こんなチームは消える

2014/11/11 (Tue)
火の玉ブログにハマったのは、「こんなチームは消える」系記事を読んだあたりからです。もっとあれば、教えてください。
そっか。そこでしたか・・・
じゃあ、今までの運営記事を読んでいる前提で、新しいお話をします。
簡単に今までの運営法は心の運営・・・感謝と愛です。
実力主義はやめなさいと書いてきました。
実力を兼ね備えた人間性を持つ選手はいい。
だけど実力だけの選手は使っちゃいけない。
勝つことは大事だけど、草野球チームに大切なのは存続であることを運営者は忘れちゃいけない。
道具運び、雑用、メール返信。
人間としての誠実さを持った人間を「使う」という行動で感謝を伝えなさい。
そのうえで実力がある人がたくさんいるといいね。
口先だけで「いつも、ありがとう」で試合は使わないのは、葬式にも来ないで香典も払わずに「大変だったね。大丈夫」と言っているのと一緒だと書いてきました。
さて、今回は新しいフレーズです。
「やさしさ」です。
これどこにも書いてないから、間違えてるのかな?
でも間違いない気がするんです。
夫婦関係でも、間違いなく男側の「やさしさ」がなくなったからダメになったんです。
だって言うでしょ?
「最初はやさしかったのにね」
吊る前は、とてもやさしい。
吊った後は?
奥さんが冷たくなったわけじゃない。
子供が生まれて子供ばかりに行ったわけではない。
原因はあなたにある。
あなたがやさしくなくなったから彼女の気持ちが離れて行ったと思っていい。
このケースは結構多いんじゃないかな?
愛だと大きすぎて見えない。
愛してるって表現は実にあいまいで、何を持って愛が伝わるかわからない。
もっと細分化した「やさしさ」です。
チームに入る前は「頼むよ、君が入ってくれれば・・・・」とやさしくやさしく勧誘する。
入りたてのときは「飯食いに行く?おごるよ」
試合中でも気にかけて「ナイバッチだね。すごいよ。そこにアクエリあるから飲んでから守備に行けよ」
いつしか居て当たり前になったら、次の女へ(笑)
女性は、やさしいあなたに惚れたんだよ。
選手はやさしいあなたの下なら、やってもいいと思った。
ちょっとした言葉なんです。
風邪気味だったり、二日酔いならば「大丈夫?」って一言。
どんなにきつくても「やれます」って言うのが選手だから。
指導者は見極めて、交代させないと選手をつぶしちゃうわけです。
だから代える気なくても「大丈夫か?」って言ってあげるやさしさを持とう。
「がんばれ」じゃないよ。
人は放っておいても頑張るから。
みんな自分なりに考えて全力で生きた結果が今なんです。
その結果、ニートだったりするけれど手を抜いてきたわけじゃない。
だからさ。
許してやろう。
「大丈夫か?無理すんなよ」(お前のことを大事に思ってるぞ)を伝えるんです。
他にもいろいろないたわりの言葉だったりねぎらいの言葉はあるかと思います。
どうぞ出逢ったとき、そのままの「やさしさ」で愛をばらまきまくってちょうだい。
いつも言うけど、変化しよう。
いつからだって遅すぎることはない。
よりよい愛に満ちた人生にするために昨日と一緒じゃダメですよ。
変わるなら「今」
あなたが私の言う心の運営の代表に「今」から変わるなら、選手がうらやましいです。
そんな人が代表をやってるチームなら、私だったらやめたくない。
ひとつ、ひとつに集中する。≪ | HOME | ≫良い方を取る
この記事へのコメント

テツさんへ
テツさん、こんばんは。
それでも「お前のやり方、気に入らんー」って言って出ていく人もいるし、幽霊部員もいるし、反抗的に欠席してる人もいます。
理由は、9枠しかないからです。
行動感謝は9枠しかないから、一生懸命やってくれてる人が10人以上いると、やっぱり不満が出て返せなくなる。
ここは仕方ないとしていくしかないです。
完璧なチームは作れないから、ある程度選手にも我慢してもらう。
人間性の高い集団を作らないと存続できません。
だからこそ、1番使っちゃいけないのが「上手いだけの人」
女とデートがあれば、そっち優先。
出欠返信は遅い。
年会費や忘年会のお金のことになるとルーズだったりすると空気が乱れます。
代表はこの空気を大事しないと大変なことになります。
あとで「大火事だー」ってなっても消せなくなるので、早めに処置して「なにやってもいい」という勘違いを無くさせるのも努めです。
調子に乗ってるならむしろ「辞めていいよ、使う気ないから」ってスタンスを取って嫌われていかないと成り立たなかったりします。
とにかく勝つことではなく、存続です。
出る杭は打つし、人間性の高い人で構成していくチームが結局は勝つのです。
使ってくれてありがとう、来てくれてありがとうの相互効果がなければ潰れます。
お互いに「愛」
す~ぱ~愛です。
モーメントで計算したとしても「愛」の比率20倍にしとかないと、どんっどんっ潰れます。
謙虚で礼儀正しくて、人の嫌がることをして、いつも前向き、ポジティーちゃんで上手い人がいい。
この説明でも上手いが最後です。
野球は個の集まりだけど、チームで戦うとすごい力になるスポーツです。
エース様を称えまくるバックとバックを頼ってるスーパーエースがいればいい。
場面によっては、9番にすべてを託すのが野球です。
そのとき、這いつくばってボールを避けないでデッドボールを取ってガッツポーズするならば、次の1番が答えてくれる。
たまらないです。
Posted at 17:41:22 2014/11/13 by 火の玉ボール
この記事へのコメント

こんばんは、テツです。
火の球さんのチーム運営に関する記事、改めて納得ですね。技術でも勝敗でも知名度でも無い、もっと根本的なことですね。
うちのチーム、若いお兄ちゃん監督ですが、なかなかのしっかり者です。以前お話ししたチームCのメンバーの出場機会を増やすためダミーチームを設けた関係で試合数が大幅に増え、それだけ管理が大変になったにも関わらず、出欠管理・リーグや連盟会議への参加・抽選会への参加・審判講習会への参加など...全部1人でこなしています。 自分もアメフトで経験しましたが、プライベートの時間を削らないと処理しきれない... それもチームへの思いがそうさせているんだと思います。
試合・練習・合宿などチーム運営でいろいろ疑問が湧くので、時々メールで質問し、時には長文になることもありますが、いい加減な返事ではなく全てちゃんとした回答が返ってきます。 病気・失業・家庭事情などで休部または欠席しがちなメンバーにも定期的にメールし、たまに顔合わせた時にも声掛けする。 他のメンバーと同じく仕事も家庭もあって忙しい身なのに、きちんと対応する姿を見て「あぁ、この監督なら安心してついていけるな。」と思えます。
なので、「今度の試合、人数が足らないので誰か強力して下さい。」と頼まれれば「オレも忙しいけど、時間限定で何とか参加しますよ。」と応えるし、「連盟からスポンサー獲得のノルマが課せられたので、誰か一緒にスポンサー開拓しませんか。」と野球の練習・試合に関係ないこと言われても「オレで良ければ」と応じ、一緒に街中の飲食店に飛込み営業したりします。たとえ、飛込み営業などほとんど成果が出ない・断られるとわかっていても...
チームの運営って、野球の技術力・チーム力の強い弱い・人数の多い少ない・知名度・ノウハウなどの何よりも、人に対する包容力・細やかさ・気遣いなどがはるかに勝りますね。
まさにチームの運営=「心の運営」ですね。
Posted at 22:16:08 2014/11/12 by テツ
コメントフォーム

この記事へのトラックバック

この記事のトラックバックURL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)