2014
Aug
22
11
あなたの大嫌いな人は、実はあなたの憧れだった?
嫌いな人を相手にするなというけれど、嫌いな人はもう一人のあなたです。
もっと言ったら、あなたの憧れでもある。
よく他人は心のうつし鏡って言われたり、あなたが投げかけた物が返ってきている結果だとか言われているけど1番腑に落ちたのは「憧れ」であった。
だってやさしくすれば、やさしさが返ってくるって言うからやってみる。
けれど返ってくるのは、やっぱりその人に対してのいらつきでしょ?
私は大嫌いな人がいて、その人を見ながら、わかっちゃったことがある・・・・・
もっと言ったら、あなたの憧れでもある。
よく他人は心のうつし鏡って言われたり、あなたが投げかけた物が返ってきている結果だとか言われているけど1番腑に落ちたのは「憧れ」であった。
だってやさしくすれば、やさしさが返ってくるって言うからやってみる。
けれど返ってくるのは、やっぱりその人に対してのいらつきでしょ?
私は大嫌いな人がいて、その人を見ながら、わかっちゃったことがある・・・・・
人間には、自分の得しか考えないタイプがいる。
ふつうはギブ&テイク。
人は受け取ったら返す。
まれに受け取って受け取って受け取って、自分だけって人がいるんです。
与える人は食い物にされて、つぶされる。
成功する人はギブ&ギブだと言われているけど、私の言う嫌いなタイプを見極められなければ、全部むしり取られてあなたは終わり。
私自身、その見極めについては完璧ではないから、とりあえず間違わないように、離れておけばいいと書いてきました。
例えば、キャバクラぐらいなら行ってもいいよという女性がいる。
だけどそれは嘘で、「ほんとうは嫌だった」と後でぶちまけられることは、よくある例ではないでしょうか。
だから成功法で「行っていない」と嘘をついておけばいい。
わざわざ、不快になるであろうことを伝える必要がないのです。
女性全体を見れば、その出来事でいい気分の人はいないわけです。
本当に行っていいのか?本当はダメなのか?わからないから成功法を使っておくという話です。
私の嫌いな人・・・
話がそれました。
それで私の嫌いな人は、自分の利益だけを考える人で、私も食いつぶされそうになった経験があります。
いくら助けても、「次はこれやって」だった。
甘えられるだけ甘えて蜜を吸い取る。
私はその人から離れた。
今でもその人のスタイルは変わらない。
まわりの人は、翻弄されて最後にはあきらめる。
あいつだからしょうがない。
そしてまた甘える。
いいよ、俺がやるから。
ほんとに~わるいね~。じゃあ俺は帰るからさ~。
このタイプを見て口から出た言葉に驚いた・・・
私は自分の口でこう言った。
「いいよな~。あの人は失敗しても怒られないし、プレッシャーもない。競争だってない。それなのに年だけ食って年収は600万。いやありえないって。あれでいいなら生きてるだけで丸儲けだわ」
たぶん私はこの先、あの人の年になって年収800万取ったとしても、600万のあの人には負けていると思うだろう。
なぜなら、私は一生懸命仕事をして800万のはずで、あの人の出来高で600万ならば、もらい過ぎでくやしいと思うはずなんです。
このとき、私はハッとしました。
あれ?うらやましいわけ?
プレッシャーもない。競争もない。落ちるところまで落ちているから失うものがない。
楽に自由に生きているあの人がうらやましい。
実はやりたくても出来ないことを平気な顔でやっていて、ちゃんと人生を成立させているから、その人を妬んでいたんです。
だから、見ているとイライライライラしてる自分がいる。
くやしいんです。
自分がやりたくても出来ないことをやっているから。
以前、私に質問した方でこう言った人がいました。
「何が楽しいんですかね。偉い人には媚を売って、下の人には、えばりくさる」
この人もどこか、こんなことをやってみたい自分がいるけれど、とてもとても出来ないから、そのことにイラついている。
出来たらペコペコして、上手いこと立ち回りたい。
だけど、それは自分には出来ない。
その恥ずかしくて出来ないことを平気な顔でやってる、お前はなんなんだ!という心理があるかも?しれません。
ちょっとだけ嫌いな人を思い浮かべて自分に聞いてみましょう。
あれ?あの人は奥底の俺自身?もう一人の自分かも?ってなるかもしれません。
もうひとつ、お好み焼きの話・・・
そんな視点で見るとおもしろいことがわかります。
「中道の少し上65点を歩くのが1番幸せ」という記事で出てきたスーパーO型な3番バッターのことを大嫌いな人がいます。
ひややっこを頼んだ時点で、もうむかついている。
どんな人か?
この人は、ものすごく気がきく2番、7番を打つバッター。
自己犠牲の人なんです。
空気も読めていて、笑うところでは笑い、真剣なところでは黙る。
まず外さない人。
だから許せない!
おまえ、ひややっこってなんだよって思ったらしい(笑)
この話、続きがあります。
3番O型が、やっぱりお好み焼き食べますと2番に告げた。
2番はせっせと焼いて、1番おいしい状態で彼にお好み焼きを渡した。
そして3番は会計の時まで、そのお好み焼きを食べなかった(笑)
やっぱり食べますと言って、食べない。
そしてそのことについて一言も言い訳しない。
何よりイラついている2番に気がついていないのです。
まあ2番の負けですわ(笑)
こういう奴だってわかっていて、焼いてあげちゃったんだから。
もしもこの場面、2番が食べる側ならば、下痢してでも食べたでしょう。
「先輩の焼いた、お好み焼き最高です」の一言も添えて、ちゃんと空気を暖めたはずです。
こういうことです。
なんで嫌いのなのか?
人に気を使いすぎて、考える人だから、もっと悩まないで好きなことをやりたいと思っている奥底の自分がいるわけです。
で、目の前に3番スナフキン。
許せないのと同時に、どこかであぁなりたいと思ってる。
だけどそれが出来ないから、そんなスナフキンがうらやましいというのが答えです。
そうか、だから鏡なんだ・・・
だから私は平気でネガティブなことを言えてしまう、あの人が嫌いなわけです。
それはネガティブなことは口にしないと決めていることによって、奥底の自分はネガティブなことを言いたいと思っているからなんです。
全部、見事にうつされちゃったわけです。
気にならない存在にするためには。
その人を受け入れ、許すためには。
自分を許すことだったんです。
ネガティブなことを思ったら、言ってもいいんだよ。
言い過ぎはよくないけど、言っていいよ。
仕事、失敗してもいいよ。
期待されてるかもしれないけど、答えられなくてもいいよ。
勝つことを目指すけれど、負けてもいいからね。
全力でやったんだろ?じゃあいいよ。
緊張して体が上手く動かなかった。
あぁそれがその日のベストだったんだ。だからいいよ。
いろいろな自分を許してあげたら、私の嫌いな人がす~っと自分のなかに入って行った。
すなわち受け入れた。
もう一人の自分なんだとなり、その人を自分の一部することが出来ました。
えっ?じゃあ好きになったの?
いいえ、嫌いです。
自分のその部分は嫌いです。
結局、そうなりたいけど出来ないことですから。
じゃあどういうこと?
自分が完璧じゃないって認めたってことです。
自分がそういう部分を持った人間で、日によっては嫌な奴だったりするけど、まあいいかってなれました。
かっこつけないことで、もう1cm心が軽くなるという話でした。
ありがとうございました。