2013
Nov
07
4
勝つこと成功することが怖い・・・
次も当然勝つだろうと思われてしまう。
期待は期待でなくなってしまいます。
勝てばそんな重圧とプレッシャーを戦うことになります。
いつもいつも進化しなければならない。
まわりの予想を超えていかないとならない。
その能力に責任を持たなければいけない。
だけど本当は自分にそんな力はなくて運が良かっただけ。
勝てば勝つほどつらくなる。
そして何より結果が出なかったときに、どう責任を取っていいかわかりません・・・・・
期待は期待でなくなってしまいます。
勝てばそんな重圧とプレッシャーを戦うことになります。
いつもいつも進化しなければならない。
まわりの予想を超えていかないとならない。
その能力に責任を持たなければいけない。
だけど本当は自分にそんな力はなくて運が良かっただけ。
勝てば勝つほどつらくなる。
そして何より結果が出なかったときに、どう責任を取っていいかわかりません・・・・・
数年前、私もそうでした。
試合が始まる前は恐くて恐くて。
このプレッシャーとこれからも戦っていくのか?
このプレッシャーを感じるぐらいなら野球やめたい。
そんな気持ちで試合。
結果勝つ。
この瞬間はたまらなくて野球をやっててよかったと笑えるわけです。
だけどまた試合が近づくとプレッシャーにつぶされます。
楽しもうなんて口から出まかせで勝たなきゃ面白くないわけです。
責任も取らなきゃいけないし・・・・って思った時にわかったんです。
どうにも責任とれねーじゃん!
それに負けたときに私を責める人は誰もいなかった。
みんなが俺が悪いって言っていた。
わかりますか?
このチームは負けるたびにミスした人間ではなくて、それをカバーしきれなかった自分自身を責める人たちだった。
たくさん優勝してしまうのがわかるでしょ?
このチームにいることが誇りであり財産です。
もうひとつのチーム・・・
これは会社のチームですが、そこそこ強豪で優勝経験なし。準優勝なんと5回のチーム。
忘年会は、もっと~~したらのオンパレード。
優勝には何かが足りないからと思っている。
最後は「俺たちは弱い。楽しくやろう」ってことで終了。
これはこれで、また味があっていい。
さすが私が4番を打つチームです。
この間、負けたときに監督から言われたことでハッとしました。
「おまえら、ちょっと実力があるからって自分で決めに行きすぎじゃねえか?野球やろうぜ。
お前らの力なら今日の相手は勝てるだろ?本気でやってくれや」
うん、その通り。
私は4番としてマニアっちのように1発ガチコーンやろうといつもしています。
ところが優勝チームでは2番なわけです。
セフティもやるし、徹底した右打ちをします。
出塁率、打率が格段にこっちの方が上です。
本気じゃないんです。
責任も取れません。
ようするに責任が取れないし、勝つか負けるかわからないわけです。
いやいつか必ず負けます。
そのときにやれることはやっておこうということです。
シンプルにそれしか出来ないんです。
素振りをしたり、前の日にバッティングセンターで感触をつかんでおいたり、2時間前に球場入りして入念にアップする。
ストレッチで怪我をしない体づくり。
準備、準備、準備です。
戦略も練ってちゃんと戦う。
やれることをやったら起こることしか起こりません。
結果についてはあきらめる。
その結果負けていたら、次、勝てるような準備をするだけです。
練習は義務になる・・・
最後に大事な点です。
義務のように練習するならやめてください。
楽しいからやるんです。
プロじゃありません。
楽しむための草野球であり、あなたの趣味です。
走り込み・・・いやこの言葉がいけません。風を感じるにしましょう。
自分が苦しくて風を感じないときは、すぐ歩いてください。
まわりの草木、花を見て「きれいだな」って言葉に出して幸せになったらまた走る。
ここだけは丁寧に丁寧にやることです。
苦しみからは何も生まれません。
苦しくなったら丁寧に心を戻すこと。
素振りやバッティング練習もそうです。
鳥の声を聞いてますか?
夜だったら虫の鳴く声です。
自然とひとつでいることです。
手が動いて足が動く。
目が見える。
この辺を感じながら精神を崩さないことは大切です。
はっきり言います。
苦しい苦しいと思いながらやるのは簡単です。
しかも無意味です。
どうですか?やっている方はわかるはずです。あぁ無意味だって思ったでしょ?
結局試合でも苦しくて勝っても苦しい状態となります。
なんのために草野球をするのか?
目的は自分が好きなことをして幸せになるためです。
だったら学生じゃありません。
やらされる練習もありません。
自分で選べるのです。
苦しみを選ばないこと。
大人の遊びです。
しっかりと楽しめるように普段の練習、行いから丁寧に整えて行きましょう。
ありがとうございました。