2014
Jun
14
4
物を買ってもため息しか出ない理由、教えます。あなたはこうすれば満たされる。
ありとあらゆる物を買ってみてわかったことがある。
ため息しか出ないんですわ。
だから何って話です。
最初は嬉しいかもしれない。
だけど2週間もたてば元通り。
そんな経験ございませんか?
今日は人間のどうしようもない習性でそうなっちゃう、面白いお話しをします。
車をいい匂いにしようとして、芳香剤を入れてみた・・・・
ため息しか出ないんですわ。
だから何って話です。
最初は嬉しいかもしれない。
だけど2週間もたてば元通り。
そんな経験ございませんか?
今日は人間のどうしようもない習性でそうなっちゃう、面白いお話しをします。
車をいい匂いにしようとして、芳香剤を入れてみた・・・・
2週間たつと車の中は元に戻り、芳香剤の効力は切れる。
私は20歳の頃、車を買った。
女にもてようと、あれはバニラだったかな?
思い出した!ココナッツです。
サーフ系の車から出る流行りのココナッツの香り。
こいつにサーフボードを積んでおけば、サーフィンやってるハッタリがまかり通るわけです。
2週間たつと、ココナッツの匂いが切れたと思ってた。
私は芳香剤をたして、また香るココナッツ空間に安心した。
だけど、また少したつと匂いは無くなる。
これはまずい。効果が切れるのが早いと思いながら、また葉っぱ型のココナッツの芳香剤を買い、車に入れる。
かれこれ、葉っぱが6枚ぐらい車に入っていた。
これでどうなったかわかりますよね?
車から出たら、私はココナッツマン。
むしろココナッツに火の玉がついているんじゃないかってぐらいココナッツマン。
だけど私はまったくわからない。
そうです。
鼻が慣れたんです。
人間はそこにあるのに、それが当たり前にあるとないように感じてしまう。
より大切な物ほど、あるのになくなっちゃうそうです。
簡単に言えば草木がきれいだと感じたり、いい天気だなって日差しと青空に満足することが無くなるかのように、それはいつもあるのにない。
奥さん、子供もそう。
そばで笑ってくれるだけでよかったはずなのに、いつの間にかいろいろなことを要求してませんか?
どうしてもいなくなってから気がつくんだけど、これも人間の習性で仕方ない。
手に入れたら、それはあるのだけれど無くなる。
慣れて、いずれは、見えなくなるらしい。
我々はそうやって不完全に作られたわけです。
そこを受け入れよう。
私は、たいしたことはないんだって。
完璧じゃないから許すんです。
自分だってダメなときが必ずあるから。
錯覚ですよと教えてもらっても、どうしても錯覚の方が見えてしまうのが私たちです。
さて今日の本題・・・
物は買うより思い出を買おう。
喜びを買おう。
感謝にお金を払おう。
クラシックコンサートや旅行、ミュージカル、映画。
おみやげ、誰かの好きな物(プレゼント)。
いつもありがとうの贈り物。
簡単に言えば自分の手元には何も残らないものを買うと、あなたを満足させる。
記憶に残るから。
あのときは楽しかったなって。
人生のストーリーをとても魅力的にしてくれる。
私は小銭入れを買った。
2万円。
これもステータスだと思ってた時期です。
だけど今、それはない。
100円ショップで買った小銭入れと変わらない感情でそれを使っている。
出すたびに、「よっしゃー高級小銭入れ、やったぜ」って言う感情はもうない。
100円の小銭入れと何も変わらない。
同じなんです。
物はむしろ、買わなきゃよかったと思うことの方が多い。
じゃあ、買ってよかったと思うものって?・・・
それを買って、どんな思い出が作れたか?
思い出が作れたらハッピーになる。
ビヨンドマックスを買って、ヒットを打ち、最高の晩酌が出来た。
今でも思い出す、逆転タイムリー。
火の玉さん、ありがとうみたいな話です。
私が勧める商品は全部これが基準。
手に入れて、だから何ってならないのが野球用品だったりする。
基本は「これを手に入れたら、どんな思い出ができるだろう」と考えればいい。
きっとあれやって、これやって楽しいだろうなって思えたら買い。
次は喜ぶ顔・・・
子供が大好きだって言っていたチョコレートケーキを買っていく。
奥さんが好きなプリンやアイスを買っていく。
そこで言われる「ありがとう」・・・はっきり言えばこれがすべて。
私がブログをやらせてもらっていて、お金も何もいらないのは、あなたからの「ありがとう」のおかげです。
無料なのも「ありがとう」をもらえるだけで、価値的には100万円の札束が降ってくる感覚です。
やった、やった、お祭り騒ぎになる。
おみやげを買っていく。
何かをあげるためにお金を使うことは、相手にもらうよりも満たされることなんです。
宝くじに当たった人がなぜ孤独か?・・・
宝くじに当たったら、何をしますか?
これを言われたときに、ベンツを買って豪邸を建てて、バカンスを過ごしてラスベガスでカジノ。
こんなことが思いつきませんか?
それをやるわけです。
自分の手元に残るものばかり買い、自分の気持ちが満たされると思うことをする。
その結果、それをいくら手に入れても、ココナッツの匂いは無くなって、また買って、しばらくすると「あれ?ない」
いつまでたっても満たされることはなく、幸せはそこにあるんだ、だからもう1回買おうと言う状態になるのです。
だから人間的に、「あのときは楽しかった」これです。
「喜ぶ顔が見れて良かった」
こうやって脳に記憶としてとどめることが出来たら、勝ちです。
同窓会で、あのときのお前の逆転タイムリーの話がいつまでもされるのも勝ち。
学生さんへ。
その日々は無駄じゃないよ。
他の友達を見れば、女と遊んで楽しそうだけど、そんなこと2週間たてば忘れて、思い出せないからまた、遊ぶだけ。
君が白球を本気で追いかけた日々は、本当に君を支えてくれる。
思い出になるんだ。
まわりに人より、君の方が絶対幸せ!ほんとうだよ。
人間は不完全。人生の満足度は、どこかのお金持ちよりも君の方が絶対に高い。
最近、ようやく強がりなしで言えるようになりました(笑)
今年のゴールデンウイークは6日間、娘のバスケット応援でした。
だけど、それが今までのゴールデンウイークで1番最高だった。
なぜか?
思い出になったからです。
手紙で「お父さん、ありがとう。大好き」ってもらったし(笑)
忘れられないゴールデンウイークになりました。
幸せってそんなところにある。
ベンツに乗って南の島でバカンスしてもそれは来ないらしい。
買って後悔するものよりも、買ってよかったと思える買い物を。
ありがとうございました。
今回、この記事を作るにあたって、コロンビア大学のエリザベス・ダン先生の研究結果に確信が持てて参考にしてます。
読むともっと深まります。
よかったら思い出にどうぞ。
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