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信じてもらうことの効果

kage

2014/03/24 (Mon)

どうしても成功のプロセスには、他者の力が必要なようです。

さて前回「才能を開花させる方法」で取り上げた信じる力。

続きがあります。



松井秀樹さんは巨人では最初は3番固定だった。
だけどいつか4番になってもらいたい長嶋監督の気持ちもあり、4番にするが松井さんは不振になり3番にすると打つ。
だから中々4番に出来ずに3番起用の試合が多かった。

ある年、長嶋監督は決めます。

4番から外さないと。・・・・・・・

松井さんはいつも通り不振になった。
でも代えなかった。

絶対に4番バッターになってくれると信じて使い続けた。
結果は皆様が知っている通り、日本を代表するバッターになり世界でも活躍する打者となりました。




日本ハム4番、中田選手も栗山監督に「翔を信じる」と言われ、どんなに打てなくても使い続けて見事4番になった。


これってすごい話なんですよ。
長嶋監督も栗山監督も、もしもそのまま打てなくてシーズンが終わることも十分ある中で使ったんです。
4番が打たないシーズンがあったら、間違いなくBクラス。
監督責任で首です。
マスコミにもボコボコに叩かれる。

これが失敗に終わったら野球界にはいられないかもしれない。
逸材を壊すと同時に自分の職も失うわけです。

ふつうの人ならば、結果を残してくれるポジションに置き成績を残すことを最優先します。


この信じるプロセスで人は育ちますが、必ずしも成功しない。
だけど信じるプロセスを踏まない選手は飛躍しない。
だからすごいんです。


自分の首をかけても信じてもらえるような人にならなければ、自分の才能は開花しないのです。


まちがいなく一人では無理です。


監督に嫌われて使ってもらえなかったと言い訳をしておきますか?
それとも信じてもらえる選手になりますか?













亡き父のチームで経験した信じる力・・・






いろんなところから選手が集まってきました。
甲子園経験者や名門高校出身者などなど。

だけど勝てない。


発足当時は勝てなかった。



あきらかに格下に負けまくった。

だけど父は何か選手に言うことはありませんでした。


ある食事会の挨拶で父はこう言った。

「君たちは私が20年ほど監督生活をしている中で1番強い。たぶん私が何か手をくださなくても、その辺の大会ならば全部優勝してしまうだろう」


2年、3年と立ち4年目には初優勝。
その後も優勝をたくさんしました。

本当にいった通りになった。


このセリフを言ったのが1回戦負けをした後だから、おもしろい。
信じる力の記事を書いていて、たまたま思い出しました。














信じてもらうには・・・






信じてよ~って言っても無理なんで、他人を信じましょう。
仲間を信じましょう。


お前なら必ず打ってくれる。
お前なら取ってくれると思っていたよ。




落合監督は英智選手が凡フライを落として負けた試合でこうコメントしています。
「あいつが取れないなら、誰も取れないよ」



エラーされても「お前がエラーしたなら、俺は納得する、たぶん俺が守っていてもエラーだよ」
打てなくても「お前が打てないんじゃ、たぶんいい投手なんだろうよ」

そう言って信じてあげよう。
いつだって全面的に信頼しよう。


その投げかけが返ってくる。



最後に言いたかったことは、もっと信じ合おうってことです。
俺が俺がってなることはない。
野球は後ろにつなげば、攻撃は終わらないんです。

あと10秒、急げってことがあったら教えてください。
ないですから。
後ろのバッターを信じてつなげてあげる。


信じる力はすごいんです。

ありがとうございました。




前回記事
「才能を開花させる方法」です。
ご覧になっていない方は合わせてご覧ください。
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この記事へのコメント

kage

背番号25さんへ

記事が出来上がりました。
「出会いと別れを乗り越えて」です。
ご覧ください。

ありがとうございました。

Posted at 01:34:11 2014/03/29 by 火の玉ボール

この記事へのコメント

kage

背番号25さんへ

背番号25さん、こんばんは。
記事更新で返信しますのでお待ちください。
ありがとうございました。

Posted at 20:21:28 2014/03/27 by 火の玉ボール

この記事へのコメント

kage

春の別れ

火の玉さん
おはようございます。記事に関係のない事ですが、相談させて下さい。心の落ち着け方と整理に少し困惑しております。
会社の同僚(先輩)が4月いっぱいで退職する旨、本人から告知ありました。彼は私の人生にとても大きなインパクトを与え、仕事はもちろんプライベートでも絶大なる信頼をおけるパートナーでした。

今はまだ会社にとって大きな貢献はできていませんが、我々の世代になったとき、必ず陽の光が当たるポジションになることが自分には見えていました。
彼もそのようなビジョンを垣間見て、近い将来の互いの役割について語ったこともありました。ただ現実を打開するには転職するしかないと家族で決めたようで、試しに受けた採用試験で合格…。その事を告知している時、複雑な心境だったようで涙していました。
彼が決めたことがだから応援してあげたい気持ち。それとは別に一緒に仕事を頑張っていく夢が朽ち果てたようで、何とか引き戻したい気持ち。複雑すぎます。
こんな時、心の置き場所はどうしたらよいのでしょうか?

他人を変えることはできないので諦める、火の玉さんはそう言います。どうにもできないことがあること、痛感しています。受け止め方がわかりません。
これは自分が成長するための試練でしょうか?

彼から、最後に『お前に出会えてよかった。今までありがとう。』と言われました。人の縁って大切ですね。私も彼に感謝してます。

何となく…この人とはまたどこかで一緒に仕事する予感もしてます。なんの根拠もありませんが。
相談ベースに書いていたら、少し心が軽くなったかもしれません。独り言っぽくなってすいません。

Posted at 09:42:42 2014/03/26 by 背番号25

この記事へのコメント

kage

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Posted at 21:52:22 2014/03/25 by


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