレ のび が一番あるとの事で見たところ、息子の球との球質が明らかに違い、この違いがキレ又はのびと言うものと感じました、
そこで、私の考えでは、肩の強弱と球速は、ある程度は練習での積み重ね それ以降は天性的な物が有ると思っています、
キレ又はのびと言うものは、練習で身に付くものと思い、質問したしだいです。
お二人さんのアドバイスは、視点を変えれば とてもうなずく事ばかりで、参考になりました、ミックスした考えで、息子には、アドバイスして練習に励んでいきたいと思います、
ある方より このブログを紹介してもらい、とても感謝しております、
私は 野球経験が無いため 息子には、適格な指導が出来ず、他人任せで 息子には、皆 教える事が違うから嫌だと言われていました、
これからは、自分なりにもアドバイスをかみ砕いて、息子には、怪我だけは気を付けて、教えていきたいと思います。
又 壁に当たった時には、アドバイス よろしくお願いします。
ありがとう御座いました。
 

Posted at 00:50:31 2013/01/05 by 親バカ

この記事へのコメント

kage

親ばかさんへ

親ばかさん、こんばんは。
私が言いたいことでまとめたいことというのは、1番大事なものは、コントロールだということです。
確かにキャッチャー型で投手の球ではない方もたくさんいます。

ただ、そこであきらめるのは、もったいないです。
これから、指先の切り方を覚えると思います。
指先の感覚を覚えたら、いっきに上手くなります。
これは36歳130キロ投げる私が所属するもう一チームのプロテストを受けたエース様が言っていました。


それと・・・遠投95m・・・はい才能、素質、十分あります。
確実に2年後エースは息子さんです。
私が監督ならそのように育てます。
この才能を伸ばせなっから指導者失格です。
こんな才能に出会える指導者は、ほとんどいません。
私なら監督人生をかけて花を咲かせるつもりで指導します。
多分、その監督さんも同じ考えのはずです。

親ばかさんの仕事は息子さんを天狗にさせないことです。
もっと上手いやつはいることを教えられたらいいと思います。
まわりの下手な子を見て満足させない。

上の大会を見せてあげる。
同世代の上手い人のプレーを見に行かせる。
自分はまだまだだと知っているだけで、その才能は勝手に伸びていきます。

もっと上手くなりたい気持ちを持つことに集中させるだけで
あとは心配いらない気がします。
ありがとうございました。
最後に私のブログを紹介してくださった友人の方にも、いつも読んで頂き
ありがとうございますとよろしくお伝えください。

Posted at 01:47:06 2013/01/05 by 火の玉ボール

この記事へのコメント

kage

モンキチさんへ

専門的な話は誰かがしてくれると思っていました。
いつもありがとうございます。
またよろしくお願いします。

Posted at 02:04:52 2013/01/05 by 火の玉ボール

この記事へのコメント

kage

匿名ですみません。

全然記事と内容があっていませんが、子供への指導という点でちょうど1つ話を聞いたのでコメントさせていただきました。

一昨年から去年にかけての話。
私の友人Aと某プロが母校の練習を見に行った時です。
当時中学1年生のH君は、バッティングの際に肩が入りすぎる癖があり全く打てないという事で、フォームを試行錯誤しながら延々と素振りをしていたそうです。
しかし、A君と某プロが見る限りでは問題どころか、かなり完成された綺麗なフォームだったそうです。
監督にその事を聞いてみたところ
「私もそう言っているけど、本人がダメだと言って余計におかしくなっている」との事でした。

そこで某プロが監督に許可をもらいH君に言ったそうです。
「そのままで大丈夫。変えなくていい。」
そして2年生になったH君は5割近く打ったそうです。
監督が言っても聞かなかった子が、プロの一言でこんなにも変わってしまうのかと感心した反面、もし出会っていなかったらどうなっていたんだろうと考えてしまいました。
子供の時にいい指導者や大人に巡り合えるかどうかで、将来がかわってしまうのでしたら、ちょっと切ないなと思ってコメントさせていただきました。

Posted at 22:41:30 2013/01/05 by

この記事へのコメント

kage

匿名さんへ

確かに指導者で子供のレベルは違ってきます。
これは運なんでしょうか?
キングカズは自分でブラジルへ行きました。

野茂はアメリカ。中田はイタリア。松井はヤンキース。

子供たちも本気の子は自ら選択してるように思います。
親元を離れ県外の名門校へ行く子供はたくさんいます。
大丈夫です。
夢を本気で追いかける子供は、きっと自分で切り開くように思います。
私たちは子供を信じて、無理無理と思っても言わずに信じて応援してあげることで
いいと思うんです。
親(特に母親)が暖かく応援してあげれば、どこまでも伸びていくのが子供らしいです。

そんな中、監督に同調して罵声をあびせる母親を見て記事にしたところ、
読者さんから現場に立たない私が言ってはいけないとご指摘を受け、
おっしゃる通りで反省をして子供の指導に関する記事は控えております。

なので、子供の指導に関しては、求められた意見だけ私なりの考えを
書かせてもらっています。

今回は匿名さんのおかげで少しだけ話すことが嬉しかったです。
ありがとうございました。
また匿名で構いませんので子供のことに限らず気軽にコメントしてください。

Posted at 02:17:35 2013/01/06 by 火の玉ボール


コメントフォーム

kage


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

この記事へのトラックバック