2013
Sep
02
4
人数不足は必ずなる
もともとは地元の友人で構成されたチームで、転勤や就職でチームを離れて行きました。
仕方がないことだと思います。
火の玉さんのチームでは同じ問題が起こっていますか?
それに対する策があれば教えてください・・・・・
仕方がないことだと思います。
火の玉さんのチームでは同じ問題が起こっていますか?
それに対する策があれば教えてください・・・・・
これはすべてのチームで日常的に起こります。
どんなにいい運営をしていても人が足りない状態にはなります。
単純に言えば試合に出れない日がある選手が離れていきます。
そのチームで主力として活躍する選手は絶対に離れません。
転勤という例は除いても、まず離れることはありません。
どうあがいても・・・
私はチーム全員に最大の配慮をしています。
12人集まれば3人が出れない。
出せば6人が途中交代です。
この6人は不満です。
どうフォローしても不満で、来なくなります。
これに取った対策が事前の連絡です。
「この日は人数が集まっているから試合に出せないかもしれない、それでも来るか?」
当然、答えは欠席です。
それでも行きますと言う人は、運営者やキャプテン、怪我をしているレギュラーだけ。
補欠でも来るという選手はいません。
こうやって休日をつぶさせない配慮を取りました。
出た不満が「必要なときだけ呼んで、人数がそろったらいらないは・・・」
呼んで途中で出しても不満。
出さなかったら、もっと不満。
配慮してもダメ。
どうあがいてもです。
新しい部員を入れます・・・
生きのいい若手を入れます。
人数不足解消!・・・・にはなりません。
その若手を見て「チームが変わった」と言って去る人が出ます。
昔は楽しかった。
こんなに真剣にやりたくない。
大会なんて出なくていい。
これに振り回されて、どうしたらいいんだって運営者は多いと思います。
神崎与五郎・・・
赤穂浪士47士の一人です。
討ち入り前に与五郎はある居酒屋でからまれた。
「お前は赤穂の浪士なんだろ?名前は?」
「神崎与五郎と申す」
「お前、大将やられて黙って酒飲んで、それでも武士か!」
当時の社会は仇討が許されていた。
父が殺されたら、敵討ちという名目があればやってよしとされていました。
だからこそ、敵討ちもしないで酒を飲む与五郎はからまれたのでした。
与五郎はのちに討ち入りを果たすのですが、そのときにバレてしまっては全員討ち入り前に打ち首にされるので
嘘を言った。
「拙者はもう侍ではない。今はただの野武士でござる。仇討など考えておらぬ」
からんだ男は与五郎の頭に酒をかけた。
「へたれ武士が!」
それでも与五郎はぐっとこらえてその場をやり過ごした。
男が帰ったあと、居酒屋の亭主が与五郎に布を渡した。
大丈夫ですか?
「わかってもらえなくていい。いずれわかるときがくる」
こう言い残して帰ったそうです。
のちに討ち入りを果たします。
からんだ男は赤穂浪士のお墓に行き、与五郎の名前を発見し墓の前で泣きながら謝ったそうです。
その後、男は出家して墓を死ぬまで守ったと言う話です。
与五郎じゃありませんが、わかってもらえなくていい。
そういうスタイルが大事です。
人数不足はどうしても起こります。
その中で運営していくわけです。
自分のやり方について行けないと去る人は去っていい。
みんな辞めて4人になっても、俺は何回でも9人にして野球をやる。
ブレずに野球が好きでやる人には、離れていくときもありますが、また勝手に集まってきます。
もちろん時代に応じて変化してくのは大事ですが、変化は自分が納得いったことだけです。
1番不満が出ないのは、足りない状態です。
1人か2人助っ人を呼んで試合することです。
9人ジャストじゃ不安な場合は運営者が控えに回るのが理想となります。
このとき、もっと人を呼べとレギュラーから出たら、そのレギュラーを控えに回してもいいか?と許可を取ります。
それでもかまわないと言われれば、呼んでOKです。
ただこのレギュラーから人を呼べという意見は2度と出ません。
試合に出ないことのつまらなさは、出ている人にはわからない。
わからさせてあげればいい。
出席率80%以上の選手が6人ほどいるのが理想です。
そういうチームならなんとかなります。
これを切るようでしたら、出席率80%以上の新人を入れる。
9人そろっちゃえば、もうけもの。
7人ならOKとしましょう。
ありがとうございました。