2014
Jul
18
7
盗塁でトップギアに入らない原因。
盗塁の時にギアがMAXになりません。
あれ?あれ?前に進まない!って状況なんです。
瞬発力を引き出すトレーニングって何かありますか?
これもいい質問です。
30歳を過ぎて、これはどういうことなんだと経験済みでございます。
私の今出ている答えと初心者には必見の情報をお届けできると思います。
実はこのカラクリは簡単です・・・・
野球って実はずっと中腰なんです。
腰がたかーーーいっなんてよく注意されてましたよね?
少しももが曲がった中腰状態でプレーを続けるから走り込みっていうのが重要なんです。
膝が立ってしまうとエラー。
打撃でも少しだけ曲がって、ももの内側に力が入った状態で打たないと飛ばない。
フライ。
初心者にはなんで?って思うことだと思いますが、ボールが揺れます。
この揺れを無くすために、かかとから着いて走るんです。
体を縦に揺らさないで、かかとから着いて真っ直ぐに電車が走るようなイメージでボールを追うことで、フライのときの揺れを無くしています。
これ常識なんですが、意外と教えてもらってないです。
フライを追うときも腰は低く、忍者のように足音を立てないようにかかとで走るわけです。
中腰でかかとから走る。
かかとから着いて動く。
これ下半身がないと出来ません。
だから年と共にエラーは増えるし、回を追うごとにエラーやドラマが起きます。
野球経験者の場合、本当にスタミナが切れて、足がけいれんしてしまった場合、バット一振りで足がまたけいれんします。
ボール1球、取るだけですぐけいれんします。
ファースト送球も無理。
投手なら1球も投げれません。
そのぐらい足をいじめているということです。
さて本題の盗塁・・・
これも進まない現象の原因はこれってわかっちゃいました。
私も30を過ぎて、あれ?その場で足踏みしてるのか?ってぐらい進まない経験がございます。
これ何でか?
体が完全に起きあがっちゃってるんです。
起きあがって、気がついたら陸上選手のように胸を張って、つま先で走ってる。
これいいことです。
ふつうは。
だけど野球は違った。
というより30歳から、走り込みをしていない草野球人は違うみたいです。
学生のころや20代は無意識に出来ていたから気がつかないだけです。
塁間27mですよ。
50mもないんです。
トップスピードになるわけないんです。
コツは低いまま走るということです。
リードを取ります。
そのリードを取った胸の高さ。
そのまま、ダダダダダダっと走り、ベースにザザザーが盗塁。
言ったらスタートがすべてです。
スタートでドカーンと出たら、もうスライディングなんです。
陸上のように走るのは、下半身が弱くなったからです。
中腰のまま2塁へ行けなくなったんです。
私、これに気がついて、低いまま行ってみました。
納得です。
これこれっていうスピード感が戻ってます。
たぶん、胸を張って陸上のようにトップスピードになる頃にはベースに着いちゃうかと。
それで、あれ?遅いと感じるようです。
瞬発力はスタートだけです。
あとは低いまま走り切れる下半身です。
私たち野球人は低く練習してきたために、けつがでかくなりました。
それもあって、低くなると速く走れる筋肉がついています。
低くなれば地面を蹴れる自分がいます。
あっここにいたんだ!
いなくなったわけではありません。
衰えと共に体が勝手に楽をしてしまっていることで、本来出せるスピードを出せなくなっただけです。
結論はやっぱり走り込みです。
やらされていたからか、勝手についていた筋肉。
なくなるとわかる大切さ。
まるで昔付き合った彼女のようです。
趣味のレベルならば、たいしたトレーニングをしなくても低さだけ意識すれば、1本か2本は盗塁できます。
万が一、肉離れしたら、火の玉方式でサポーターをつけながら走ればOKです。
ありがとうございました。